ジョン・テリー氏が監督業を諦めた理由は?【チェルシー1週間のニュース(2025年8月13日~19 日)】

ジョン・テリー氏が監督業を諦めた理由は?【チェルシー1週間のニュース(2025年8月13日~19 日)】

チェルシー1週間(2025年8月13日~8月19日)の主なニュースを紹介。『CWC賞金の一部を故ディオゴ・ジョタ氏の家族に寄付』、『ジョン・テリー氏が監督業を諦めた理由は?』、『PL開幕戦は引き分け』、『スターリングの去就は?』、『他クラブからのオファーも断り…ガルナチョはチェルシー移籍のみを目指す』などの話題があった。

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【8月15日】

CWC賞金の一部を故ディオゴ・ジョタ氏の家族に寄付

チェルシーは、FIFAクラブワールドカップ優勝賞金の一部を故ディオゴ・ジョタ氏の家族に寄付するとSky Sportsが報じた。ジョタ氏は今夏にスペインのサモラで交通事故を起こして、同乗していた弟のアンドレ・シウバ氏とともにこの世を去った。

チェルシーは決勝でPSGを下し優勝。賞金総額8700万ポンド(約174億円)を獲得。その一部に当たる1140万ポンド(約23億円)がスカッドのメンバーに40万ポンド(約8000万円)ずつ分配されることになっていたが、その一部を他界した両名の家族に寄付することでクラブと選手間で合意に達したと伝えられている。

【8月16日】

テリー氏が監督業を諦めた理由は?

チェルシーで長年キャプテンを務めたジョン・テリー氏。アストンヴィラなどで、アシスタントコーチなどをしていた時期もあり監督を目指していた時期があったが、今後監督業を行わない予定だと話をした。

「コーチとしてはもう終わりだろうね。今はチェルシーのアカデミーでパートタイムで働いている。子供たちと接するのが大好きで、自分の知識と経験を子供達に伝えたいと思っている。現時点で、コーチをしているわけではない。メンターであり、アンバサダーなんだ。少しゴルフもできるし、家族の時間もある。本当に良いライフバランスだよ。

アストンヴィラではディーン・スミス氏の下で経験を積むことができて、プレミア昇格も経験できたから良い思い出だよ。プレミアリーグでアシスタントコーチを務めることができて、現役時代にはチェルシーやイングランド代表で主将として経験を積んできた。指揮官の仕事を得るには十分な経歴だと思っていた。

でも具体的なオファーはなかった。いくつかコンタクトも取ったけど『経験がない』としか言われなかった。今指揮官を務めている皆を見ると、困惑するよ。『イライラしているか』と問われれば、そうだ。自分には本当に良い指揮官になるための素質があると思っているのに、それが実現しなかった」

 44歳とまだ監督業ができる年齢。今後もし良いオファーがくれば、考え直すかもしれない。(The Sun)

【8月17日】

PL開幕戦は引き分け

2025-26シーズンのプレミアリーグが開幕。チェルシーはクリスタルパレスと対戦したが、勝利することはできず、スコアレスドローで、勝点1の獲得にとどまった。試合後マレスカ監督は、

「厳しい試合だったが、そうなることは予想していた。前半のフリーキックを除けば、チャンスをほとんど与えなかった。(先発のアチャンポンは)とても良かった。昨シーズン、彼にはすでにいくつかの信頼を示していたし、マテタを上手く抑え、全体的に良い試合をした」

とコメント。次は、ウエストハムユナイテッドと対戦する。

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【8月18日】

スターリングの去就は?

昨夏アーセナルにレンタル移籍したものの、公式戦28試合で1ゴール・5アシストと結果を残せなかったラヒーム・スターリング(30)。契約は2027年夏までだが、30万ポンド(約6000万円)以上の週給が完全移籍のネックになっているようで、チェルシーはレンタル移籍での放出も視野に入れた交渉を行うようだ。

すでにフルハムが獲得に興味を示しているようだが、スターリングはロンドン以外のクラブでのチャンスにも前向きなようだ。(Telegraph)

【8月19日】

他クラブからのオファーも断り…ガルナチョはチェルシー移籍のみを目指す

マンチェスターユナイテッドに所属するアレハンドロ・ガルナチョ(21)。彼はチェルシーへの移籍を希望しており、すでに2032年夏までの個人合意にサインをしており、あとはクラブ間合意を残すのみとなっているようだ。

なおバイエルンミュンヘンからオファーが届いたようだが、それを断ったようで… チェルシーへの移籍だけを望んでおり、現在はクラブ間交渉の進展を待っている。

マンチェスターユナイテッド側は移籍金5000万ポンド(約100億円)程度を希望しているが、チェルシー側は3000万ポンド(約60億円)程度で獲得を目指しているようだ。金額面に大きな乖離があるが、交渉は継続して行われており、今夏の移籍市場中には決着がつく予定だという。(Fabrizio Romano)

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