ブルーノ・サルトールACがクラブを離れる【チェルシー1週間のニュース(2023年9月19日~9月25日)】
チェルシー1週間(2023年9月19日~9月25日)の主なニュースを紹介。アルフィー・ギルクリストが契約延長にサイン、第3キャプテンにコナー・ギャラガーを指名、新たに740億円の資金を調達予定、ユスファ・ムココ獲得を検討、アストンヴィラに敗れリーグ3敗目、ブルーノ・サルトールコーチがチェルシーを退団などの動きがあった。
【9月19日】
ギルクリストが契約延長にサイン
チェルシーは、アルフィー・ギルクリストと新たに2年契約を結んだことを発表した。U-21のキャプテンを務めるギルクリストは、少年時代からチェルシーのサポーターで、U-11からアカデミーに入団。今夏は、米国でのプレシーズンに参加し、レクサム戦とフルハム戦に出場していた。なお、2025年夏まで契約延長をした19歳は、今冬にレンタル移籍をする可能性があるようだ。(Chelsea FC)
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【9月20日】
第3キャプテンにギャラガーを指名
マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、キャプテンのリース・ジェームズ、そして副キャプテンのベン・チルウェルが不在の時に、第3キャプテンとしてコナー・ギャラガーを指名したようだ。ギャラガーは、
「ポチェッティーノ監督に初めて会ったときから、彼はとても正直で、選手たちに対してオープンなんだ。多くの選手が同じことを言うと思うよ。監督は、私がピッチ上でできることを評価してくれているし、信じてくれている。だから、本当に感謝しているんだ。これからも監督を助け、チームがより良い結果を出せるようにしていきたい」
とコメント。チームを引っ張っていく役割を喜んだ。(Chelsea FC、The Athletic)
【9月21日】
新たに740億円の資金を調達予定
チェルシーのオーナー陣は、スタンフォードブリッジの改修資金や新たなサッカークラブへの出資を模索している中、資産運用会社のアレスマネジメントから新たに約4億400万ポンド(約740億円)を調達する予定であることが明らかになった。同社は、ウォール街で最も成功した企業の1つに数えられ、運用資産は過去5年間で3倍以上に伸び、2800億ポンド(約49兆円)に達しているという。(Financial Times、Forbes)
【9月22日】
ムココ獲得を検討
チェルシーは、ドルトムントに所属するユスファ・ムココの獲得について検討している。昨シーズンは、公式戦35試合に出場し、7ゴール・6アシストを記録。今年の1月にはクラブとの契約を2026年まで延長したが、今シーズンは公式戦5試合全て途中出場と、出場機会が限定されている状況。ムココに関しては、リヴァプール、レアルマドリード、ユベントスも興味を示しており、移籍金は3500万ユーロ(約55億円)程度になるようだ。(Team Talk)
【9月24日】
アストンヴィラに敗北。リーグ3敗目
プレミアリーグ6戦目が行われ、チェルシーはホームでアストンヴィラと対戦。結果は0対1でチェルシーが敗北し、早くもリーグ3敗目となった。試合後ポチェッティーノ監督は、2つの異なる試合展開、ギュストの退場、ブロヤの復帰、ジャクソンの1試合出場停止などについてコメントした。
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また、この試合でキャプテンを務めたギャラガーは、
「試合に負けたのは本当に残念。勝ち点が伸び悩んでいることを考えれば、今日は勝たなければいけなかった。(ギュストの)レッドカードは余計だったけど、言い訳はできない。ただ、本当にがっかりしているし、次の試合ではこの悔しさを晴らしたい。ポジティブでいなければならないし、ポチェッティーノ監督はトレーニングでプレーの改善を試みるだろう。それが今、自分たちがやらなければならないこと。次の試合で勝利して、この状況を正せることを願っている」 (Chelsea FC)
【9月25日】
サルトールコーチがチェルシーを退団
昨年9月にグレアム・ポッター元監督と共にチェルシーに加入し、アシスタントコーチを務めていたブルーノ・サルトール氏が、チームを退団したとSky Sportsが報じた。サルトール氏は、ポッター監督が解任された後のリヴァプール戦(2023年4月)で、暫定監督として指揮。7月1日にマウリシオ・ポチェッティーノ氏が新監督に就任した後もコブハムでコーチを務めていたが、2年契約を解除することで合意したようだ。
加えて、2019年夏からチェルシーのテクニカルメンターに就任していたクロード・マケレレ氏もその役割から離れることが決定。マケレレ氏は、若手選手の技術的なパフォーマンスをサポートしていたが、双方の合意により、チェルシーを退団することになったようだ。(Nathan Gissing)
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