オーバメヤンがサウジアラビアのクラブに移籍か!?【チェルシー1週間のニュース(2023年6月6日~6月12日)】
チェルシー1週間(2023年6月6日~6月12日)の主なニュースを紹介。ガブリ・ベイガ&マイク・メニャンの獲得に興味を示す、カンテがアルイテハドに移籍濃厚、コバチッチが自身の去就についてコメント、オーナーシップグループが声明を発表、オーバメヤンがサウジアラビアのクラブに移籍予定などの動きがあった。
【6月6日】
G・ベイガの獲得に興味を示す
チェルシーは、セルタに所属するガブリ・ベイガ(21・スペイン・MF)の獲得に関心を示しているようだ。今シーズンは公式戦39試合に出場し、11ゴール・4アシストを記録。買い取り条項は、4000万ユーロ(約60億円)で、バルセロナやリヴァプールも興味を示している。(The Guardian)
【6月7日】
カンテがアルイテハドに移籍濃厚
今夏でチェルシーとの契約が切れるエンゴロ・カンテ。チェルシーは、彼に対して契約延長の提案を行っていたようだが、サウジアラビアのアルイテハド移籍が決定的になった。アルイテハドのチーム関係者とカンテの代理人がロンドンで交渉し、メディカルチェックも完了した模様。なお、契約は2025年+1年のオプションとなり、総年俸は1億ユーロ(約148億円)に達するようだ。(Fabrizio Romano)
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アスピリクエタがハーバードビジネススクールを修了
チェルシーのキャプテンを務めるセサル・アスピリクエタがハーバードビジネススクールのエンターテインメント・メディア&スポーツ専攻を修了したと、自身のSNSで明らかにした。アスピリクエタは、
「成長できる素晴らしい機会を得ることができた。僕は常に教育と継続的な学習の力を信じている。優秀な人材に囲まれて、自身の知識を広げることができたんだ」
【6月8日】
コバチッチが自身の去就についてコメント
チェルシーとの契約が残り1年となっているマテオ・コバチッチ。現在、ネーションズリーグ準決勝を戦うため、クロアチア代表に合流。そこで、自身の去就について話をした。
「チェルシーとの契約はあと1年。本当に悪いシーズンだった。良い5年間を過ごして環境が変わろうとしているけど、フットボールは何が起こるかわからない。チェルシーは僕にとって特別な存在。街もファンのことも大好きだし、彼らも僕のことを好いてくれている。どうなるかはこれからだよ」
コバチッチについては、マンチェスターシティが獲得を検討しており、個人合意に近づいていると報じられている。(Vecernji)
チェルシーのオーナーシップグループが声明を発表
トッド・ベーリー氏率いるコンソーシアムがチェルシーを買収し、1年が経過したタイミングで、オーナーグループがこの1年間を振り返るコメントを公式サイトで発表した。
「男子チームにとっては、明らかに不本意なシーズンとなりました。このような困難な時期にも、ファンの皆さんは、国内、そしてヨーロッパで選手とチームを支えてくださいました。私たちは、皆さんの素晴らしいサポートにこれ以上ないほど感謝しています。ドルトムントと対戦したときのスタンフォードブリッジの雰囲気は、私たちの記憶に長く残り、私たちが目指すべき方向性を示す重要な思い出となるでしょう。
この1年の間に多くの試練がありましたが、私たちは未来に対して楽観的です。7月にマウリシオ・ポチェッティーノ氏を男子チームのヘッドコーチとして迎えることを楽しみにしています。私たちは、ローレンス・スチュワートとポール・ウィンスタンリーが率いるスポーツ部門の中に、現代的なスカウト、人材発掘、リクルートのインフラを構築しています。このインフラは、エリート人材を中心に、プレミアリーグや国内カップの制覇、欧州サッカーでの最高レベルの競争と勝利を常に狙えるチームを築き上げるための変革に役立つことでしょう。また、クリス・ジュラセックをCEOに任命し、ピッチ外でのビジネスを推進することで、ピッチ内での持続可能性を高めていきます」
良い成績を残せなかった男子チーム。今夏は人員整理をし、ポチェッティーノ氏と共に国内リーグで上位を目指す。(ChelseaFC)
【6月9日】
M・メニャンの獲得に関心
チェルシーは、マイク・メニャン(27・フランス・GK)の獲得を検討しており、所属しているミランと接触を開始した。今シーズンは、公式戦29試合に出場し、クリーンシート10を記録。なおミラン側は、今夏にメニャンを放出する考えは今のところ無いようだ。チェルシーは、今夏新たなゴールキーパーの獲得を希望。メニャンのほかに、インテルに所属するアンドレ・オナナの獲得にも関心を示しており、カリドゥ・クリバリ+ロメル・ルカクのレンタル契約延長でオファーを出す可能性も報じられている。(L’Équipe、La Repubblica)
【6月11日】
R・ラビアの獲得に87億円程度が必要か!?
チェルシーは、サウサンプトンに所属するロメオ・ラビアの獲得に興味を示しているようだ。マンチェスターシティ下部組織出身のラビアは、昨夏にサウサンプトンへ完全移籍。粘り強い速いハイプレスからのボール奪取と高水準のパス精度を兼ね備えた守備的ミッドフィルダーで、今季は負傷がありながらも公式戦34試合に出場して1ゴール・1アシストを記録している。
チェルシーはエンゴロ・カンテ&マテオ・コバチッチ、ルベン・ロフタスチークが退団する可能性が高くなっていることから、中盤選手の獲得を目指しており、既にマヌエル・ウガルテの獲得に失敗していることから、ラビア獲得が現実味を帯びてきているようだ。なお、サウサンプトン側は移籍金5000万ポンド(約87億円)を要求すると報じられている。(Football.London)
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【6月12日】
オーバメヤンがサウジアラビアのクラブに移籍?
トーマス・トゥヘル元監督の希望もあり、昨夏にバルセロナからチェルシーに移籍したピエール=エメリク・オーバメヤン。しかし、トゥヘル氏が早々に解任されたこともあり、出場機会は激減。公式戦21試合の出場に止まり、ゴールはわずか3という成績だった。今夏、チェルシーから退団する可能性が示唆されていたが、サウジアラビアリーグのアルアハリかアルシャバブFCに移籍する可能性が高まっているようだ。(GFFN)
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