1月にヴラホヴィッチを獲得か!?【チェルシー1週間のニュース(2022年12月13日~12月19日)】

1月にヴラホヴィッチを獲得か!?【チェルシー1週間のニュース(2022年12月13日~12月19日)】

チェルシー1週間(2022年12月13日~12月19日)の主なニュースを紹介。ディエゴ・モレイラの獲得に関心、アルマンド・ブロヤは怪我で今季絶望、1月にドゥシャン・ヴラホヴィッチを獲得か!?、W杯出場メンバーがチームに合流、モルデの若手ストライカー獲得に合意などの動きがあった。

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【12月13日】

 移籍・レオンの去就について

 ACミランに所属するラファエル・レオン。カタールW杯でもポルトガル代表として5試合に出場し2ゴールを記録する活躍を見せ、チェルシーのほかマンチェスターシティやレアルマドリードなども獲得に関心を示している。なお2024年夏で契約満了を迎えるレオンは、現時点でミランとの契約延長を望んでおらず、ミラン側も給与面などから新契約の締結は難しいと考えているようだ。チェルシーは、今夏7000万ユーロ(約101億円)のオファーを出したと言われているが、ミランはこれを拒否。リリース条項となる1億5000万ユーロ(約217億円)を要求している。(Florian Plettenberg)

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移籍・モレイラの獲得に関心か!?

チェルシーは、ベンフィカに所属するディエゴ・モレイラの獲得に関心を示している。モレイラは現在18歳、左利きのウィンガーとしてユースチームで活躍。マンチェスターユナイテッドなどで活躍したナニのようなプレースタイルでファンを魅了しており、多くのビッククラブがスカウトを行っている。新オーナーに変わったチェルシーは、若手選手の獲得に積極的に動いており、代理人のメンデス氏とコンタクトを取っているようだ。(Mirror)

 【12月14日】

 ブロヤの怪我の状態が正式に発表

アブダビで行われたアストンビラとの親善試合で、右ひざを負傷したアルマンド・ブロヤ。帰国後にさらなる検査を受けた結果、前十字靭帯の断裂が確認され、手術が必要であることが判明。2022-23シーズンの残りの試合は、すべて欠場する見込みだとチェルシーの公式サイトで発表された。ブロヤは今シーズン18試合に出場し、1ゴール・1アシストを記録。リーグ再開に向けて、アブダビでのトレーニングも順調に行っていただけに、非常に残念なニュースとなってしまった。ブロヤは自身のSNSを通して、

「2022年をこのような形で終えることになり、本当に残念に思っている。数日間、すべてを処理するのは困難だったけど、以前よりもさらに強く、より良い状態で戻ってくることを決意している。これは、これから起こる良いことのための小さな後退にすぎないんだ」

とコメント。しっかりと治療し、来シーズンの復活を期待したい。

移籍・ヴラホヴィッチの獲得に興味

 ブロヤの怪我により、1月の移籍市場でストライカーの獲得に向けて動き出すと言われている中、チェルシーはユベントスに所属するドゥシャン・ヴラホヴィッチ(22・セルビア・FW)の代理人とコンタクト取り始めたようだ。ユベントスはアニェッリ会長、ネドベド副会長を含む経営陣の総辞職を発表。虚偽会計などの疑惑で調査が進んでおり、クラブの動向次第ではヴラホヴィッチもチームを離れる可能性があるようだ。なお獲得には、チェルシーのほかにもバイエルンミュンヘン、PSGが関心を示している。(Ben Jacobs)

 【12月15日】

 W杯出場メンバーがチームに合流

 カタールW杯の戦いを終えたカイ・ハヴァーツ、クリスチャン・プリシッチ、カリドゥ・クリバリ、エドゥアール・メンディ、デニス・ザカリアがチェルシーに戻り、コブハムでのトレーニングに復帰。また、18日にはメイソン・マウント、コナー・ギャラガー、ラヒーム・スターリング、チアゴ・シウバも合流。リーグは、12月27日のボーンマス戦から再開する。

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移籍・モルデの若手ストライカー獲得に合意

チェルシーは、ノルウェーのモルデに所属するダビド・ダトロ・フォファナ(19・コートジボワール・FW)の獲得に近づいている。フォファナは身長181センチ、足元の技術に自信を持ち、体幹とスピードを駆使して仕掛ける強引な突破が持ち味といわれており、昨シーズンは公式戦29試合に出場し17ゴールを記録。クラブ間は完全合意し、移籍金は1000万ユーロ(約14億円)程度。あとは個人合意を残すのみとなっている。(Fabrizio Romano)

 【12月17日】

 移籍・エンクンクは夏にチェルシーへ

 クリストファー・エンクンクのチェルシー移籍について進展があった。チェルシーはRBライプツィヒと選手間で合意に至り、全ての契約書にサイン。移籍金は6000万ユーロ(約86億円)以上に設定されている契約解除金と、いくつかのボーナスを支払うことになっている。エンクンクはPSGの下部組織出身で、2019年夏にRBライプツィヒに加入。昨季のブンデスリーガで34試合に出場し、20ゴール・15アシストという成績を残し、カタールW杯のフランス代表にも選出されていた。しかし、練習中に左ヒザ外側側副じん帯断裂の大ケガを負い欠場。現在はリハビリ中で、来年の1~2月ごろに復帰が予定されている。なおチェルシーには2023年夏に加入することが決まっている。(Fabrizio Romano)

 【12月18日】

 試合・クロアチアがカタールW杯で銅メダル

 カタールW杯3位決定戦が行われ、クロアチアはモロッコと対戦。結果は2対1でクロアチアが勝利し、2大会連続でメダルを獲得した。クロアチアのマテオ・コバチッチ、モロッコのハキム・ツィエクは共に先発フル出場を果たし、試合後に健闘を称えあった。コバチッチは、

「他の(チェルシーの)選手たちはみんな、ツィエクと僕が先に帰ってくると冗談を言っていたね。僕ら2人とも、自分たちの代表チームが成し遂げたことをとても誇りに思っているよ」

とコメント。なおツィエクは代表50キャップ目を記録。メダルは獲得できなかったもののアフリカ勢として史上初のベスト4入りを果たし、今大会で得た賞金26万2000ポンド(約4300万円)をモロッコの貧しい人々に全額寄付する予定だと明かした。