ディーン・ハイセン獲得レースでリードか!?【チェルシー1週間のニュース(2025年4月23日~4月29日)】

ディーン・ハイセン獲得レースでリードか!?【チェルシー1週間のニュース(2025年4月23日~4月29日)】

チェルシー1週間(2025年4月23日~4月29日)の主なニュースを紹介。『ハイセン獲得レースで一歩リードか!?』、『Ticketmasterとパートナーシップ契約を締結』、『ロシニアー監督がストラスブールと契約を延長』、『FWが今夏移籍を希望か!?』などの話題があった。

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【4月23日】

ハイセンの獲得レースでリード!?

ボーンマスに所属するディーン・ハイセン(20)の獲得に関心を示している。

ハイセンはユベントスの下部組織出身でポジションは主にCB。2023年10月にトップチームデビューを飾ると、その後はローマへレンタル移籍。昨夏にボーンマスに完全移籍すると、今シーズンはここまで公式戦通算32試合に出場するなど、チームの主軸として成長。2025年にプレミアリーグで最も多くのインターセプトを記録(32)しており、90分間あたりのクリア数とブロックしたシュート数でも上位にランクインしている。

リヴァプール、アーセナルなども獲得に興味を示しているが、チェルシーが獲得レースでリードしており、7年間の大型契約提示に向けた準備を進めているようだ。リリース条項は、5000万ポンド(約94億円)程度で、6月中旬のFIFAクラブワールドカップ2025開幕前に契約締結を目指している。

チェルシーは、現在ボーンマスにケパを貸し出していることもあり、両クラブの関係は良好なようだ。またハイセン自身もプレミアリーグでのキャリア継続を望んでいることから、チェルシーに加入する可能性が出てきたようだ。(AS、The Independent)

【4月24日】

Ticketmasterとパートナーシップ契約を締結

チェルシーは、チケット販売のプラットフォームであるTicketmasterと複数年にわたるパートナーシップ契約締結を発表。この契約により、来シーズン初めてデジタルチケットが導入される予定となっている。

【4月26日】

エヴァートン戦で勝利し、リーグ連勝

プレミアリーグ34試合目が行われ、チェルシーはホームでエヴァートンと対戦。結果は1対0でチェルシーが勝利した。試合後マレスカ監督は『キープレイヤー・ラヴィアの復帰』、『ゴールはなくてもパーマーは高評価』、『悪いところだけは目につくが… サンチェスには良い瞬間もある』などについて話をした。

【関連記事:ジャクソンの2025年初ゴールでエヴァートンに勝利したチェルシー。ラヴィアの復帰で中盤が安定

【4月28日】

ロシニアー監督がストラスブールと契約を延長

チェルシーと姉妹クラブのストラスブールは、リアム・ロシニアー監督と契約を延長したことを発表。契約は2027年夏から1年延び28年夏までとなった。ロシニアー氏は、

「今回の契約延長は私にとってキャリア最高の決定であり大きな誇りだ。マルク・ケラー会長とクラブが示してくれた新たな信頼は、私にとって大きな意味を持つ。クラブのアイデンティティを尊重しながら、クラブの発展のために全力を尽くし続ける。私は我々のプロジェクトとストラスブールの未来を心から信じている」

とコメントした。昨年7月にパトリック・ヴィエラ氏が退任した後に、ストラスブールの指揮官に就任。リーグ戦31試合で15勝9分7敗(勝点54)と現在7位だが、4位モナコとは勝点差1とCLに出場する可能性が出てきている。

FWが今夏移籍を希望か!?

2023年夏にRBライプツィヒからチェルシーに移籍したエンクンク。昨季はプレシーズンで怪我をしてしまい本領が発揮できなかったが、今季はここまで公式戦42試合に出場し、14ゴール・5アシストを記録するなど結果を残している。

しかし、同じポジションにはパーマーがいるため、リーグ戦では控えや左WGのポジションで起用されるなど、不満を募らせている中、今夏にスタンフォードブリッジを離れる意向だとBILDが報じた。

その中でもバイエルンミュンヘンが獲得に関心を示しており、冬にレンタルでトッテナムに加入したマティス・テルが完全移籍をした場合、その移籍金でエンクンク獲得を目指すようだ。

今夏には、既にパルメイラスからエステヴァン・ウィリアンの加入が決定していることに加えて、ストライカー+左WGの獲得を目指しているチェルシー。出場機会を求めて、チームを去る可能性が出てきている。

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