「リヨンでも似たような状況だった」マロ・ギュストが語るリース・ジェームズとのポジション争い
2023年、冬の移籍市場でリヨンから3000万ユーロ(約42億円)でチェルシーに移籍したマロ・ギュスト。昨シーズン終了までは、リヨン(ローン)でプレーをして、2023-24シーズンからチェルシーに正式に加入。ここまで公式戦5試合全てに出場し、2アシストを記録するなど即戦力となっている。
そんな彼が、チェルシーでデビューをした感想、リース・ジェームズとのポジション争いなどについて話をした。
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「リヴァプール戦でデビューできたことを誇りに思うし、嬉しかったんだ。正直なところ、その瞬間は何も考えず、チームのために全力を尽くすことだけに集中していた。その後のルートン戦では、スターリングの得点に貢献できて嬉しかった。チームにとっても素晴らしい試合だったし、自分にとっても良い夜になった。
でも、まだスタートしたばかりだし、これからもこのようなことがたくさんあることを願っている。チェルシーは良いチームで、みんな理解し合っている。そしてポチェッティーノ監督の能力も高い。今はチェルシーを本来いるべき場所に戻すことが大事なんだ」
現在1勝1分2敗の12位と、まだまだ結果がついてこないチェルシー。しかし、彼はチームを信じて戦っていきたいと話した。リヴァプールとの開幕後に負傷したジェームズに代わり、シーズン序盤から出場のチャンスを与えられているギュスト。キャプテンの復帰後も、ポジションを勝ち取るパフォーマンスを見せていきたいと明かした。
「ジェームズの怪我ことは、みんなが悲しんでいる。彼はチームのキャプテンであり、チームとクラブにとって重要な存在。ただ今、自分はこのチャンスを活かして、良い形で彼の代わりを務め、プレーができることを示さなければならない。トップクラブと契約すれば、ビッグネームとプレーをすることになる。
リヨンでも似たような状況だった。レオ・デュボアもキャプテンだった。だから、自分にとっては何も新しいことじゃない。いつもこのような状況から学んできたし、競争があることは重要なことなんだ」
ギュストは、スピードと豊富な運動量を売りとする攻撃的な右のサイドバック。今年2月にハムストリングの怪我により、約2カ月間のリハビリを余儀なくされていたが、リヨンでは10代ながら公式戦61試合に出場するなど、多くの経験を積んできている。そして、チェルシーでも同様の活躍をしていきたいと考えているようだ。
「努力をするのが好きなんだ。現代のフットボールでは、全力でプレーすることが必須となる。テクニカルなタッチで選手を抜き去り、得点を決め、アシストをしていきたい。そのためには、ピッチ内外で幸せを感じ、健康であることが必要だと思う。そうすれば、上達して自分の求めているレベルに到達することができる」
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2カ月間のリハビリ中には、チェルシーの練習施設・コブハムに滞在。新しい環境に慣れることができただけでなく、プロとしてキャリアを始めたばかりの彼にとって、厳しい局面でどのように反応するべきなのかを理解するための学習期間となっていたようだ。その経験が早くもプレーに活かされているギュスト。今後のさらなる活躍も期待できそうだ。
Source:Chelsea FC、The Athletic
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