タミー・エイブラハムがチェルシーに復帰か!?【チェルシー1週間のニュース（2023年10月25日～31日）】

チェルシー1週間（2023年10月25日～31日）の主なニュースを紹介。D・D・フォファナが出場停止処分、エンクンクの復帰時期、ブレントフォードに敗れ11位に後退、新たなCBの獲得を検討、タミー・エイブラハム再加入の可能性、ダニー・ドリンクウォーターが引退を発表などの動きがあった。

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【10月26日】

D・D・フォファナが出場停止処分

チェルシーから、ウニオンベルリンにレンタル移籍中のダビド・ダトロ・フォファナが、CL・ナポリ戦で途中交代をした時に、ウルス・フィッシャー監督との握手を拒否したため、クラブから1週間の出場停止処分を言い渡された。ウニオンベルリンは、公式戦10連敗と苦境に立たされており、フォファナも公式戦ノーゴールと自身のパフォーマンスにも不満を募らせていた。（Sky Sports）

【10月27日】

エンクンクの復帰時期

今夏チェルシーに加入し、米国でのプレシーズンに参加していたクリストファー・エンクンク。しかし、ドルトムント戦で左膝の半月板を負傷。出術をすることになり、長期離脱を余儀なくされた。そのような中、ポチェッティーノ監督が復帰時期について明言した。

「彼は、本当に復帰に近づいていると思う。我々にとってエンクンクは本当に重要な選手。もしかしたら、次のインターナショナルブレイク後に出場できるかもしれない」

と話した。早ければ、11月26日に開催予定のニューカッスルユナイテッド戦で出場する可能性が出てきたエンクンク。彼の復帰がチームの得点力に影響することは間違いない。（Chelsea FC）

【10月28日】 

ブレントフォードに敗れ11位に後退

プレミアリーグ10戦目が行われ、チェルシーはホームでブレントフォードと対戦。結果は、0対2でチェルシーが敗北し、11位に後退した。ポチェッティーノ監督は、敗因の理由、重要な存在となっているコール・パルマー、次節のトッテナム戦、ムドリク&フェルナンデス欠場の理由などについて話をした。

【関連記事：ブレントフォードに敗れ、リーグ4敗目を喫したチェルシー】

そして、今試合で先発出場したコルウィルは、

「前半は完全に支配していたし、得点のチャンスも何度かあったから、とても悔しい。でも残念ながら、ブレントフォードがチャンスをものにして、勝利を手にした。アーセナル戦でも同じようなことがあったよ。2ゴールを決めたとはいえ、何度かチャンスを逃したし、あれも勝つべき試合だった。

明日ブレントフォードと対戦すれば勝てると思うが、残念ながらフットボールはそうはいかない。私たちにできることは、ここから学び、改善し、次に繋げていくだけなんだ」

と勝点を落としている状況について、悔しさをあらわにした。（Chelsea FC）

【10月29日】

新たなCBの獲得を検討

2023-24シーズンのプレミアリーグで躓きを見せているチェルシー。ここまでウエストハムユナイテッド、アストンヴィラ、ノッティンガムフォレスト、ブレントフォードに敗れるなど、攻撃面だけではなく守備面での改善も必要になっているチェルシー。来年の冬にはチャロバーが放出される可能性が高くなっていることから、新センターバックの獲得に動くようだ。その中で、レヴァークーゼンに所属するエドモン・タプソバ（24・ブルキナファソ・CB）に注目をしているようだ。

タプソバは、センターバックとして公式戦13試合に出場中。ゲームを読み、パスコースも的確で、攻撃面でも十分に貢献できる資質を持つプレーヤーとして、マンチェスターユナイテッドも獲得を検討しているという。今夏2028年夏までの契約延長にサインしているが、来年移籍する可能性も残されているようだ。（Fabrizio Romano）

【10月30日】

エイブラハム再加入の可能性

レンタル移籍先のローマで大活躍中のロメル・ルカク。契約解除条項（約3700万ポンド・約67億円)についてもクラブ側と合意しており、67億円程度の金額を払えば、ローマも含めてどのクラブでも彼の獲得が可能になった。そのような中、ローマは契約解除金を払う代わりとして、タミー・エイブラハムとトレードで獲得することを希望しているようだ。

エイブラハムは、チェルシーアカデミー出身。2021年夏にローマに加入し、36ゴールを記録していたが、昨シーズンの最終戦で左ひざ前十字じん帯を損傷し、6〜8カ月は離脱することになっている。2024年夏には怪我から回復している見込みだが、即戦力となるストライカーの獲得を検討しているチェルシーにとって、熟考しなければいけない案件になる。（Calciomercato）

【10月31日】

ウルブス戦で無料の送迎を提供

12月23日に予定されていたウルブス対チェルシーの試合が、24日に変更されたことを発表したプレミアリーグ。クリスマスイブのプレミアリーグ開催は28年ぶりとなり、現地では”祝日のダイヤとなる公共交通機関がサポーターにとって不便になる”と不満の声が上がっていた。そのような状況の中、チェルシーは敵地まで来てくれるファンへの感謝の気持ちを込めて、チケット購入者に無料の送迎を提供すると発表。チケット購入と同時にバスの予約が可能になるという。

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ドリンクウォーターが引退を発表

2017年夏にチェルシーに加入し、公式戦23試合に出場していたダニー・ドリンクウォーターが引退を発表した。

「長い間迷っていたけど、プロサッカー選手からの引退を発表したい。プレーをしたくても、自分が評価されるようなレベルでプレーする機会を得られなかった。6歳か7歳の頃からサッカーが私の人生だった。だから、それは決して簡単なことではなかったよ」

とコメントした。ドリンクウォーターは2022年夏にチェルシーを退団。しかし次のクラブが見つからず、1年半近くフリーの状態が続いていた中、33歳で正式に引退することを決めた。（High Performance Podcast）