【PL2024-25】ブレントフォード戦でスコアレスドローに終わったチェルシー。攻撃陣不発…先発したエンクンクの評価は?

【PL2024-25】ブレントフォード戦でスコアレスドローに終わったチェルシー。攻撃陣不発…先発したエンクンクの評価は?

2025年4月6日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ31試合目が行われ、チェルシーはアウェイでブレントフォードと対戦。結果は、0対0の引き分けに終わった。

プレミアリーグ2024-25・ブレントフォード戦(アウェイ):スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、コルウィル、バディアシル、アチャンポン、ククレジャ、ジョージ、パーマー、ネト、ジャクソン。

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【前半】

前節から攻撃陣を大幅に変更したチェルシー。そのこともあり、上手く攻撃を展開できず苦戦。しかし、なんとか失点せず折り返す。

【後半】

後半開始に、エンクンクに変えジャクソンを投入。その後、後半14分にマドゥエケ、デューズバリー・ホールを下げてパーマー、ネトをピッチに送り出したことで、攻撃が流動的になる。しかし、押し込みながらも得点することができず、スコアレスドローで試合を終えた。

【まとめ】

チェルシーは支配率59%、シュート21本(枠内5本)、コーナー6本、パス481回、ゴール期待値は1.37でブレントフォードの1.30を上回った。

【マレスカ監督コメント】

唯一のミスは?

「全体的に良い試合ができたと思う。我々は木曜の夜に、彼らより24時間短い時間で厳しい試合をしなければならなかった。難しいスタジアム、晴れた日でピッチは乾いていた、彼らは試合のテンポを崩そうとしたんだ。

全体的には、試合に勝つために十分な働きをした。20回以上シュートを打ったが、唯一ミスしたのはゴールだった。でも勝てないときは負けないこと、ポイントを取って順位を動かすことが重要。シーズンのこの段階では、休息とエネルギーの面で24時間が違いを生む可能性がある。だからこそ、私はパフォーマンスに満足している」

エンクンクの評価

「努力不足だとは思わない。結局のところ、私はクリストが毎日よく頑張っているのを見ている。試合中にもっと頑張ろうとすることもあるだろうし、少し苦労することもあるだろうが、努力不足だとは思わない。木曜の夜に試合をした。全員(選手たち)が100%の状態ではなかった。スタートとフィニッシュは違う形でやろうと思っていた。最後の30分で少しチャンスを作れたので、その計画はほぼ成功した」

攻撃陣が得点できないことについて

「今後も前線の選手たちがゴールを決めることが非常に重要になる。しかし、繰り返しになるが、プレミアリーグでの我々の得点数は上位。だから、このチームがもっとゴールを決める必要があるとは思わない。それに、今日のようなゴールがなかったときも、我々は20回以上シュートを打った。

(前線の選手に得点が少なかった理由は)、9番なしでプレーしていたからでもある。過去4、5試合を思い出せば、チャンスを作るのに苦労したが、それは普通のこと。ジャクソンが戻ってきた今、我々はチャンスを作っていると思う。時には2回のシュートで得点できることもある。そういうこと。うまくいけば、次は得点できるだろう」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ31試合を終えて、15勝8分8敗と暫定4位(勝点53)となっている。今節では、もちろん勝点3を獲得したかったことは明白だが、中2日という厳しい日程の中で、怪我明けのジャクソン、パーマー、そしてネト、ククレジャをベンチスタート。

その結果、エンクンク、マドゥエケといった選手にチャンスが回ってきたが、攻撃の連携は全くうまくいかず、ほぼノーチャンスの前半となっていた。シーズンを通して主力としてプレーしてきたメンバーとサブメンバーの『差』が出てしまったことは否定できない。

選手の怪我を考慮しなくてはいけないが、リーグ残り7試合という中で、ジャクソン&パーマーを先発で起用しないときは、今回のように苦戦を強いられる可能性が高い。

次戦は、4月10日(日本時間11日)にアウェイでレギア・ワルシャワとカンファレンスリーグ準々決勝(1stレグ)を戦う。チェルシーはコペンハーゲンを下してベスト8に進出。そして、レギア・ワルシャワはモルデを下して準々決勝に進出。ベスト4進出を懸けた、重要な一戦となる。