チェルシーからリヨンにレンタル移籍したディエゴ・モレイラ。移籍市場が閉まる『数分前』にサインしたことを明かす

チェルシーからリヨンにレンタル移籍したディエゴ・モレイラ。移籍市場が閉まる『数分前』にサインしたことを明かす

2023年7月に、ベンフィカからフリーでチェルシーに加入したディエゴ・モレイラ(19・ポルトガル・WG)。2004年8月生まれのモレイラは、スタンダール・リエージュの下部組織から2020年8月にベンフィカの下部組織に加入し、2022年5月にトップチームデビュー。トップチームでの出場は2試合に止まったが、U-23チームで主力として活躍し、2021-22シーズンにはUEFAユースリーグ優勝にも貢献していた。

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今夏米国で行われたプレシーズンにも参加し、レクサム戦やニューカッスルユナイテッド戦などでプレー。加えて、カラバオカップ2回戦でもプレーをしていたことから、チームに残る可能性が高かったが、夏の移籍市場最終日に、リヨンへレンタル移籍することが発表された。

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そんな彼が、リヨン移籍を決めた裏側やリーグアンで見せたいプレーなどについて話をした。

「リヨンが僕に興味を示していることは知っていたから、とても簡単な決断だった。マロ・ギュストはリヨンの街やクラブについて、とても良いことを話してくれたんだ。後先考えず、すぐにイエスと答えたし、その決断にとても満足しているよ」

リヨン下部組織出身で、今冬にチェルシー移籍を決めたギュストに、チームについての情報を教えてもらったことを話した。また、移籍が決まったのは市場が閉まる直前だったことも明かしてくれた。

「その日の夜、僕はカラバオカップ2回戦のAFCウィンブルドン戦でプレーをしていたんだ。僕はピッチにいて、試合が終わり、見に来てくれたファンにお礼を言おうとした。

そうしたら、チェルシーのスタッフが僕のところにやってきて、『早く来てリヨンとのレンタル移籍にサインをしてくれ』と言われた。本当かな?と思ったよ。でも携帯にはたくさんの電話がかかってきていた。移籍市場が終わる最後の数分の出来事だったんだ」

9月17日に行われたル・アーヴル戦では、途中出場を果たしていたモレイラ。これからリヨンで『どのようなプレーを見せたいか』聞かれると、

「僕はドリブルが速いく、縦にプレーをして、足元や深い位置でボールを受けるのが好きなんだ。1対1も大好きだし、怖くはない。左でも右でも、セカンドストライカーとしてもプレーできる。

チェルシーではトップチームと一緒に練習をして、プレーする機会があったから、彼らがどのように練習しプレーしているのかを見てきた。たとえ自分と同じポジションでプレーをしていなくても、誰からでもヒントを得ることができる。でも特に好きなのはラヒーム・スターリングで、彼のプレーが大好きなんだ。そして、リヨンでも良い選手がたくさんいる。プロサッカー選手として成長するためには、いい場所だと思っているよ」

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リヨンはここまで公式戦5試合を戦い、2分3敗と15位に低迷し、ローラン・ブラン監督を解任。新監督としてファビオ・グロッソ氏を招へいした。

グロッソ監督は、インテルとユベントスで1度ずつリーグ優勝を経験し、リヨンでもプレーした経験がある元イタリア代表の選手。彼がモレイラをどのように評価し、起用していくのか。今後の彼の成長に、大きく関わる監督変更となった。

Source:Olympique Lyon、Chelsea FC