オーレリアン・チュアメニの獲得に関心【チェルシー1週間のニュース(2023年6月20日~6月26日)】
- 2023.06.27
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- チェルシーまとめ, チェルシー移籍, クリストファー・エンクンク, ニコラス・ジャクソン, オーレリアン・チュアメニ, チェルシー
チェルシー1週間(2023年6月20日~6月26日)の主なニュースを紹介。クリストファー・エンクンクの獲得を発表、エンゴロ・カンテがアルイテハドに移籍、オーレリアン・チュアメニの獲得に関心、ストラスブールの買収に成功、アスピリクエタがインテルに加入予定、カリドゥ・クリバリが1シーズンで退団などの動きがあった。
【6月20日】
エンクンク獲得を発表
チェルシーは、RBライプツィヒからクリストファー・エンクンク(25・フランス・FW)を獲得したことを発表した。エンクンクは、
「チェルシーに加入することができて、信じられないほど幸せだよ。新しい監督やチームメイトに会うこと、そしてチェルシーのサポーターにピッチで自分の力を見せることを楽しみにしているんだ。リーグ・アンとブンデスリーガでプレーしてきて、世界最強のリーグの一つであるプレミアリーグでプレーしたいと思っていた。この挑戦にとても興奮しているし、チェルシーのシャツを着られることを誇りに思っている」
とコメントした。2019年夏にRBライプツィヒ入りしたエンクンクは、公式戦172試合に出場して70ゴール・56アシストを記録。今シーズンはカタールW杯直前に怪我で数カ月間の離脱を余儀なくされたが、リーグ16ゴールで得点王になるなど、チェルシーの攻撃を活性化させることが期待されている。なお契約は6年。移籍金は、6000万ユーロ程度(約93億円)となっている。(Fabrizio Romano)
【6月21日】
カンテがアルイテハドに移籍
エンゴロ・カンテが契約満了に伴い、サウジアラビアプロリーグのアルイテハドに移籍することがチェルシーより発表された。2016年夏にチェルシーに加入後、公式戦269試合に出場し、13ゴール・16アシストを記録。リーグ、CLなど6つのトロフィー獲得に貢献するなど、長きに渡りチェルシーの中盤を支えてくれた。カンテは自身SNSを通じて、
「さようなら、チェルシー。私のキャリアで新たな章を開く時が来ました。しかしその前に、チェルシーの素晴らしく美しい家族に感謝の意を述べることが非常に重要です。ファンの皆さん、選手たち、マネージャー、医療スタッフ、役員、そしてこの伝説的なクラブで共に過ごしたすべての人々に感謝します。皆さんと共に過ごした時間はすべて良い思い出、素晴らしい勝利、そして記憶に残るタイトルでした。心の底から、本当にありがとうございました、私は皆さんを忘れることはありません。そしてもちろん、最後になりますが、良い時も悪い時も常に私のそばにいてくれた家族や友人に感謝します。私の初めから貴重なサポートを提供してくれ、私の成功の大部分を担ってくれたエージェントのカリム、そして私のアドバイザーであるラシドとドリスを忘れるわけにはいきません。最近の時期は私たちや家族にとって容易ではありませんでしたが、噂や嘘に立ち向かうために団結することができました。アルイテハドとフランス代表の一員として、またピッチ上でお会いしましょう」
とコメント。クラブのレジェンドとして永遠に語り継がれる選手になるはずだ。(ChelseaFC)
O・チュアメニの獲得に関心
今夏カンテが退団。加えて、マテオ・コバチッチもマンチェスターシティに移籍目前の中、チェルシーは中盤の強化を計画しており、ブライトンに所属するモイセス・カイセドの他に、あと一人中盤の選手を獲得したいと考えている。そのような中、レアルマドリードに所属するオーレリアン・チュアメニ(23・フランス・MF)の獲得に関心を示しているようだ。今シーズンは公式戦50試合に出場し、4アシストを記録。しかし来シーズンから、ジュード・ベリンガムの加入が決定しており、このままではチュアメニの序列が下がってしまう可能性も考えられるため、金額面の折り合いがつけば、移籍も十分に考えられるという。チェルシーは、6000万ユーロ(約93億円)のオファーを出したようだが、レアルマドリードはこれを拒否。しかし、8000万ユーロ以上(約125億円)のオファーが届けば売却を検討する可能性があるようだ。(SPORT)
【6月22日】
ストラスブールの買収に成功
