ローマがツィエク獲得に関心か!?【チェルシー1週間のニュース(2023年1月17日~1月23日)】
チェルシー1週間(2023年1月17日~1月23日)の主なニュースを紹介。右サイドのデンゼル・ダンフリース&マロ・グストに関心、 ヴェルナーがチェルシー移籍のクリストファー・エンクンクにアドバイス、ノニ・マドゥエケがチェルシーに加入、ローマがハキム・ツィエク獲得に興味、エンソ・フェルナンデスの獲得は向けて再オファーなどの動きがあった。
【1月18日】
右サイドを補強する可能性あり
リース・ジェームズの故障もあり、手薄な右サイドの補強を考えているチェルシー。インテルに所属するデンゼル・ダンフリース獲得のため、新たなアプローチを行った。チェルシーは、3000万ポンド(約48億円)程度で獲得を希望しているようだが、インテル側は5000万ポンド(約80億円)程度を要求しているとLa Repubblicaが報じた。
これに加えて、リヨンに所属する19歳のマロ・グスト獲得について動き出した。グストは、2016年からリヨンのアカデミーに在籍。キャリア初期はセントラルミッドフィルダーなどでプレーをしていたが、数年前に右サイドバックへコンバート。2021年1月のサンテチェンヌ戦でトップチームデビューを飾ると、公式戦37試合1ゴール・5アシストを記録。今シーズンも15試合に出場し、UEFAの2023年に注目すべき40人の若手選手にも選出されている注目の選手だ。(L’Equipe)
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【1月19日】
ヴェルナーがチェルシー移籍のエンクンクにアドバイス
2シーズンチェルシーに在籍し、チャンピオンズリーグの優勝に貢献したティモ・ヴェルナーだったが、今シーズンより古巣のRBライプツィヒに戻ることになった。そのような中、チームメイトのクリストファー・エンクンクが、今夏よりチェルシーに移籍することがほぼ確定。ビッククラブに移籍する難しさについて話をした。
「エンクンクがチェルシーに移籍した場合、ポジティブな経験とネガティブな経験について話すことができると思う。このようなクラブでは、競争が激しく、RBライプツィヒのようにプレーをすることはできなくなる。スポーツレベルだけでなく、精神的にも異なるレベルでの競争があるからね。それに対処しなければならず、誰もが自分の道を見つけなければならないんだ」
と競争の激しさを語った。それでもチェルシーに移籍したことで、チャンピオンズリーグを制覇に加えて、多くの友達を作れたことなど、ロンドンで素晴らしい時間を過ごすことができ、自身の決断には後悔していないと明かした。今でもチェルシーのファンから多くの手紙をもらっており、その多くがポジティブなものだというヴェルナー。わずか2シーズンだったが、チェルシーのサポーターの心をしっかりと掴んだようだ。(BILD)
【1月20日】
バイエルンミュンヘンがハヴァーツ獲得に関心
カイ・ハヴァーツの獲得を希望しているバイエルンミュンヘン。チェルシーと2025年夏までの契約となっているハヴァーツの状況について、非常に注意深く見守っており、今夏に3500万ポンド~5200万ポンド(約55億円~83億円)でオファーする可能性があるようだ。今シーズンは公式戦27試合に出場し、6ゴール・1アシストを記録。現在は、9番のポジションとしての起用が多いハヴァーツ。得点の量産が期待されている中で、どこまで結果を残せるのか。注目が集まっている。(Sky Germany)
【1月21日】
ノニ・マドゥエケがチェルシーに移籍
チェルシーは、PSVから20歳のノニ・マドゥエケを正式に獲得したことを発表。移籍金は、3500万ユーロ(約48億円)。契約は7年半+1年半の延長オプション付きとなった。マドゥエケは、
「チェルシーという世界最高のクラブと契約できて本当に嬉しい。イングランドに戻ってプレミアリーグでプレーすることは、自分と家族にとって夢であり、スタートするのが待ち遠しいよ。これからのこと、オーナーの将来のビジョン、そしてこのようなビッグクラブに所属し、最高のレベルでプレーできることが楽しみなんだ」
と意気込み話した。トッテナムのアカデミーでプレーをしていた経験もあるマドゥエケは、主に右サイドの攻撃的なポジションでプレーし、得点に加えアシストもできる選手として注目を集めている。
チェルシー会長のトッド・ベーリー氏と共同経営者のベフダド・エグバリ氏は、マドゥエケの加入について、
「マドゥエケをチェルシーに迎えることができ、嬉しく思っている。彼はPSVで過去数年間プレーし、欧州サッカーの高いレベルで、そのクオリティを証明してきた素晴らしい才能の持ち主。彼がキャリアの次のステージのために、このクラブへの加入を選択したことを非常に喜んでいる。彼がチームの重要な一員となることを確信している」
とコメントを残した。素晴らしい才能を持つマドゥエケだが、不安視されているのが怪我。PSVでは筋肉系・足首などを痛めることが多く、フル稼働ができるかどうか疑問が残る。怪我無くシーズンを戦うことができれば、間違いなく戦力になる選手。チェルシーでの活躍を期待したい。(ChelseaFC、Fabrizio Romano)
リヴァプール戦はスコアレスドロー
プレミアリーグ2022-23シーズンの20試合目が行われ、チェルシーはアウェイでリヴァプールと対戦。結果は、0対0の引き分けに終わった。試合後ポッター監督は、ムドリクのデビュー、シウバの重要性、敵地でのパフォーマンス、マドゥエケの加入について話した。
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【1月22日】
ローマがツィエク獲得に興味を示す
今冬だけで6人の選手が加入しているチェルシー。補強は進んでいるが、放出は0というような中、モロッコ代表としてW杯で活躍し、チェルシーでも出場機会が増えているハキム・ツィエクの獲得について、ローマが関心を示しているようだ。ローマは今冬の移籍市場でニコロ・ザニオーロの売却を試みており、その後釜としてツィエクをリストアップ。加えて、ニューカッスルユナイテッド、古巣のアヤックスなども興味を示しており、チェルシーは彼を売却するかどうかの話し合いを行っている。
2020年夏にチェルシーに加入したツィエクは、ここまで公式戦98試合に出場し、14ゴール・11アシストを記録するなど、チームの勝利に貢献。調子の波はあるもののムドリク、フェリックスと素晴らしいアタッカーが加入しただけに、今後ツィエクの左足からのアシストが量産しそうな気もする。クラブを去ってほしくないが…W杯でのパフォーマンスで多くのオファーが届いており、チェルシーは売り時と考えているようだ。(Give Me Sport)
【1月23日】
エンソ・フェルナンデスの獲得に向けて再オファー
1月初旬にエンソ・フェルナンデスの獲得について、ベンフィカと交渉を進めていたチェルシー。ベンフィカは、リリース条項となる1億2000万ユーロ(約168億円)を一回で支払うことを条件にしていたが、チェルシーは異なる金額で獲得を希望していたため、交渉が決裂していた。しかし、彼の獲得に向けて再びベンフィカにオファーを出す準備を進めているようだ。冬の移籍期間は約1週間。中盤選手の補強を考えているチェルシーは、ブライトンのモイセス・カイセドにもオファーをだしているようだが、果たして獲得は成功するのだろうか。(The Guardian)
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