【PL2024-25】苦手なリヴァプールに勝利しトップ5を維持したチェルシー。パーマーの得点が今後の戦いにも必要

【PL2024-25】苦手なリヴァプールに勝利しトップ5を維持したチェルシー。パーマーの得点が今後の戦いにも必要

2025年5月4日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ35試合目が行われ、チェルシーはホームでリヴァプールと対戦。結果は、3対1でチェルシーが勝利した。

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プレミアリーグ2024-25・リヴァプール戦(ホーム):スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、アダラビオヨ、バディアシル、アチャンポン、ギュスト、ジェームズ、デューズバリー・ホール、ジョージ、サンチョ。

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【前半3分・チェルシーゴール(フェルナンデス)】

パーマーがライン間で上手くボールを引き取り、相手のプレスを上手く回避すると、右のスペースで受けたネトがゴール前へグラウンダーのクロスを供給。これをフリーのフェルナンデスが落ちついて右隅に決め、先制に成功する。

【後半11分・チェルシーゴール(OG)】 

ロングボールのこぼれ球をパーマーが収めると、そのままドリブルでボックス内右の深い位置へ侵入し、ゴール前へパス。

マドゥエケが入り込んでくるが、遠藤にライン際でかき出される。それをファン・ダイクがクリアするもクアンサーに当たり、オウンゴールという形で追加点が入る。

【後半40分・リヴァプールゴール(ファン・ダイク)】

右コーナーキック時に、マドゥエケのマークを外したファン・ダイクに頭で合わせられ失点。1点差に迫られる。

【後半45分・チェルシーゴール(パーマー)】

相手のボックス内まで守備に出たカイセドがクアンサーに倒されて、PKを獲得。これをキッカーのパーマーが左隅に決め、試合終了。3対1でチェルシーが勝利した。

【まとめ】

チェルシーは支配率35%、シュート17本(枠内7本)、コーナー3本、パス345回、ゴール期待値は2.93でリヴァプールの1.24を上回った。

【マレスカ監督コメント】

画とは違った戦いになった理由

「コーチングスタッフがとても喜んでいた理由は、シーズンのこの段階では、試合に勝つ必要があるからだ。

確か今日、リヴァプールはプレミアリーグで優勝した理由を再び示したと思う。私たちは深く守備をするために試合を計画したのではなく、いつものようにハイプレスを行う計画をしていた。

しかし、相手チームがとても良かったので、深く守備をしなければいけなかったが、選手たちはそれを非常にうまく対処した。スタンフォードブリッジも今シーズン最高の環境になった。これは私たちがすべてのゲームに必要なものなんだ」

ーマーの得点がトップ5入りには必要不可欠

「得点し、私たちが勝ったので、彼は確かに幸せですが、パーマーが2カ月前、3カ月前と違うわけではない。

ジャクソンはエヴァートン戦で得点し、今日パーマーも得点した。トップ5にしたいのであれば、彼らのゴールが必要になるし、とても重要になる。

あとリーグ戦3試合とカンファレンスリーグがある。彼が最後まで私たちを助けてくれることを願っている」

ンクンクの復帰時期は?

「(練習中に怪我をしたため)1〜2週間離脱すると思う。確かなものではないが、様子を見る必要がある」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ35試合を終えて、18勝9分8敗と暫定5位(勝点63)となったチェルシー。相手は前節既に優勝を決めていため、CL出場権を争うチェルシーとモチベーションの差はあったと感じる。

しかし、それでも直近公式戦10試合勝てていなかったリヴァプールに勝利し、勝点3を獲得できたことは、新生チェルシーにとって大きな自信になったことは間違いない。

次戦は、5月8日(日本時間9日)にホームでユールゴーデンとカンファレンスリーグ準決勝を戦う。1stレグでは、1対4でチェルシーが勝利している。3点のリードがある中、ホーム・スタンフォードブリッジで初のECL決勝進出を目指す。