【PL2024-25】イプスウィッチに敵地で敗れリーグ連敗。『2失点目が試合を台無した』とマレスカ監督が明かす

【PL2024-25】イプスウィッチに敵地で敗れリーグ連敗。『2失点目が試合を台無した』とマレスカ監督が明かす

2024年12月30日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ19試合目が行われ、チェルシーはアウェイでイプスウィッチと対戦。結果は、2対0でチェルシーが敗北した。

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プレミアリーグ2024-25・イプスウィッチ戦(アウェイ)

スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:サンチェス、アチャンポン、ギュスト、ジェームズ、ベイガ、ネト、サンチョ、ギウ、ジャクソン。

【関連記事:パーマーで先制も…後半終盤に2失点で逆転負けを喫したチェルシー。負けた理由をマレスカ監督が言及

【前半16分・イプスウィッチゴール(デラップ)】

スルーパスに抜け出したデラップをヨルゲンセンが倒したと判定され、PKに。接触はほぼなかったもののVARでも判定は変わらず、デラップに決められ先制を許してしまう。

前半24分には、パーマーのクロスにフェリックスが合わせてネットを揺らすかわ、VARでオフサイドと判定されノーゴール。その後もチャンスを作るが、決めきれず、前半を1点のビハインドで終える。

【後半8分・イプスウィッチゴール(ハッチンソン)】

後半良い入りをしたチェルシーだったが、ビルドアップをしていた時に、ディサシの大きなパスミスにより、ショートカウンターを受ける。必死で戻るも…デラップのキープからハッチンソンにゴールを決められ2失点目。

そこから、ジャクソン、サンチョ、ギュスト、ネトを投入するも、ほぼ守りに徹していたイプスウィッチ相手にチャンスを作れず敗戦。年内最後の2試合(フルハム、イプスウィッチ)で連敗と嫌な流れで2024年の戦いを終えた。

【まとめ】

チェルシーは支配率76%、シュート20本(枠内5本)、コーナー7本、パス722回、ゴール期待値は2.22でイプスウィッチの1.55を上回ったが、無得点で終わった。

【マレスカ監督コメント】

因は何だったのか?

「ちょっと奇妙な試合だった。前半に多くのチャンスを作ったが、後半の最初の5分か10分でジョアン(フェリックス)のヘディングシュートともう一つのシュートという2つの決定的なチャンスがあった。そして、2点目のゴールが試合を少し台無しにしたと思う。

チャンスをたくさん作ったとき、ポスト、VAR、キーパーのセーブ、シュートをブロックしたディフェンダーなど、そういう形でゴールを決めなければならないこともある。そして、ゴールライン上であれほど多くのシュートを防いだのだから、相手ゴールキーパーの体力や意欲は非常に高かくなっていただろう」

のような状況(リーグ連敗)が来ることは予想していた

「シーズン中にこのような瞬間(リーグ連敗)が訪れることを予想していた。我々にとって今のような瞬間が訪れないシーズンは、ほとんどあり得ない。しかし同時に、この部屋(プレスルーム)にいる誰一人として、我々が今のような状況にいるとは予想していなかった。

何度も言ってきたように、我々が正しい方向に進んでいることを意味しているが、同時に競争力や一貫性、イングランドのベストチームと肩を並べるには程遠いことも示している。もう一度言うが、私たちは現状に満足しなければならないと同時に、もっと多くのことを改善する必要があることも認識しなければいけない」

ーグ3試合で1ポイント。監督の分析結果は?

「私は試合ごとに分析するのが好きだ。今夜は多くのチャンスを作ったので、守備ではもっと改善できるかもしれないが、攻撃面では言うことはあまりない。

フルハム戦では、我々が望むようなプレーはできなかったと思う。もっとアップダウンがあり、それは我々のサッカーではなかった。そしてエヴァートン戦は誰にとっても難しい試合だった。

また12月は9試合を戦ったと思う。最初の5、6試合は全勝でスタートしたが、その後は少し苦戦した。全体的に少し疲れた気持ちで月末を迎えることになった。シーズン前半を終え、後半戦が始まる。現状に満足しているが、もっと改善できる点がたくさんあることは分かっている」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ19試合を終えて、10勝5分4敗。今季リーグ戦で初の連敗を喫したチェルシー。フルハム、イプスウィッチと自分たちのミスにより負けてしまっていることが残念。また、怪我での離脱者が地味に多いことも過密日程での試合の難しさに繋がっている。

中盤はラヴィアが不在でフェルナンデスとカイセドが出ずっぱり。そして、CBはバディアシルとフォファナの不在により、コルウィルとアダラビオヨしか選択肢が無い。ローテーションが上手くいかなくなっていることで疲労が溜まっていることは間違いないし、ここが踏ん張りどころかもしれない。

次戦は、1月4日(日本時間5日)にアウェイでクリスタルパレスとリーグ戦を戦う。2025年最初の試合であり、4位以内をキープするためにも3連敗は絶対に避けなくてはいけない試合となる。