ドルトムントからジェイミー・ギッテンスを獲得【チェルシー1週間のニュース(2025年7月2日~8日)】

ドルトムントからジェイミー・ギッテンスを獲得【チェルシー1週間のニュース(2025年7月2日~8日)】

チェルシー1週間(2025年7月2日~8日)の主なニュースを紹介。『UEFAがチェルシーに罰金を科す』、『ドルトムントからギッテンスを獲得』、『マドゥエケの去就は?』、『CWC・決勝に進出』、『CWC遠征メンバー外の選手の去就情報』などの話題があった。

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【7月4日】

UEFAがチェルシーに罰金を科す

欧州サッカー連盟(UEFA)は、クラブの財政に関する規則に違反したとして、チェルシーに罰金を科したことを発表した。

二つの規則違反があったチェルシーの罰金は、最大で3100万ユーロ(約53億円)になるようだ。なおチェルシーは収入と人件費、それぞれに関するルールに違反し、4年間のうちに改善されなければ、さらに6000万ユーロの罰金が追加される可能性がある。

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【7月5日】

ドルトムントからギッテンスを獲得

チェルシーは、ドルトムントからジェイミー・ギッテンス(20)を獲得したことを発表した。契約は2032年夏までとなり、移籍金は4850万ポンド(約96億円)+350万ポンドのアドオンとなった。ギッテンスは、

「大きなクラブであるチェルシーに加入できて素晴らしい気分。プレミアリーグでプレーをするのが夢だし、若い頃はチェルシーを見ていた。当時の僕にとって、アザールは明確な選手だったし、もう一人のアタッカー、ウィリアンも好きだったんだ」

 とコメント。彼はチェルシーやマンチェスターシティの下部組織を経て、2020年にドルトムントに加入。2022年にファーストチームデビューを果たすと、2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ決勝進出にも貢献。昨季は公式戦48試合に出場し12ゴール・5アシストを記録していた。(BBC)

【7月6日】

マドゥエケの去就は?

アーセナルが、ノニ・マドゥエケ(23)獲得に関心を示しているようだ。BBCやThe Athleticによると、すでにアーセナルとマドゥエケは5年契約の個人条件で合意に至ったという。クラブ間での交渉は、クラブワールドカップ後と予想されている。

移籍金については、6000万ユーロ程度(約100億円)になることが予想されている。なお2023年冬にPSVから移籍したときは、3500万ユーロで加入。ここまで公式戦92試合に出場し、20ゴール・9アシストを記録している。

一方で、出場時間の保証を求めているイーサン・ヌワネリ(18)が、アーセナルとの新契約締結に合意できなかった場合、獲得に興味を示すのではないか?と報じられている。(Fabrizio Romano)

【7月8日】

CWC・決勝に進出

7月4日に行われたクラブワールドカップ(CWC)準々決勝でパルメイラスを下しベスト4に進出していたチェルシー。準決勝ではチアゴ・シウバが所属するフルミネンセと対戦し、0対2(ジョアン・ペドロ×2)で勝利した。マレスカ監督は、

「決勝戦に出場できることをとても嬉しく、誇りに思う。これはクラブワールドカップであり、世界最高のクラブがここに集まっている。だから日曜日の決勝戦に出場できることは、私たちにとって誇りであり、喜ばしいことなんだ」

とコメント。なお決勝は7月13日(日本時間14日)に開催。PSG対レアルマドリードの勝者と戦い、新フォーマットとなったCWC初代王者を目指す。

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CWC遠征メンバー外の選手の去就情報

CWCで決勝に進出したチェルシー。29名が遠征しているが、その他の選手たちの去就をまとめた。

ミランに半年間レンタル移籍をしていたジョアン・フェリクスは、休暇中にミズノ主催のイベントで日本を訪問するなど、様々な国を訪れていた。プレシーズン時には一旦チェルシーに戻る可能性があるが、そのままメンバーに残るかは不透明。そのような中で、古巣であるベンフィカに復帰できればとCMTVのインタビューで答えていた。

アクセル・ディサシは、半年間アストンヴィラにレンタル移籍をしていた。彼はついてはビジャレアルやニューカッスルユナイテッドなどが獲得に関心を示しており、3000万ユーロ(約51億円)程度のオファーを求めているようだ。(RMC Sports)

加えて、カーニー・チュクエメカはドルトムントが再レンタルを希望。ストラスブールにレンタル移籍をして良いパフォーマンスを披露していたジョルジェ・ペトロヴィッチについては、サンダーランドやボーンマスなど複数のクラブが関心を示している。また、ユベントスに半年間レンタル移籍をしていたレナト・ベイガには、バイエルンミュンヘンが興味を示しているようだ。

そのほかにも、ベン・チルウェル、レスリー・ウゴチュク、ラヒーム・スターリング、アルマンド・ブロヤなども去就が不透明で、今後具体的な動きがありそうだ。