トゥヘル監督が解任され、ポッター氏が新監督に就任【チェルシー1週間のニュース(2022年9月6日~9月12日)】

トゥヘル監督が解任され、ポッター氏が新監督に就任【チェルシー1週間のニュース(2022年9月6日~9月12日)】

チェルシー1週間(2022年9月6日~9月12日)の主なニュースを紹介。CLグループステージ初戦を黒星スタート、トーマス・トゥヘル監督が解任、新監督にグレアム・ポッター氏が就任、エリザベス女王の崩御によりリーグ戦は延期、カンテが契約延長を拒否など、衝撃的な1週間となった。

Embed from Getty Images

【関連記事:ブロヤ&ジェームズが2028年までの契約延長にサイン!・チェルシー1週間のニュース(2022年8月30日~9月5日)

【9月7日】

CLグループステージ初戦を黒星スタート…チャンピオンズリーグ2022-23グループステージ初戦が行われ、チェルシーはアウェイでディナモザグレブと対戦。結果は1対0で、チェルシーが敗北と苦しいスタートを切った。

急展開!トゥヘル監督が解任…チェルシーは、ディナモザグレブ戦後にトーマス・トゥヘル監督を解任したことを発表した。2021年1月にチェルシーの監督に就任し、公式戦100試合63勝19分18敗という成績を残し、チャンピオンズリーグ、スーパーカップ、クラブワールドカップと3つのタイトルを獲得。在籍日数は589日だった。

【関連記事:CLグループステージ初戦でディナモザグレブに敗れたチェルシーはトゥヘル監督を解任。後任候補は?

【9月9日】

新監督はポッター氏に決定…チェルシーは、ブライトンで監督を務めていたグレアム・ポッター氏を新監督として招聘したことを発表。契約は5年となった。ポッター新監督は、「チェルシーの監督になれることを大変誇りに思い、興奮している。有能な選手たちと一緒にファンが誇りに思えるチームとサッカー文化を発展させていきたい」とコメント。なおBBCによると、チェルシーは1500万ポンド(約24億円)の違約金をブライトンに支払い、ポッター氏を引き抜く形となった。

エリザベス女王の崩御によりリーグ戦は延期に…プレミアリーグは、9月8日に崩御されたエリザベス女王に敬意を表し、週末に開催される予定だった全試合を延期すると発表。また、9月18日(日本時間19日)に開催予定だったリヴァプール戦も警備等の問題で延期することが決定された。

【9月11日】

新SDの候補者は?…The Timesによると、チェルシーはスポーツディレクター(SD)を探しており、PSGでフットボールアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏に就任を打診しているようだ。会長のトッド・ボーリー氏は、既に彼と話し合いを行なったており、候補の1人となっている。

【9月12日】

トゥヘル監督がファンへ感謝のメッセージ…9月7日にチェルシーの監督を解任されたトゥヘル氏が自身のSNSでメッセージを掲載した。

「これは、私がこれまで書かなければならなかった声明の中で最も困難なものの一つであり、何年も書く必要がないことを望んでいたものでもあるんだ。チェルシーでの生活が終わりを告げたことに打ちのめされているよ。このクラブは、仕事でもプライベートでも、私がくつろぐことのできる場所だった。最初から私を歓迎してくれたスタッフ、選手、サポーターの皆さん、本当にありがとう。チャンピオンズリーグとクラブワールドカップの優勝に貢献した誇りと喜びは、私の心に永遠に残る。このクラブの歴史の一部になれたことを光栄に思うし、この19カ月間の思い出は私の心の中でずっと特別なものになるだろう」

とチェルシーでのキャリアに感謝をした。

カンテが契約延長を拒否…The Athleticによると、チェルシーのオーナー陣は、近年怪我が多くなっているエンゴロ・カンテに対して、2年+1年オプションの契約延長オファーを出したが、本人はチェルシーでもっと長くプレーすることを希望しているため、このオファーを受け入れなかった模様。カンテはチェルシーでキャリアを終えることも考えており、交渉は今後も継続して行われるが、上手くいかなかった場合は、多くのチームが獲得を望んでいるようで、動向を注視しているようだ。