今季終了までの胸スポンサーが決定【チェルシー1週間のニュース(2025年4月30日~5月6日)】

今季終了までの胸スポンサーが決定【チェルシー1週間のニュース(2025年4月30日~5月6日)】

チェルシー1週間(2025年4月30日~5月6日)の主なニュースを紹介。『今季終了までの胸スポンサーが決定』、『リヴァプールに勝利し、リーグ3連勝』、『カイセドが2つの賞を獲得』、『大貢献のMFに新契約を準備』、『クラブワールドカップの対戦相手が変更』などの話題があった。

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【4月30日】

今季終了までの胸スポンサーが決定

DAMAC Properties社と新たな長期グローバルパートナーシップ契約を締結したことを発表。2024-25シーズン残りの試合では、男女トップチームのユニフォームの胸スポンサーとして、同社のロゴが入れられることになった。

DAMACは、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイに本拠を構える同国最大規模の民間不動産開発会社。今回のパートナーシップ契約により、同社とチェルシーは、ドバイにおける近代的開発プロジェクト「Chelsea Residences by DAMAC」を設計・開発中。

サッカーをテーマにした初のブランドレジデンスで、チェルシーのブランドが随所に織り込まれている施設になるという。1400戸以上の住宅ユニットを誇り、各レジデンスからは海辺の景色を一望できることが特長の1つだと伝えられた。

まず、5月1日から1カ月間の今季終了までに100万ポンド(約1億9000万円)の収入を得ることになり、会計年度末までに600万ポンド(約11億円)~800万ポンド(約15億円)の追加収入を得ることになるようだ。(Chelsea FC、Łukasz Bączek)

【5月4日】

リヴァプールに勝利し、リーグ3連勝

プレミアリーグ35試合目が行われ、チェルシーはホームでリヴァプールと対戦。結果は、3対1でチェルシーが勝利して、リーグ3連勝を飾った。マレスカ監督は、『計画とは違った戦いになった理由』、『パーマーの得点がトップ5入りには必要不可欠』、『エンクンクの復帰時期』などについて話をした。

【関連記事:苦手なリヴァプールに勝利しトップ5を維持したチェルシー。パーマーの得点が今後の戦いにも必要

【5月5日】

カイセドが2つの賞を獲得

クラブの年間最優秀選手が発表され、カイセドが受賞。加えて『選手が選出するシーズン最優秀選手賞』も手にし、2つの賞を獲得した。カイセドは、

「大きく成長できたと感じている。昨シーズンは、多くのことを学んだ。そして今シーズンは、チェルシーでプレーすることは夢の実現だから、今シーズンこそ自分のシーズンになると言い聞かせていた。ここにいられて、そして賞を獲得できて本当に嬉しい」

とコメントした。パーマーも彼に投票したことを明かし、「投票した理由は、彼がマシーンだからだよ」と答えた。年間最優秀アカデミー賞は、タイリーク・ジョージが受賞した。(Chelsea FC)

【5月6日】

大貢献のMFに新契約を準備

クラブの年間最優秀選手となったカイセドに、新契約を準備しているようだ。2023年夏にチェルシーに加入し、2030年夏+1年のオプション契約を締結。ここまで公式戦89試合に出場(2ゴール・9アシスト)し、主に守備的MFとして活躍。マレスカ監督体勢になってからは、右SBとして起用されるなど、様々なポジションをこなし攻守にわたってチームをけん引している。

昨年は、ジャクソンとパーマーが2033年夏まで契約を延長し昇給。カイセドにも昇給+契約延長という形でオファーを検討しているようだ。(The Telegraph)

クラブワールドカップの対戦相手が変更

今年6月14日に開幕するクラブワールドカップ2025(CWC)。チェルシーは、グループDに入り、フラメンゴ(ブラジル)、ESチュニス(チュニジア)、クラブレオン(メキシコ)と対戦することが決まっていたが、同一オーナークラブが出場できない規定があり、メキシコのパチューカとクラブレオンが抵触。FIFAは同クラブの出場権除外を発表していた。

これによりFIFAは正式に出場チームを決めるプレーオフ実施を発表。クラブレオンが優勝した2023年CONCACAFチャンピオンズカップの準優勝チームであるロサンゼルスFC(アメリカ)と、CONCACAFチャンピオンズカップ2024年大会終了時点でのFIFAクラブワールドカップ連盟ランキングでトップのチームであるクラブ・アメリカ(メキシコ)の戦いになるとした。

両者の対戦日や会場などは現時点で未定。勝者がグループDに入り、チェルシーと対戦することになる予定だ。