【PL2024-25】後半ATにジェームズの復活ゴールでボーンマスに追いついたチェルシー。監督はキャプテンの活躍を喜ぶ

【PL2024-25】後半ATにジェームズの復活ゴールでボーンマスに追いついたチェルシー。監督はキャプテンの活躍を喜ぶ

2025年1月14日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ21試合目が行われ、チェルシーはホームでボーンマスと対戦。結果は、2対2の引き分けに終わった。

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プレミアリーグ2024-25・ボーンマス戦(ホーム)

スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、アダラビオヨ、ジェームズ、ベイガ、ギュスト、ネト、フェリックス、ギウ、エンクンク。

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【前半13分・チェルシーゴール(パーマー)】

ククレジャのインターセプトを起点にフェルナンデス、ジャクソンと繋ぐ。そのジャクソンが3人に囲まれながらも見事なプレス回避から斜めのランニングで背後を狙うパーマーへスルーパス。パーマーはボックス内でも冷静にシュートフェイントを使いトラヴァースのタイミングを外し、ゴールイン。

その後もジャクソンがポストに当てるシーンなどがあったが、追加点を奪えず1点のリードで前半を終える。

【後半5分・ボーンマスゴール(クライフェルト)】

後半もメンバー変更無く、4-2-3-1でスタートしたが、ボーンマスの前線からのプレスに強度が増していた。そのような中、中盤でパスを繋がれ、ボックス内に抜け出されたセメンヨに対して、カイセドが遅れて倒してしまいPKを献上。これをクライファートにゴール右に決められ、同点に追いつかれてしまう。

【後半23分・ボーンマスゴール(セメンヨ)】

 左サイドでのスローインの流れから、中央でフリーになっていたクリスティにボックス手前左にいたセメンヨに繋がれてしまう。アチャンポンがマークについていたが、セメンヨの左への持ち出しでシュートコースを作り出されてしまい、シュートをニア上に突き刺さされ、逆転されてしまう。

【後半45分+5分・チェルシーゴール(ジェームズ)】

得点を奪うためネト、フェリックスを投入するが中々上手く機能せず、試合はロスタイムへ。

その時間帯に、ボックス手前中央左でフリーキックを得たチェルシー。この場面で、後半11分にラヴィアと交代していたジェームズがキッカーを務める。それをキャプテンが、低弾道のシュートをゴール右隅のポストに当てて、ゴールイン。試合終了直前に値千金のゴールを決め、なんとか引き分けで試合を終え、勝点1を獲得した。

【まとめ】

チェルシーは支配率57%、シュート26本(枠内10本)、コーナー9本、パス426回、ゴール期待値は2.78でボーンマスの1.37を上回ったが、同スコアで引き分けとなった。

【マレスカ監督コメント】

半の戦いは最高だった

「今シーズンの前半戦の中で、おそらく最高の試合だった。ボールを持っている時も持っていない時も、多くのチャンスを作った。シュートも前半だけで15本ほどあったから、違うスコアで終わるべきだった。少なくとも2点は得点できていたと思う。

そして後半に入ると、ペナルティの後に少し落ちてしまった。その理由を理解する必要があるだろう。前半は本当に素晴らしいプレーをしたので、少し残念な気持ち。決定力が必要だった」

難な時期を乗り越えたジェームズ

「活躍をとてもうれしく思っている。ジェームズはフリーキックの点ではパーマーに匹敵する。彼はゴールを決め、少なくとも勝ち点1を獲得できたので全員が満足している。今の彼の目標は、シーズン終了まで健康でいること、そして我々が望むプレーをできるように助けてくれることだ」

ーンマスは幸運だった

「(後半にブルックスが走るククレジャの首に手をかけて倒したシーンについて…VARでイエローカードのみの提示)ボールを奪う意図がなければ、レッドカード。どうして危険ではなかったと判断できるのか? 私の意見ではレッドカードだよ。

(ボーンマスが最後まで11人で戦えたことについては)幸運だったと思うよ。今シーズン、すでに1回だけではなく何度も同じことが起きた。ペナルティキックなども含めて…今後はもっとチェルシーが幸運に恵まれることを願っているよ」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ21試合を終えて、10勝7分4敗(勝点37)。リーグ戦直近5試合で勝ち星から遠ざかることになった。

次戦は、1月20日(日本時間21日)にホームでウルブスとプレミアリーグを戦う。同チームとは昨年の8月にアウェイで戦い、6得点で勝利している。ジェームズ&ラヴィアが復帰し、ボーンマス相手に最後の最後にキャプテンのゴールで追いついたことは、チェルシーにとってはポジティブ。

嫌な流れを断ち切るためにも…次戦で勝利を掴み、アウェイでのマンチェスターシティ戦に向けて弾みをつけたいところだ。