【PL2024-25】敵地エミレーツスタジアムでアーセナルに惜敗したチェルシー。敗北の要因について、マレスカ監督が明かす

【PL2024-25】敵地エミレーツスタジアムでアーセナルに惜敗したチェルシー。敗北の要因について、マレスカ監督が明かす

2025年3月16日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ29試合目が行われ、チェルシーはアウェイでアーセナルと対戦。結果は、1対0でチェルシーが敗北した。

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プレミアリーグ2024-25・アーセナル戦(アウェイ)

 スターティングメンバー(4-2-3-1):サンチェス、フォファナ、バディアシル、コルウィル、ククレジャ、カイセド、ジェームズ(C)、フェルナンデス、サンチョ、エンクンク、ネト。

サブメンバー:ヨルゲンセン、ベッティネッリ、アダラビオヨ、チャロバー、アチャンポン、ギュスト、ラヴィア、デューズバリー・ホール、ジョージ。

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【前半20分・アーセナルゴール(メリーノ】

右コーナーキックからウーデゴールが入れたボールをニアのメリーノがバックヘッドで合わせられると、これがファーポスト内に入り、先制を許す。

前半37分には、ククレジャが左足のハーフボレーシュートを放ち、ラヤがファンブルしたボールがゴール方向に向かうが、これは枠の左に外れてしまい、前半を終えた。

後半は、チェルシーがボールを保持する時間が長かったが、アーセナルに上手く守られてしまい、決定的なチャンスは作れず無得点で惜敗した。

【まとめ】

チェルシーは支配率59%、シュート8本(枠内2本)、コーナー4本、パス508回、ゴール期待値は0.39でアーセナルの0.89を下回った。

【マレスカ監督コメント】

進するために必要なことは?

「最初の20分は少し苦戦したが、その後は試合をコントロールし始め、チャンスもいくつか作った。後半は50/50の展開となっていたが、私にとってはセットプレーの戦略が最大の違いとなった。

今日は、チームで最もゴールを決めているパーマー、ジャクソン、マドゥエケといった選手が1人もピッチにいなかった。攻撃面で苦戦するのは当然。それらの選手がいなくても、うまくやっているが、現時点で負傷している選手がいれば、もっと良い結果が出るはず。

結果は残念だが、我々は正しい方向に進んでいると感じている。今は、前進する一歩が必要。その一歩とはトップ4、トップ5でシーズンを終え、チャンピオンズリーグの出場権を得ることなんだ」

ーマーはイングランド代表でプレーできる?

「正直に言うと、そうは思わない。彼の負傷は昨日の練習で起きたもので、筋肉の問題。選手が怪我をするのは望んでいないが、パーマーの場合、現時点では身体的にも精神的にも休息が得られるだろう。それは良いことかもしれない」

ンチェスの評価

「彼は良い試合をしたと思う。良いセーブもいくつかした。足元に関しては、ある瞬間はかなり良かったが、ある瞬間は少し苦戦した。しかし、全体的にパフォーマンスはかなり良かったと思う」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ29試合を終えて14勝7分8敗と暫定4位(勝点49)で、今季最後の代表ウィークに突入した。今試合では、パーマーが前日に怪我で欠場するなど、得点を取る選手が少なかったことで、多くのチャンスを作れず敗れる結果に。

代表戦明けには、ジャクソンやマドゥエケが復帰する可能性が高い。それに加えて、パーマー、ギウが復帰してくれば残りのリーグ戦でも『再度戦えるチーム』になるはず。

次戦は、4月3日(日本時間4日)にホームでトッテナムとリーグを戦う。相手は、14位と苦戦が続いているが、ロンドンダービー。何が起こるか分からないが、CL出場権を獲得するためにも勝点を落としたくない一戦となる。