【チェルシー2021-22シーズン冬の移籍市場まとめ】若手有望選手3人を獲得

【チェルシー2021-22シーズン冬の移籍市場まとめ】若手有望選手3人を獲得

2022年1月31日にプレミアリーグの冬の移籍市場が終了した。チェルシーは、ベン・チルウェルとリース・ジェームズの両ウイングバックが怪我の影響により長期離脱と、補強が必要な状態だったが、第1候補だったエメルソンのリコールをリヨンに断られるなど、最後まで大きな動きはなかった。

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今冬は、若手有望選手3人を獲得。そして退団選手は2名となった。また、シーズンローンでフラメンゴに移籍していたケネディがチェルシーに復帰した。

《獲得選手一覧》

【DF】

トラビス・アコメア(Travis Akomeah)←ワトフォード(フリー)

ディラン・ウィリアムズ(Dylan Williams)←ダービーカウンティ(移籍金未公開)

【MF】

ケネディ←フラメンゴ(ローンバック)

【FW】

メイソン・バーストウ(Mason Burstow)←チャールトンアスレティック(移籍金未公開)

獲得選手3人は、将来への先行投資といえる補強となった。

ワトフォードからフリーで獲得した16歳のアコメアは、イングランド生まれのガーナ人。ポジションはセンターバックで、リヴァプールやアーセナルも獲得を希望していたが、チェルシーへ。また、ダービーカウンティからは18歳のディラン・ウィリアムズを獲得。主なポジションは左サイドバックで、昨季のFAカップでトップチームデビューを果たし、今季はリーグ戦で6試合、EFLカップで2試合に出場。

バーストウは、イングランド出身の18歳。ポジションはフォワード。今シーズン、クローリータウンとのEFLトロフィーでシニアデビューを果たすと、ここまで公式戦14試合に出場し、6ゴール・2アシストを記録。身長187センチと大型のセンターフォワードとして、活躍が期待されている。なお、今シーズンはチャールトンアスレチックにローンで残り、来シーズンからチェルシーに合流する。

《退団選手一覧》

【DF】

ルイス・ベイカー→ストークシティ(移籍金未公開)

【MF】

タリク・ウワクウェ→クルーアレクサンドラ(移籍金未公開)

ベイカーは、9歳でチェルシーアカデミーに入団し、2014年FAカップ3回戦のダービーカウンティ戦でシニアデビュー。そして、2022年1月9日のFAカップ3回戦のチェスターフィールドでは、8年3日ぶりにチェルシーで出場、これがチェルシーでの最後の試合となった。そしてウワクウェは、8歳でチェルシーアカデミーに入団し、2020年にはプレミアリーグ2の優勝に貢献していた。

《ローン移籍一覧》

【GK】

ジェイミー・カミング→MKドンズ

【DF】

ファン・カスティージョ→チャールトンアスレティック

【MF】

ティノ・アンジョリン→ハダースフィールド

カミングは、ジリンガムからのローン短縮によりMKドンズへ。カスティージョは、バーミンガムからのローン短縮により、チャールトンアスレティックへ。アンジョリンは、ロコモティフモスクワからのローン短縮により、ハダースフィールドへの移籍となった。

《コーチ》

ジョー・エドワード→エヴァートン

27年間チェルシーに在籍し、アシスタントコーチを務めていたエドワードが、エヴァートンのコーチングスタッフに加わるため、クラブを去ることになった。フランク・ランパードがエヴァートンの監督に就任したことで、エドワードは新たな挑戦をすることを決断。2004年にアカデミー選手の指導を始めた後、2014-15シーズンから2年間U-18の監督を務め、FAユースカップで2度の優勝を経験するなど、長年クラブを支えてきた。