フランスのストラスブールは、チェルシーを買収したコンソーシアム「BlueCo」が新たな株主となることで合意したと発表した。BlueCoは7500万ユーロ(約117億円)程度で、ほぼ100パーセントの株式を取得。オーナーの一人であるトッド・ベーリー氏は、マンチェスターシティを筆頭に世界各国の13クラブを傘下に収めているシティフットボールグループ(CFG)、ライプツィヒやザルツブルクのレッドブルグループのように、世界各国のクラブを買収し、そこで『若手のスーパースターたちに、公式戦の出場時間を与えながら、チェルシーのピッチに立つための道筋を作る』ことを計画しており、今回ストラスブールの買収に至った。
【関連記事:約117億円でストラスブール買収に成功したチェルシー。マルチクラブプロジェクトとして次に狙うクラブは?】
【6月23日】
「Game4Ukraine」にチェルシーレジェンドが出場
8月5日にスタンフォードブリッジで開催されるウクライナの復興に必要な資金を集めるチャリティマッチ「Game4Ukraine」。ウクライナのナショナルカラーを表すチームイエローとチームブルーの2チームが対戦し、シェフチェンコ氏とジンチェンコがキャプテンを務める。そして、その試合に、チェルシーのレジェンドであるリカルド・カルヴァーリョ氏、マイケル・エッシェン氏、サミュエル・エトー氏、ジャンフランコ・ゾラ氏の出場が決定した。加えて、シェフチェンコ氏のチームは当日、女子スーパーリーグと女子FAカップで優勝し、2023年にチェルシー女子をダブル優勝に導いたばかりのエマ・ヘイズ女子監督が指揮を執ることが明らかになった。そしてジンチェンコのチームは、アーセン・ベンゲル氏が監督を務めることになっている。
【6月24日】
アスピリクエタがインテルに加入予定
2024年夏までの契約となっているセサル・アスピリクエタ。しかし、新たな挑戦を行いたいという意向があり、クラブ側と契約解除について話し合いを行っている。そのような中、イタリアのインテルが獲得に関心を示しており、インテルと2年契約で個人合意に至ったようだ。
アスピリクエタは、2012年夏にチェルシーに加入し、公式戦508試合に出場。チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、プレミアリーグ、FAカップやリーグカップなど数々のタイトルを獲得するなど、キャプテンとして長年チームを支え続けてきた功労者。チェルシーも彼の多大なる貢献を評価しており、契約満了前に選手の意思を尊重する考えのようだ。(Fabrizio Romano)
【6月25日】
17歳のジャマイカ代表FWが加入
チェルシーは、ジャマイカのフェニックスオールスターズに所属するドゥジュアン「ウィスパー」リチャーズ (17・ジャマイカ・FW)の獲得を発表した。ニューカッスルユナイテッドのトライアウトに参加していたが、最終的にはチェルシー移籍を決断。18歳になる11月に正式に加入することになった。リチャーズは、昨季アカデミーなどの試合で31ゴール・19アシストを挙げる活躍で注目。今後はチェルシーの育成チームなどに所属する予定となっている。(ChelseaFC)
【6月26日】
N・ジャクソンが加入間近
チェルシーは、ビジャレアルに所属するニコラス・ジャクソン(22・セネガル・FW)の獲得に迫っているようだ。ジャクソンは、2019年夏にビジャレアルの下部組織に加入。2020-21シーズンにはミランデスへの期限付き移籍も経験し、復帰後の2021年10月にトップチームデビューを果たしている。2022-23シーズンは公式戦38試合の出場で13ゴール5アシストを記録するなど注目を集めていた。移籍金は、3700万ユーロ(約58億円)で、分割払いが可能となる条件でクラブ間合意。契約は2031年夏までとなる8年契約で、メディカルチェックも完了。数日中に移籍が公式発表される見込みとなっている。(David Ornstein)
クリバリが1シーズンで退団
チェルシーは、カリドゥ・クリバリがアルヒラルに完全移籍したことを発表しました。昨年の夏にナポリからチェルシーに加入。開幕戦のエヴァートンとのアウェイ戦でデビューをし、ホーム初戦となったトッテナム戦では素晴らしいボレーシュートを決めるなど、公式戦32試合に出場し2ゴールを記録。なおアルヒラルとの契約は3年。移籍金は2300万ユーロ(約36億円)になったようだ。(ChelseaFC、Fabrizio Romano)
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