スポルティングCPから2選手獲得で合意【チェルシー1週間のニュース(2025年3月12日~3月18日)】
- 2025.03.19
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- カンファレンスリーグ, ダリオ・エスーゴ, 誹謗中傷, ジオバニー・クエンダ, チェルシー女子優勝, SNS, チェルシー, レギア・ワルシャワ, チェルシー移籍, ジョアン・フェリックス, チェルシー移籍噂, チェルシー補強

チェルシー1週間(2025年3月12日~3月18日)の主なニュースを紹介。『ECLでベスト8に進出』、『スポルティングCPから2選手獲得で合意』、『チェルシー女子がリーグカップで優勝』、『フェリックスの去就は?』、『再び…チェルシーDFに誹謗中傷』などの話題があった。
【3月13日】
ECLでベスト8に進出
カンファレンスリーグ(ECL)ラウンド16(2ndレグ)、チェルシー対コペンハーゲンは、1対0でチェルシーが勝利。合計3対1で、ベスト8に進出した。マレスカ監督は、
「第1戦と第2戦は、かなり似ていた。第1戦目の試合では、前半を分析して、必要に応じて後半に少しプッシュしようとした。そこで勝ったので、今夜の試合もまったく同じように準備したんだ。前半は分析し、改善すべき点を確認した。
アチャンポンを前半だけで交代させたのは、彼のパフォーマンスが悪かったからではない。非常にうまくやっていたが、構造を変える必要があった。そして後半はずっと良くなり、勝利に値したパフォーマンスを見せた」
準々決勝ではレギア・ワルシャワ(ポーランド)と対戦することが決定。4月10日(1stレグ・A)、4月17日(2ndレグH)に試合が行われる。
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【3月16日】
スポルティングCPから2選手獲得で合意
チェルシーは、スポルティングCPから今夏の移籍市場において2選手を獲得することで合意したようだ。
1人目は、ジオバニー・クエンダ。2007年4月30日生まれで、現在17歳。2019年にベンフィカからスポルティングの下部組織に加入。右サイドを本職としながら、両サイドでプレー可能な左利きのウィンガー。まだ17歳だが、今季ここまで公式戦44試合に出場し、2ゴール・8アシストを記録するなどチーム主力として定着している。
2人目は、ダリオ・エスーゴ。2005年3月14日生まれで、現在20歳。9歳からスポルティングCPのアカデミーに所属し、2021年3月16日に最初のプロ契約を締結。ポジションは守備的なMFで、ボール奪取能力に長けており、今夏レンタル移籍で加入しているラスパルマスでも公式戦17試合(1ゴール)に出場している。
なお、クエンダの移籍金は4800万ユーロ(約78億円)程度で、来季はスポルティングにレンタルという形となり、2026年夏に加入する予定となっている。
そして、エスーゴの移籍金は、2200万ユーロ(約36億円)程度で、今夏加入予定。現在のところレンタル移籍などで経験を積ませる予定はなく、カイセドのバックアップとしてトップチームに帯同するようだ。
夏前に既に2選手の獲得をまとめたチェルシー。加えて、CFの獲得についても継続して検討しているようだ。(Fabrizio Romano)
アーセナルに惜敗
プレミアリーグ29試合目が行われ、チェルシーはアウェイでアーセナルと対戦。結果は、1対0でチェルシーが敗北した。試合後マレスカ監督は、『負けの要因&前進するために必要なこと』、『怪我で欠場したパーマーの状態』、『サンチェスの評価』などについて話をした。
【関連記事:敵地エミレーツスタジアムでアーセナルに惜敗したチェルシー。敗北の要因について、マレスカ監督が明かす】
チェルシー女子がリーグカップで優勝
YOUR SUBWAY WOMEN'S LEAGUE CUP WINNERS 2025: CHELSEA! 🏆 pic.twitter.com/d9IMDBRMaI
— Chelsea FC Women (@ChelseaFCW) March 15, 2025
FA女子リーグカップ決勝に進出していたチェルシー女子が、マンチェスターシティ女子と対戦し、2対1で勝利。2020-21シーズン以来、3度目のリーグカップ制覇を果たした。ソニア・ボンパストル監督は、
「トロフィーを1つ勝ち取ったと言えるけど、それは4つのうちの1つに過ぎない。盛大にお祝いするのはシーズンの終わり、できれば複数のトロフィーを獲得したい」
とコメント。リーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップと3つのコンペティションを残しており、さらなるトロフィー獲得が期待されている。
【3月18日】
フェリックスの去就は?
今冬に、ミランのレンタル移籍をしたジョアン・フェリックス。昨年末にセルジオ・コンセイソン監督を招へいし、同郷のフェリックス獲得を切望。600万ユーロ(約9億5000万円)程度のレンタル料金を支払うことで同意し、半年間イタリアでプレーをすることを決断した。
初出場となったコッパ・イタリアのローマ戦で初得点をマークするなど、良いスタートを切ったかに思えたが、その後は得点が生まれず、リーグでは直近3試合連続でベンチスタートとなっている。
今夏には4000万ユーロ(約65億円)程度での買い取りも可能になっているようだが、現在ミランは完全移籍に否定的で、チェルシーに復帰する可能性が高いようだ。(Gazzetta dello Sport)
再び…チェルシーDFに誹謗中傷
プレミアリーグ第29節のアーセナル戦で先発出場したウェズレイ・フォファナ。幾つか危険なファウルを犯したという経緯があった中で、SNSで人種差別的虐待を含む誹謗中傷があり、フォファナは自身のインスタグラムのストーリーズに憤りのコメントを載せていた。
「2025年、愚かさと残酷さはもはや隠せない。これはフットボールだけの問題ではない。肌の色で他人より優れていると信じる人がいるのは、単なる『ゲーム』ではない。状況を変え、プラットフォームが行動を起こし、全員が責任を取る時」
加えて、チェルシーも誹謗中傷に対して声明を発表。
「最近、選手に対するオンラインでの人種差別的虐待が増加していることに愕然とし、嫌悪感を抱いています。昨日の試合後にフォファナが受けた虐待は忌まわしいものであり、容認されるものではありません。ウェスと選手全員を全面的に支持します。関係当局と協力し、加害者を特定し、可能な限り最も強力な措置を講じます」
クラブは当該投稿についてインスタグラムに連絡する予定で、警察とも連携して加害者の特定に動いている。
3月上旬に行われたカンファレンスリーグ(ECL)ラウンド16(1stレグ)のコペンハーゲン戦でもトレヴォ・チャロバーとケビン・ディクスが接触し、ディクスが足を痛めてしまい負傷交代となったことで、チャロバー個人SNSに対して、多くの人種差別的な誹謗中傷があったばかり。無くならない誹謗中傷に対して、クラブも法的措置を行うことになった。
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