【PL2024-25】2ゴールでブレントフォードに辛勝したチェルシー。終了後にククレジャにレッドカードが提示された訳は?

【PL2024-25】2ゴールでブレントフォードに辛勝したチェルシー。終了後にククレジャにレッドカードが提示された訳は?

2024年12月15日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ16試合目が行われ、チェルシーはホームでブレントフォードと対戦。結果は、2対1でチェルシーが勝利した。

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プレミアリーグ2024-25・ブレントフォード戦(ホーム)

スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、ディサシ、アチャンポン、ベイガ、デューズバリー・ホール、ラクサキ、T・ジョージ、エンクンク。

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【前半43分・チェルシーゴール(ククレジャ)】

チェルシーペースで試合が展開する中、前半終了間際にマドゥエケの右からのクロスをボックス中央に走り込んだククレジャがヘディングでゴール。チェルシーでリーグ初ゴールを記録した。

【後半35分・チェルシーゴール(ジャクソン)】

自陣でカイセドがボール奪うと、そこからカウンターへ。カイセドがフェルナンデスにショートパスを送ると、ハーフェイライン付近から走り出していたジャクソンにスルーパス。ジャクソンがボックス内まで切り込み、最後はゴール右隅にゴールイン。待望の追加点をマークする。

【後半45分・ブレントフォードゴール(エンベウモ)】

相手自陣からのスローインをカットされ、カウンターでエンベウモが抜け出す。アダラビオヨが追いつき、スライディングをするが、それもかわされサンチェスと1対1に。それを左隅に決められてしまう。しかし、7分あったロスタイムを凌ぎ切り、1点差で勝利。

ただ試合終了後に、シャーデと口論したククレジャが2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、次戦を欠場することになった。

【まとめ】

チェルシーは支配率62%、シュート26本(枠内8本)、コーナー8本、パス503回、ゴール期待値は2.17でブレントフォードの1.67を上回った。

【マレスカ監督コメント】

優勝を争う準備ができていない理由

「たとえ何試合勝ったとしても、タイトルを争う準備はできていないと思う。その理由の一つは、他のチームがタイトルを争う方法を知っているからだ。彼らは、私たちが失点したようなゴールを許さないだろう。

90分にスローインから失点をした。タイトル獲得の方法を知っているチームであれば、そのようなゴールを許さない。こういったことが、タイトル獲得の準備ができていないと言い続ける理由の一つ。多くの理由で準備ができていないと考えている」

サンチェスのパフォーマンスに満足

「アウェイでのボーンマス戦でのPKストップ、ホームでのワトキンス(アストンヴィラ)との1対1のセーブ、そして試合終了間際のノッティンガムフォレスト戦でのセーブを覚えているだろう。そして今夜もセーブをした。

サンチェスのパフォーマンスには満足をしている。我々が言うことを信じてもらえないこともあるが、彼は素晴らしい活躍を見せている。ヨルゲンセンもカンファレンスリーグで同様の活躍を見せている。これはまさに私たちが望んでいたこと。試合に勝つのを助けてくれるキーパーが2人いる」

ククレジャのレッドカード&怪我人の状況

「審判に聞いたら、2枚目のイエローカードは態度の悪さに対するものだと言われた。試合終了のホイッスルが鳴ったとき、私はコーチ陣と一緒にいて、抱き合って祝っていたので、何も見えなかったから分からなかった。ただ、ボールを持っている時も持っていない時も彼はトップのパフォーマンスを見せた。他の10人とともに素晴らしかった。

そして、フェリックスとラヴィアは次回出場できるだろう。アスタナ戦後はチュクウェメカが病気で、チルウェルも病気だった。ネトは出場停止。そして、ジェームズとフォファナが負傷している。残念ながら昨日の練習後、バディアシルが何かを感じた。そしてムドリクも病気なんだ」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ16試合を終えて、10勝4分2敗で2位をキープしたチェルシー。またチームは、昨シーズン5月ぶりとなるリーグ5連勝も記録するなど、1試合消化試合が少ない首位リヴァプールとの勝点差を2まで縮めた。

次戦は、12月19日(日本時間20日)にホームでシャムロックローヴァーズ(アイルランド)とカンファレンスリーグ リーグフェーズの第6試合目を戦う。リーグフェーズでは5連勝で、上位8位が確定し、ラウンド16に進出することが決定している。

怪我人や病人が増えている中で、最終戦をどのようなメンバーで挑むのか。アスタナ戦同様、若手選手にチャンスが回ってくるのかもしれない。