バルセロナに所属するガビの獲得に関心【チェルシー1週間のニュース(2023年4月11日~4月17日)】
チェルシー1週間(2023年4月11日~4月17日)の主なニュースを紹介。ガビの獲得に関心、プレミアリーグ・サマーシリーズに参加、ベン・チルウェルが契約延長にサイン、マルセロ・ガジャルド氏が来季の監督候補に選出、GK獲得を目指し3選手とコンタクト、レヴィ・コルウィルとの契約延長を希望などの動きがあった。
【4月11日】
ガビの獲得に関心
チェルシーは、バルセロナに所属するガビ(18・スペイン・MF)を獲得するため、代理人とコンタクトを取ったようだ。契約への意欲と将来の野心的なプロジェクトにおいて、彼がいかに重要かを示し、次のステップに向けて、さらなる話し合いが行われる予定。ガビはゴールデンボーイとコパトロフィーを受賞。ヨーロッパで最も優れた21歳以下の選手として認められている。(AS)
プレミアリーグ・サマーシリーズに参加
チェルシーは、今夏米国で開催されるプレミアリーグ・サマーシリーズに参加することを発表した。昨年もラスベガス、シャーロット、オーランドで親善試合を行い、2シーズン連続米国でプレシーズンを行うことが決まった。今年7月にプレミアリーグ初のアメリカでのプレシーズントーナメントとして、東海岸の5つの主要都市で、試合やイベントに参加する6クラブのうちの1つとなる。チェルシーのほか、アストンビラ、ブレントフォード、ブライトン、フルハム、ニューカッスルUが参加を予定している。(ChelseaFC)
【4月12日】
チルウェルが契約延長にサイン
ベン・チルウェルが、チェルシーと2027年夏までの契約延長にサインをした。チルウェルは、
「チェルシーでの生活はとても落ち着いていて、このチームで過ごす時間をとても楽しんでいる。クラブが長期的なプロジェクトに自分が必要だと思ってくれていること、そして契約延長ができて非常に嬉しい。チーム全体が成功のために努力しているし、自分としては歓迎してくれているファンのみんなにもっと笑顔を届けられるように頑張っていきたい」
とコメントした。左サイドバックまたは左ウイングバックとしてプレーするチルウェルは、チェルシーの2021年チャンピオンズリーグ優勝チームのメンバー。その後、膝の大怪我を克服してクラブとイングランド代表の両方で重要なメンバーとしての座を再度確立した。現在の暫定監督であるフランク・ランパード氏がヘッドコーチを務めていた2020年夏にチェルシーに加入。公式82試合に出場し9ゴール・12アシストを記録している。(ChelseaFC)
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ガジャルド氏が来季の監督候補に
グレアム・ポッター氏を解任し、今季終了までフランク・ランパード暫定監督にチームを率いることを委ねたチェルシー。バイエルンミュンヘンの前監督であるユリアン・ナーゲルスマン氏やスペイン代表前監督ルイス・エンリケ氏など面談を行ったと伝えられているが、元リーベルプレートの指揮官であるマルセロ・ガジャルド氏ともコンタクトを取っているようだ。
ガジャルド氏は、2014年から2022年までアルゼンチンの強豪リーベルプレートを率い、リベルタドーレス優勝2回に導く成績を残している。UOLでは、契約合意に近づいているとも報じられており、その動向に注目が集まっている。
アーセナル戦の日程が変更
4月29日に開催予定だったプレミアリーグのアーセナル対チェルシー戦の試合日程が、5月2日の20時(日本時間3日4時)に変更となった。プレミアリーグは、
「この試合の最初のスケジュールは、2月の安全諮問グループ(SAG)会議で承認。しかし、メトロポリタン警察は、キックオフ時間に関する立場を修正し、試合を再スケジュールする必要があると判断した」
と発表した。
【4月13日】
CL準々決勝1stレグはレアルマドリードに敗北
チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグが行われ、チェルシーはアウェイでレアルマドリードと対戦。結果は、2対0でチェルシーが敗北した。試合後ランパード暫定監督は、カリドゥ・クリバリの負傷、ベン・チルウェルの退場、5バック気味になった理由、得点できないチームなどについて話した。
また今試合で先発出場したウェズレイ・フォファナは、
「退場処分で1人少ない状態で前後半に1ゴールずつ失点する苦しい試合だった。もちろん、2失点したことは残念なこと。厳しい状況にあるけど、来週はホームで第2戦を戦える。スタンフォードブリッジは自分たちのホームであり、素晴らしいスタジアムだ。まだ2対0だし、まだまだ戦うべきなんだ。(ランパード暫定監督からは)クラブのため、バッジのため、チェルシーのためにプレーしろと言われた。今夜は負けてしまったけど、2対0は最悪の結果ではないから、ポジティブにとらえたい。CLは最高の大会であり、まだ優勝したいと思っている」
まだ戦いは終わっていないと前を向いた。なお2ndレグは、4月18日(日本時間19日)に行われる。
【4月14日】
GK獲得を目指し3選手とコンタクト
チェルシーは、今夏ゴールキーパーの獲得を目指し、インテルのアンドレ・オナナ、ドルトムントのグレゴール・コベル、ブレントフォードのダビド・ラヤの代理人と連絡を取り始めたようだ。現在ケパ、メンディが正ゴールキーパー争いをしているが、メンディの契約延長が難航しているため、クラブはゴールキーパーの確保に向けて動いている。(Evening Standard)
【4月15日】
ブライトンに敗れ公式戦3連敗
プレミアリーグ31試合目が行われ、チェルシーはホームでブライトンと対戦。結果は、1対2でチェルシーが敗北し、公式戦3連敗となった。ランパード暫定監督は、チームのパフォーマンス、フィジカル面の改善が必須、CLレアルマドリード戦に向けてファンに伝えたいことなどを話した。
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また、今試合でアシストを記録したミハイロ・ムドリクは、
「前半はあまり良くなかったと思う。後半、プレーし始めたときにはすでに遅かった。チーム全員にとってこの時期は大変だけど、決して諦めずに努力し続ければすべてが変わる可能性がある。選手たちは皆、そう感じている。勝ちたいけど、今は難しい。でも、ハードなトレーニングを続けることで、いつかすべてが変わるかもしれない。チームはすでに次の試合、チャンピオンズリーグのことを考えている。自分たちにとって大きなチャンスであり、全員がベストを尽くさなければならない」
【4月17日】
コルウィルの契約延長を希望
チェルシーからブライトンにレンタル中のレヴィ・コルウィル。マンチェスターシティやリヴァプールが関心を示しているが、チェルシーは手放すつもりはなく、2025年夏で満了を迎える契約の延長を目指すようだ。
しかし、チェルシーは欧州サッカー連盟(UEFA)のファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規則への抵触を避けるため、高値がつくホームグロウン選手を現金化する可能性がある。今シーズン超大型補強を行ったものの、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得は絶望的となっており、放映権収入の減少をカバーする必要があるようだ。(Evening Standard)
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