【PL2024-25】後半ATにネトのゴールが決まりフルハムに逆転勝利したチェルシー。ギュストの怪我の具合は?

【PL2024-25】後半ATにネトのゴールが決まりフルハムに逆転勝利したチェルシー。ギュストの怪我の具合は?

2025年4月20日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ33試合目が行われ、チェルシーはアウェイでフルハムと対戦。結果は、1対2でチェルシーが勝利した。

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プレミアリーグ2024-25・フルハム戦(アウェイ)スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、アダラビオヨ、バディアシル、アチャンポン、ギュスト、ラヴィア、デューズバリー・ホール、ジョージ、サンチョ。

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【前半20分・フルハムゴール(イウォビ)】

陣内左サイドでジェームズがパスの出しどころを探していたが、その隙に囲まれてボールを奪われる。そのまま縦に運んだセセニョンがペナルティアーク付近のイウォビにパス。ボックス内に運ばれシュートを打たれると、それがゴール右下隅に決まり、先制点を許してしまう。

【後半38分・チェルシーゴール(ジョージ)】

前半1点のビハインドで終えたチェルシー。後半開始から、ジェームズとマドゥエケに変えて、ギュストとサンチョを投入。

そこから積極的に攻撃を展開し、後半38分にチャロバーのロングフィードをボックス付近でネトが胸トラップ。それをペナルティアーク付近のジョージ(※後半33分にジャクソンと交代)の足元に流れると、右足を振り切りゴール左隅に決め同点。リーグ初ゴールを記録した。

【後半45分+3分・チェルシーゴール(ネト)】

パーマーとのパス交換で右サイド深くに侵攻したフェルナンデス。そこから、グラウンダーで折り返えすとボックス中央で反応したネトが反転から左足でシュート。それがゴールネットに突き刺ささり、逆転勝利。苦しみながらも価値のある勝点3を獲得した。

【まとめ】

チェルシーは支配率60%、シュート13本(枠内8本)、コーナー4本、パス527回、ゴール期待値は1.08でフルハムの0.28を上回った。

【マレスカ監督コメント】

最後のエネルギーを与えたジョージのゴール

「今日の勝利は重要なものだった。ダービーであり、チャンピオンズリーグ出場権を獲得するチャンスが得られたからね。おそらく今シーズンで最も難しい勝利だった。失点した後、選手たちにとってより厳しい戦いになった。

でもチームはチャンスを作っていて、うまくいっていたと思う。時には運も必要だし、ジョージのゴールは私たちにさらなるエネルギーと勢いを与えてくれた。それと同時に、勝利を目指すための最後のさらなるエネルギーも与えたと思う」

前半45分でのジェームズの交代

「彼は2日前(レギア・ワルシャワ戦)に90分間プレーし、また今日45分間プレーをした。チームにとってこれは重要な瞬間。3日ごとに彼のことを(起用するか)考えることができる。

彼はキャプテンであり、主力選手であり、素晴らしい選手だから、これは素晴らしいニュース。最初の失点は彼がボールを失った時に起きたが、こういうことは起こり得る。彼を交代させたのは、それが計画だったから。2日前に90分プレーしたから、45分プレーしたから、というだけではない」

ギュストの怪我&エンクンク不在の理由

「ギュストの怪我は残念ながら、良いものではない。筋肉の問題だ。イプスウィッチ戦でもわかるように、彼は後半に中にいて試合の流れを変えた。今日もそうだった。(エンクンクがメンバー外になったことは)単なる戦術的な決定だった」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ33試合を終えて、16勝9分8敗と暫定5位(勝点57)となったチェルシー。今試合の前半では先制点を許し、決定的なチャンスを作ることができず、選手たちもフラストレーションが溜まっていた。しかし後半になり、メンバーを変え、戦術を変えたことで逆転勝利を掴むことができた。

最近結果がついてこない中、アウェイで今年リーグ初勝利をあげられたことはチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて、転機になったことは間違いない。

次戦は、4月26日にホームでエヴァートンとリーグを戦う。そこまで1週間試合がないため、十分な練習と休養を取れる。スタンフォードブリッジで連勝し、トップ5争いを最後まで演じてほしい。