2025年 冬の移籍市場でCB補強を計画【チェルシー1週間のニュース(2025年1月1日~7日)】

2025年 冬の移籍市場でCB補強を計画【チェルシー1週間のニュース(2025年1月1日~7日)】

チェルシー1週間(2025年1月1日~7日)の主なニュースを紹介。『パーマーが新たな記録を樹立』、『アンセルミーノなど3選手がチェルシーに復帰』、『カサデイの移籍についてトリノと交渉中』、『冬の移籍市場でCB補強を計画』などの話題があった。

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【1月1日】

パーマーが新たな記録を樹立

2024年に行われたプレミアリーグで26ゴールを記録したコール・パーマー。ジミー・フロイド・ハッセルバインク氏が、2001年に記録した25ゴールを上回り、同リーグでチェルシーの選手が1年間で決めた最多得点数を越えた。

また、フルハム戦(12月26日)がプレミアリーグで50試合目(チェルシーで47試合、マンチェスターシティで3試合)の先発出場となったパーマーは、ここまで34ゴール・18アシストと、ゴール関与数は52を記録。最初の50試合でこれよりも多くのゴールに関与しているのは、マンチェスターシティのハーランド(64)、元マンチェスターユナイテッドのアンディ・コール氏(57)の2人だけと凄まじいスピードで、多くの記録を更新している。(Sky Sports)

【1月3日】

アンセルミーノなど3選手がチェルシーに復帰

昨夏に、ボカジュニアーズからアーロン・アンセルミーノを獲得したことを発表したチェルシー。移籍金2300万ユーロ(約36億円)で、2031年夏までの契約にサインした。当初は、今夏にチェルシーに合流予定だったが、レンタルを半年間早めて、ロンドンに到着する形となった。アンセルミーノは、

「彼ら(チェルシー)は僕をチームの一員にしたいと言ってくれた。とても嬉しく思っているし、楽しみだね」

と話した。レンタル先のボカでは公式戦18試合に出場するなど、19歳にして数多くの経験を積んでいる。また、バーンズリーにレンタル移籍していたガブリエル・スロニナとバートンアルビオンにレンタル移籍していたロニー・スタッターも半年間早める形でチェルシーに復帰している。(Chelsea FC、ESPN)

【1月4日】

クリスタルパレス戦はドロー

プレミアリーグ20試合目が行われ、チェルシーはアウェイでクリスタルパレスと対戦。結果は、1対1の引き分けに終わった。試合後マレスカ監督は、『勝てなかった理由』、『アチャンポンは最高の選手。冬の補強については…?』、『選手交代は2人。その判断を説明』などについて話をした。

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【1月5日】

カサデイの移籍についてトリノと交渉中

チェーザレ・カサデイの獲得について、トリノが強い関心を示しているようだ。チェルシーは、買い戻しの権利も含めて総額2000万ユーロ(約32億円)を希望しているが、トリノは将来の転売時ボーナス込みで1200万ユーロ(約19億円)を提示しており、再度交渉の場を設ける予定となっている。

カサデイは、2022年夏に移籍金1500万ユーロ(約24億円)でインテルからチェルシーに完全移籍。レディングやレスターシティにレンタル移籍をしていたこともあり、同クラブでは公式戦17試合の出場に止まっている。(Sky Sports)

【1月6日】

冬の移籍市場でCB補強を計画

ウェズレイ・フォファナとブノワ・バディアシルが負傷により長期離脱中という中で、チェルシーは冬の移籍市場で最低でも1人のCBを補強することを目指しているようだ。

そのような中で、クリスタルパレスに所属するマルク・グエイ(24)の獲得を検討しているようだ。グエイは8歳の頃からチェルシーのアカデミーに所属し、各世代で活躍を続け、2019年9月にトップチームデビュー。

しかし、トップチームでの出場機会は2試合のみ。出場機会を求めてスウォンジーへレンタル移籍。そして2021年夏にクリスタルパレスに完全移籍をして、キャプテンを務めるまでに成長している。

加えて、同クラブにレンタル移籍中のトレヴォ・チャロバーを呼び戻す計画もあるようだ。ただチャロバーは米国プレシーズンの帯同メンバーから外されるなど、戦力外として扱われ、クラブを離れた経緯があるため、マレスカ監督の構想に入るのか。気になるところだ。(Fabrizio Romano、Ben Jacobs)

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