シウバ&マートセンが2024年夏にチェルシーとの契約を満了。トップチームに所属する選手の残り契約年数は?
2023年の移籍市場で、翌年フリーになる予定だったアスピリクエタ、コバチッチ、ロフタスチーク、マウント、プリシッチ、オーバメヤンらを放出し、モイセス・カイセド、ロメオ・ラヴィア、ニコラス・ジャクソンなど多くの若手選手を獲得したチェルシー。
2024年の夏に契約が切れるのは、チアゴ・シウバとレンタル(バーンリー)から復帰したイアン・マートセンとなっている。9月に39歳の誕生日を迎えたシウバは、単年の契約を結びながらチェルシーで4シーズン目を迎えている。ただ、来年40歳となるシウバと契約延長をするかどうかは、まだ決まっておらず、来年の冬以降に決定する可能性が高い。
加えて、マートセンが来年夏に契約満了を迎える。彼には夏の移籍市場最終日に、レンタル移籍していたバーンリーから完全移籍のオファーがあったがこれを拒否し、チェルシー残留を希望。しかし契約延長についての話し合いは難航中で、交渉がまとまらなかった場合、クラブは冬に売却を考えるようだ。
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2025年夏には、ジェームズ、チルウェル不在時にキャプテンを任されているコナー・ギャラガーが契約満了を迎えるが、以前として契約延長の話し合いは行われておらず、去就が不透明な状態。本人はクラブに貢献したいと主張しているため、クラブ側がどのような決断を下すのかに注目が集まる。
今回は2023年9月29日時点で、トップチームに所属している選手&レンタル移籍選手の残り契約年数をまとめた。
トップチームに所属している選手の残り契約年数一覧
【2024年夏】
チアゴ・シウバ(DF)、イアン・マートセン(DF)
【2025年夏】
コナー・ギャラガー(MF)、マラング・サール(DF)
【2026年夏】
マーカス・ベッティネッリ(GK)
【2027年夏】
ラヒーム・スターリング(FW)、ベン・チルウェル(DF)
【2028年夏】
リース・ジェームズ(DF)、マルク・ククレジャ(DF)、トレヴォ・チャロバー(DF)、カーニー・チュクエメカ(MF)、アルマンド・ブロヤ(FW)
【2029年夏】
レヴィ・コルウィル(DF)、アクセル・ディサシ(DF)、ウェズレイ・フォファナ(DF)、クリストファー・エンクンク(FW)
【2030年夏】
ロベルト・サンチェス(GK)、ジョルジェ・ペトロヴィッチ(GK)、ブノワ・バディアシル(DF)、マロ・ギュスト(DF)、ロメオ・ラヴィア(MF)、レスリー・ウゴチェク(MF)、コール・パルマー(MF)、ノニ・マドゥエケ(FW)、デイヴィド・ワシントン(FW)
【2031年夏】
エンソ・フェルナンデス(MF)、モイセス・カイセド(MF)、ミハイロ・ムドリク(FW)、ニコラス・ジャクソン(FW)
FFPの問題を解決するべく、選手と長期契約を結んでいるチェルシー。特にフェルナンデス、カイセド、ムドリク、ジャクソンの4選手は31年までと、残り契約年数を8年残している。
レンタル移籍選手の残り契約年数
ケパ・アリサバラガ(GK・2025年夏)→レアルマドリード
ガブリエル・スロニナ(GK・2028年夏)→KASオイペン
ルイス・ホール(DF・2025年夏)→ニューカッスルユナイテッド
ハキム・ツィエク(MF・2025年夏)→ガラタサライ
アンドレイ・サントス(MF・2030年夏)→ノッティンガムフォレスト
チェーザレ・カサデイ(MF・2028年夏)→レスターシティ
アンジェロ・ガブリエル(FW・2029年夏)→ストラスブール
ディエゴ・モレイラ(FW・2028年夏)→リヨン
ダビド・ダトロ・フォファナ(FW・2029年夏)→ユニオンベルリン
ロメル・ルカク(FW・2026年夏)→ローマ
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シーズンローン中のホールとツィエクは、2025年夏までの契約だが、両者ともに買い取り義務が付いているため、来夏クラブを離れることが決定している。
またローマにレンタル中のルカクは、今後2年間の給与を減額することでクラブ側と合意。加えて、4300万ユーロ(約68億円)の契約解除条項も入れた内容となっており、クラブは来夏に売却することを希望している。
今夏、契約問題の整理が進んだチェルシー。直近ではマートセンとの延長交渉を進め、シウバと契約を延長するのかを判断する必要がある。
Source:Telegraph、Evening Standard、Transfer Markt
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