チェルシーの前監督トゥヘル氏がバイエルンの新指揮官に【チェルシー1週間のニュース(2023年3月21日~3月27日)】

チェルシーの前監督トゥヘル氏がバイエルンの新指揮官に【チェルシー1週間のニュース(2023年3月21日~3月27日)】

チェルシー1週間(2023年3月21日~3月27日)の主なニュースを紹介。ウェズレイ・フォファナが負傷でフランス代表を辞退、前監督のトーマス・トゥヘル氏がバイエルンミュンヘンの指揮官に就任、エンゴロ・カンテが復帰に向けて60分間プレー、マロ・ギュストがリヨンに復帰、ロメオ・ラビアの獲得に関心などの動きがあった。

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【3月21日】

W・フォファナが負傷で代表を辞退

プレミアリーグのエヴァートン戦(3月18日)で、ハムストリングを負傷したウェズレイ・フォファナ。初のフランス代表の招集を受けたが、負傷のため辞退することとなった。フォファナは約1カ月前に怪我から復帰し、3月は4試合すべてに出場。リーズユナイテッド戦ではゴールも決めていた。なお、チェルシーからは17名がフル代表に選出。なおフォファナに加え、マウントも怪我のためイングランド代表を辞退していた。(ChelseaFC)

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【3月22日】

M・ククレジャは加入前からエンソのファン

カタールワールドカップで、アルゼンチン代表の優勝に大きく貢献したエンソ・フェルナンデス。マルク・ククレジャは同大会を見て、彼のファンになったことを明かした。

「“(アルゼンチンの)24番がとても好きだ、彼はとてもいい!”と言っていたんだ。でも、彼がどこでプレーしているのかさえ知らなかったから、スマホで検索したよ。さらに試合を見ていくうちに、家族や友人にも『本当に好きな選手だ』と話していた。そうしたら、チェルシーにやってきたんだ! だから、エンソにはワールドカップで好きになったことを伝えたよ。彼はいいやつで、僕は彼がバーベキューを振る舞ってくれるのを待っているんだ」

と話した。フェルナンデスは、ワールドカップで最優秀若手選手に選ばれる活躍で、ベンフィカからチェルシーに移籍。ここまで公式戦9試合に出場し、2アシストを記録している。(ESPN)

【3月24日】

トーマス・トゥヘル氏がバイエルンミュンヘンの監督に就任

バイエルンミュンヘンは、ユリアン・ナーゲルスマン監督の解任を発表し、新指揮官としてトーマス・トゥヘル氏の就任を正式に発表した。契約は2025年夏までとなっている。トゥヘル氏は、2021年1月にフランク・ランパード監督の解任を受けて、チェルシーの監督に就任。その年のチャンピオンズリーグ決勝ではマンチェスターシティを1対0で下し、クラブとして2度目のビッグイヤーを獲得。その後もスーパーカップ、クラブワールドカップで優勝するなど、クラブに大きく貢献していた。しかし新オーナー体制となったこともあり、2022年9月に解任されフリーとなっていた。バイエルンミュンヘンの新監督に就任したトゥヘル氏は、

「バイエルンから声がかかったことは光栄であり、特別なことだと感じている。このクラブとの契約は名誉なこと。海外で仕事をしていると、このクラブの重要性をより強く認識するようになる。クラブのDNAはコミットメントにある。バイエルンとは勝つことであり、勝つための方法だ。このチームは、ヨーロッパで最も才能があり、ベストなチームのひとつ。ここで仕事をすることが楽しみだよ」

とコメント。また就任会見の中では、チェルシー時代にアシスタントを務めていたアンソニー・バリー氏をコーチとして招へいすることを希望していると明かした。現在もチェルシーでアシスタントを務めているバリー氏。チェルシーを去る可能性が出てきている。(Telegraph)

【3月25日】

N・カンテが復帰に向けて60分間プレー

チャールトンと非公開の親善試合を行ったチェルシー。その試合にエンゴロ・カンテが出場し、約60分間プレーを行った。昨年8月中旬のトッテナム戦でハムストリングを負傷し、約7カ月間プレーをしていなかったが順調に回復。4月の連戦に向けて復帰が待ち遠しいところだ。(ChelseaFC)

R・ジェームズが怪我のため代表を離脱

イングランド代表に選出されていたリース・ジェームズは、ハムストリングの怪我により、代表から離脱した。イタリア代表との試合では途中出場をしていたが、足の怪我の診断のためにチェルシーに戻り、検査を受けることになった。(Telegraph)

【3月26日】

M・ギュストがリヨンに復帰

ハムストリングの怪我で、約6週間チェルシーでリハビリを行なっていたマロ・ギュストが、レンタル先のリヨンに復帰した。今後はテストを行いながら、試合の復帰時期を決めていく予定。リヨンから約42億円で獲得し、2030年夏までの契約を結んだギュストは、スピードと豊富な運動量を売りとする攻撃的な右のサイドバック。リヨンの下部組織出身で、2021年1月にトップチームデビューを果たした。2022-23シーズン終了までは、現在のリヨンでプレー(ローン)をし、2023-24シーズンからチェルシーに加入することになっている。(Nathan Gissing)

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【3月27日】

R・ラビアの獲得に関心

今夏、中盤の選手を補強しようと考えているチェルシー。デクラン・ライス(ウエストハムユナイテッド)、クアディオ・コネ(ボルシアMG)などの名前が挙がっているが、サウサンプトンに所属するロメオ・ラビアへの関心も継続している。昨夏マンチェスターシティからサウサンプトンに移籍したラビア。19歳という若さだが、既にレギュラーに定着し、公式戦24試合に出場するなど評価を上げている。

マンチェスターシティは、ラビアに対する契約解除条項を保有しているが、この条項が有効になるのは2024年からとなっているため、今夏の移籍市場で獲得を希望しているクラブが増えているようだ。チェルシーは彼を高く評価しており、今夏もオファーを出す可能性がある。(Fabrizio Romano)