パーマー&コルウィル、デラップなど7選手が離脱…チェルシーの怪我人情報詳細と復帰時期は?

パーマー&コルウィル、デラップなど7選手が離脱…チェルシーの怪我人情報詳細と復帰時期は?

7月中旬まで行われたクラブワールドカップを戦い抜き、見事に優勝したチェルシー。しかし現在7選手が怪我で離脱するなど、マレスカ監督は頭を悩ませていることを明らかにした。

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「改めて私たちはクラブワールドカップの開催によって新たな状況に直面している。そのため、今シーズンの負傷状況がどうなるかはわからない。負傷者の多さは偶然ではないと思うが、状況を理解して対処していく必要がある」

とコメントするなど、厳しい状況が続いている。各選手の怪我の状況と復帰時期は以下の通り。

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レヴィ・コルウィル(22)

クラブワールドカップ後、新シーズンに向けてチーム再度合流した初日に、前十字じん帯を損傷。手術を無事に終えたが、復帰時期は2026年4月~5月になる予定。

リアム・デラップ(22)

プレミアリーグ第2節のフルハム戦前半14分に、スプリントした際に太もも裏を抑えてピッチに座り込んでしまったデラップ。

検査の結果、手術の必要はないようで復帰時期については10月下旬~11月中旬ごろになると予想されている。

ダリオ・エスーゴ(20)

今夏スポルティングCPから加入したエスーゴ。クラブワールドカップでは3試合出場するなど、カイセドのバックアップとして期待されていた。

しかし9月の代表期間中にU-21ポルトガル代表に招集され、そのトレーニング中に右大腿部の筋肉に違和感を感じ、手術を受けた。CLリーグフェーズのベンフィカ戦(10月1日)では、スタジアムで観戦をしていたが、復帰時期は今のところ未定となっている。

コール・パーマー(23)

長い間、鼠径部の怪我に悩まされているパーマー。マンチェスターユナイテッド戦(9月21日)では、前半21分に自ら交代を申し出てピッチを去るなど、100パーセントの状態で試合に臨めない日々が続いている。そのような状況の中、マレスカ監督は“ケガが悪化しないように彼を守る”ため、10月の代表ウィークが明けるまで休ませることを明らかにした。

現在のところ手術の必要はないようで、復帰は10月18日のノッティンガムフォレスト戦や23日のアヤックス戦(CL)などが予想されているが、100パーセントの状態に戻らなければ、さらに復帰が遠のく可能性がある。

トシン・アダラビオヨ(28)

コルウィルが長期離脱となったことで、アダラビオヨを中心に守備を構成していく可能性が高い中、マンチェスターユナイテッド戦後にふくらはぎを痛めたことが明らかになり、10月の代表ウィークが明けるまで出場ができないことが明らかになった。

ただ深刻な怪我ではないようで、復帰は10月18日のノッティンガムフォレスト戦や23日のアヤックス戦(CL)などが予想されている。

ウィズレイ・フォファナ(24)

9月23日のカラバオカップ3回戦(リンカーンシティ)で脳震盪を起こしたフォファナ。頭部のため保護期間として2週間ほど休むことが明らかになった。

復帰は10月18日のノッティンガムフォレスト戦が予想されている。ただフォファナはチェルシー加入後、前十字靭帯の損傷をはじめ、膝やハムストリングの怪我に悩まされており、コンディションを見ながら復帰を決める可能性が高い。

アンドレイ・サントス(21)

昨季ストラスブールにレンタル移籍をし、大活躍したサントス。今季はクラブワールドカップからチェルシーに戻り、ここまで11試合に出場していた。

しかし、ブライトン戦後に怪我をしたことが明らかになりベンフィカ戦を欠場した。復帰時期は明らかにされていないが、10月の代表ウィークが明けに再びピッチに戻る可能性がある。

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ポジティブな点は、クラブワールドカップ時に怪我で離脱をしていたラヴィアとバディアシルが復帰したこと。しかし怪我がちな2人が、フル稼働することは厳しいのが現状。カイセドやジョアン・ペドロも小さな問題を日々抱えながら、試合に出場していることを明かしたマレスカ監督。

これ以上怪我人が多くなれば、2026年1月の移籍市場で補強を考えなくてはいけない状況になっている。

 

Source:ChelseaFC、Sky Sports、BBC、The Athletic