ミハイロ・ムドリク Bサンプルの行方は…?【チェルシー1週間のニュース(2025年1月15日~21日)】

ミハイロ・ムドリク Bサンプルの行方は…?【チェルシー1週間のニュース(2025年1月15日~21日)】

チェルシー1週間(2025年1月15日~21日)の主なニュースを紹介。『早期レンタルバックでチャロバーが復帰』、『ブロヤが再び長期離脱』、『アカデミー出身選手が退団』、『ムドリクBサンプルの行方は…?』、『マンUのガルナチョ獲得に関心』、『引く手あまたのベイガにユベントスも関心』などの話題があった。

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【1月15日】

早期レンタルバックでチャロバーが復帰

W・フォファナとバディアシルの怪我による欠場に加えて、ディサシも退団が濃厚なことから、早期でのレンタルバックが可能となる条項を発動し、トレヴォ・チャロバー(25)を復帰させたことを発表した。

今季は米国のプレシーズンにも帯同させないなど構想外としていたが、半年間でチェルシーの状況が変わり、エグバリ氏やマレスカ監督などがチャロバーに直接連絡。復帰を望まれたことで、本人もそれを了承。背番号は、昨季ギャラガーが背負っていた『23』となった。(Chelsea FC)

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【1月16日】

ブロヤが再び長期離脱

昨夏エヴァートンにレンタル移籍したアルマンド・ブロヤ(23)。アキレス腱の怪我により、昨年12月から徐々に出場時間を増やしていたが、1月10日行われたFAカップ3回戦のピーターバラ戦で足首を負傷してしまい、ピッチを後にした。

そして、その後の検査により足首のじん帯を痛め最長3カ月間程度離脱する可能性が出てきた。コンディション面なども考慮するとシーズン中に公式戦復帰を果たせるかは不透明になっており、レンタルを打ち切る選択を検討している。

ブロヤは、2022年12月に行われたアストンヴィラとの親善試合で右ヒザ前十字じん帯を損傷。そこからは、以前のようなパフォーマンスを発揮することができずに苦しんでおり、苦しい立場になっている。(Evening Standard)

【1月17日】

アカデミー出身選手が退団

アカデミー出身で、2022年夏に初のプロ契約を結んだゼイン・シルコット=ドゥベリー(19)が、ボーンマスに移籍した。彼は、トップチームでの出場は無かったが、U-18&U-21で公式戦63試合(6ゴール・7アシスト)に出場。多くの経験をコブハムで積み、新たなクラブに旅立った。

なお契約には、売却条項と将来トップチームで出場した場合のインセンティブが含まれている。1月7日は、アカデミー出身GKのカイ・クランプトン(18)も同クラブに完全移籍しており、チェルシーの若手有望選手が続々とボーンマスに移っている。(Chelsea FC)

ムドリクBサンプルの行方は…?

昨年12月初旬に、ドーピングのAサンプルで陽性となったミハイロ・ムドリク(24)。現在Bサンプルを提出しているが、その結果については未だ発表されていない。マレスカ監督は、

「(Bサンプルについては)まだ分からない。クラブとして彼を助けようとしているが、最新情報に関しては、状況について何も知らない」

とコメントした。結果は1月中には戻ってくる予定だが、それも陽性が出た場合、最大で48カ月間の出場停止になる可能性があるようだ。(Give Me Sport、Sky Sports)

【1月18日】

マンUのガルナチョ獲得に関心

マンチェスターユナイテッドに所属するアレハンドロ・ガルナチョ(20)の獲得について関心を示しており、問い合わせを行ったようだ。ドーピング陽性が出たムドリクが不在の中、WGの補強を検討しているチェルシー。複数の候補者にガルナチョが含まれている。

アルゼンチン代表のガルナチョは、2020年10月にアトレティコマドリードの下部組織からマンチェスターユナイテッドの下部組織に加入。2022年4月に17歳でトップチームデビューし、ここまで公式戦118試合(23ゴール・14アシスト)を記録している。

そんな彼の評価額を6000万ポンド(約114億円)以上にしているマンチェスターユナイテッド。交渉は初期段階のようで、チェルシーは彼の動向を注視している。(The Athletic)

【1月19日】

引く手あまたのベイガにユベントスも関心

ユベントスはレナト・ベイガ(21)の獲得に向けて、チェルシーと交渉をスタートしたようだ。

守備の要であったブレーメルと左SBのフアン・カバルが離脱したことにより、守備の強化が必要になっている同クラブは、ベイガに白羽の矢を立てたようだ。なおベイガにはドルトムント、マルセイユに加え、複数の欧州クラブからも問い合わせがあるようだ。

公式戦18試合(2ゴール・1アシスト)に出場しているベイガの去就に注目が集まっている。(Fabrizio Romano、ĽÉQUIPE)

【1月20日】

リーグ戦6試合ぶりに勝利

プレミアリーグ22試合目が行われ、チェルシーはホームでウルブスと対戦。結果は、3対1でチェルシーが勝利した。マレスカ監督は、『簡単ではない状況を打破』、『チャロバーを復帰させた理由』、『ベイガ欠場は移籍のため?』、『パーマーの最高の試合になった理由』などについて話をした。

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【1月21日】

カサデイの去就は?

2022年夏に移籍金1500万ユーロ(約24億円)でインテルからチェルシーに完全移籍したチェーザレ・カサデイ(22)。レディングやレスターシティにレンタル移籍をしていたこともあり、同クラブでは公式戦17試合の出場に止まっている。

そのよう中、ラツィオが彼の獲得に関心を示し、1300万ユーロ(約21億円)+売却条項のオファーを正式に提出したようだ。その他にもトリノ、フェイエノールトなども獲得に興味を示しており、チェルシーは他クラブのオファーを確認し、冬の移籍市場が閉まる前に最終決定を下す。(Fabrizio Romano)