【PL2024-25】3得点でウルブスを下し、リーグ6試合ぶりに勝利したチェルシー。パーマーの最高の試合になった理由は?
- 2025.01.21
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2025年1月20日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ22試合目が行われ、チェルシーはホームでウルブスと対戦。結果は、3対1でチェルシーが勝利した。
プレミアリーグ2024-25・ウルブス戦(ホーム)
スターティングメンバー(4-2-3-1)
サブメンバー:ヨルゲンセン、ディサシ、アチャンポン、ギュスト、T・ジョージ、フェリックス、ギウ、サンチョ、エンクンク。
【関連記事:後半ATにジェームズの復活ゴールでボーンマスに追いついたチェルシー。監督はキャプテンの活躍を喜ぶ】
【前半24分・チェルシーゴール(アダラビオヨ)】
パーマーの左コーナーキックがボックス手前中央へこぼれると、ジェームズがワントラップから右足でシュート。ディフレクトしたボールにアダラビオヨが反応し、右足で押し込みネットを揺らす。
副審からは、オフサイドとの判定が下されるが、VARによる確認の結果、クーニャが残っていることが認められゴール。チェルシーが先制に成功する。
【前半45分+5分・ウルブスゴール(ドハーティ)】
ウルブスが左コーナーキックを得ると、クーニャがインスイングのボールを入れる。それをサンチェスがファンブルしてしまい、ゴール前は混戦へ。それをドハーティが押し込まれ、同点に追いつかれ、前半を終える。
【後半15分・チェルシーゴール(ククレジャ)】
後半開始からもメンバーの変更なしでスタートしたチェルシー。5バック気味でドローを狙う相手に対して、マドゥエケ、ネトの両WGから攻撃を展開するチェルシー。
後半15分には、右サイドに開いてボールを受けたマドゥエケがボックス右角付近からクロスを送ると、ニアサイドに走り込んだデューズバリー・ホールが頭で後方へフリック。ゴール前に走り込んできたククレジャがワントラップから右足で押し込み、勝ち越しに成功する。
【後半20分・チェルシーゴール(マドゥエケ)】
左サイドのコーナーキック付近でフリーキックを獲得。パーマーがクロスをファーサイドに送ると、クリスタルパレスから復帰したチャロバーが高い打点のヘディングで折り返す。そのままボールがゴールに吸い込まれる…と思ったが最後はマドゥエケが頭で押し込み、3対1。
その後は、ジェームズ、パーマー、マドゥエケ、デューズバリー・ホールを下げ、ディサシ、ギュスト、ジョージ、フェリックスを入れながら時間を上手く使いタイムアップ。リーグ6試合ぶりに、勝利を手にした。
【まとめ】
チェルシーは支配率63%、シュート19本(枠内7本)、コーナー3本、パス560回、ゴール期待値は3.59でウルブスの0.98を上回った。
【マレスカ監督コメント】
簡単ではない状況を打破した
「リーグ5試合勝利から遠ざかっていたが、常にパフォーマンスは良かったと思う。問題は、ペナルティエリア内で決定力を発揮できなかったこと。ただ今夜は試合に勝ったことが重要だった。
最初の40分間、チームは素晴らしかった。ゴールを決め、チャンスを作ったが、その後は過去4、5試合と同じことが起こり、失点すると少し自信を失ってしまった。しかし後半、再び試合をコントロールし、2得点した。もっと得点できたかもしれないが、3ポイントを獲得できたことに満足している。
常に勝つことは非常に重要だが、特にリーグ5試合連続で勝利がない状況ではなおさらだ。簡単ではなかったよ」
チャロバーを復帰させた理由
「彼のパフォーマンスは、とても良かった。ここに戻ってきた理由は、チームを助けてくれると確信していたからだと私はすでに言ったが、今夜何ができるかをまさに示してくれた。
まず、彼は強力なディフェンダーだ。素早いし、背後から守れるし、前線からでも守れるし、攻撃的。そして、私たちはすでにそれを知っていた。だからクリスタルパレスから呼び戻したんだ」
ベイガ欠場は移籍のため…?
「いや、これは技術的な判断によるものだ。例えばベンチのウィンガーとして、両方を変える必要がある場合は、ジョージかサンチョを起用したい。そして、今日は両方を変えることになった。ベイガを外したのは、まさにそのためだった」
パーマーの最高の試合になった理由
「彼は足首に軽い問題を抱えながらプレーをしていた。そのような中、チームにとって困難な状況で彼はリーダーシップを発揮した。そういった点で、パーマーの最高の試合の一つになったと思う。
ゴールを決めたり、アシストをしたりしたときだけでなく、その瞬間にそのような選手を見なければならない。チームメイトに必要とされているとき、彼がそこにいることが重要だった。足首に問題があったにもかかわらず、後半はボールを求めていた。彼はその瞬間、チームのリーダー的存在だった。だから、パフォーマンスには非常に満足している」
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【今後の試合と感想】
プレミアリーグ21試合を終えて、11勝7分4敗(勝点40)。リーグ戦6 試合ぶりに勝点3を手にして、順位4位に上げた。
次戦は、1月24日(日本時間25日)にアウェイでマンチェスターシティとプレミアリーグを戦う。同チームとは昨年の開幕戦にスタンフォードブリッジで戦い、2失点で敗北している。一時は停滞気味だったシティだが、冬に大型補強を敢行。チームの徐々に上向いており、難しい試合になることは間違いない。
マレスカ監督曰く、ラヴィア&フェルナンデスがボーンマス戦で筋肉の問題を抱え、どの程度の期間離脱するのか分からない状態だという。
特にラヴィアについては出場時間をコントロールされている中でも負傷を繰り返しており、カイセド&フェルナンデスに比べて稼働率はとても低く、アンドレイ・サントス(ストラスブール)、レスリー・ウゴチェク(サウサンプトン)をレンタル先からレンタルバックすることを検討しなければいけない状況。
ラヴィアの負傷は今後も間違いなく続くはず…今回のチャロバーのように、早めに手を打たなければいけない。
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