「将来について“心配していなかった”といえば嘘になる」コナー・ギャラガーが語る契約延長&チェルシー残留の決め手

「将来について“心配していなかった”といえば嘘になる」コナー・ギャラガーが語る契約延長&チェルシー残留の決め手

2023‐24シーズン、チェルシーで一番キャプテンマークを巻いて試合に出場しているのが、アカデミー出身のコナー・ギャラガー(23・イングランド・MF)。

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一昨シーズンはクリスタルパレスにレンタル移籍し、8ゴール・5アシストとプレミアリーグで結果を残し、昨シーズンチェルシーに残留。レギュラー争いを行っていたが、中々自身のストロングポイントをアピールすることができずにいた。

しかし、今季からマウリシオ・ポチェッティーノ監督が就任したことで、彼の役割が明確になり、中盤で素晴らしいパフォーマンスを披露。サポーターの心をしっかりと掴んでいる。

アカデミー出身のマウントやロフタスチークが移籍した中で、ポジション争いを行うことを決め、残留したギャラガー。そんな彼が、チェルシーとの契約延長、残留の決め手、エンソ・フェルナンデス&モイセス・カイセド、ロメオ・ラヴィアらとのポジション争い、昨シーズン不調だったチーム状況などについて話をした。

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「(今夏の移籍期間は)最初から最後まで、クレイジーな時期だったと感じている。でも、ポチェッティーノ監督と話をしたときに、選手として僕のことが好きで、計画に含まれていると言ってくれた。その時は、本当に嬉しかったんだ。

もちろん、自分の将来について『心配していなかった』といえば嘘になる。トッププレーヤー(カイセド、ラヴィア)が自分のポジションにくれば、自分の出場機会が少なくなると思うからね。でも、自分が十分であることを証明しようという決意がさらに強くなったし、このチームでプレーをするのに十分な能力があること示す準備ができているのか、確認する必要があった。そして、今シーズンはそれができていると思っている」

ここまで公式戦15試合全てに出場し4アシストを記録、リース・ジェームズ&ベン・チルウェルが怪我で不在が続いていた中、最多となる6試合で主将を務めており、チームに欠かせない存在となっている。現在2025年夏までの契約となっているギャラガーだが、契約延長については楽観的だ。

「チェルシーが私のクラブであることは誰もが知っているし、私はここでプレーすることが大好きなんだ。ファンは素晴らしいし、今はとても気に入っている。新契約については、きっと自然に解決すると思っているよ。

昨シーズンは、自分が先発するかどうかもよく分からなかったし、何が起こっているのか、どのチームに行くのかもよく分からなかった。チームには選手の数が多かったからね。でも今は、先発出場を期待して試合に臨めているし、精神的にもリラックスして、パフォーマンスをする準備ができている。良い気分だよ」

自身の立場が明確になったことで、より集中して試合を戦うことができていると話したギャラガー。精神面が安定したことで、パフォーマンスを十二分に発揮できているようだ。

-イングランド代表でも出場機会を増やす-

クラブで充実した日々を過ごしているギャラガー。その活躍により、今回もイングランド代表に招集。10月のオーストラリア戦では初先発を果たし、勝利に貢献。ユーロ2024予選となるマルタ戦(11月17日)でも先発出場することが予想されている。

「カタールワールドカップのメンバーに選出されたことは予想していなかったけど、もうそんなことはないよ。だってあの時はチェルシーでもあまりプレーできていなかったし、厳しい時期を過ごしていたからね。

でも今は、自分の能力に自信を持っている。1億ポンド以上の価値があるミッドフィールダーと一緒にトレーニングをしているし、共にプレーをすることは良いことで、僕の現状を示しているんじゃないかな。チェルシーのようなトップクラブにいるからこそ、そういったことが得られている。イングランド代表でももっとプレーをして、チームのより大きな一員になれることを願っているよ」

中盤で攻守共に素晴らしい働きを見せ、怪我での離脱もないギャラガー。クラブはもちろん、代表でも欠かせない存在となりつつある。

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19-20シーズンは、スウォンジーシティやチャールトンで“背後から走り込んでチャンスを作ること”を学び、20-21シーズンのウエストブロムではサム・アラダイス氏のもと“汚れ仕事を上手くこなす”ことを指導された。

そして21-22シーズンのクリスタルパレスでは、アーセナルの中盤の要として活躍したパトリック・ビエラ氏のもと着実に成長。様々な経験と絶えまない努力の結果、今の地位を築いたギャラガーは、今後のチェルシーをけん引することができる選手になっている。契約延長し、素晴らしいキャリアを今後もブルーズで見せてほしい。

Souce:The Guardian、Chelsea FC