パーマーがクラブで史上2番目に価値のある選手に!【チェルシー1週間のニュース(2024年12月11日~17日)】

パーマーがクラブで史上2番目に価値のある選手に!【チェルシー1週間のニュース(2024年12月11日~17日)】

チェルシー1週間(2024年12月11日~17日)の主なニュースを紹介。『敵地でのアスタナ戦に勝利し、UECLベスト16に進出』、『ブライトンで6年間スカウト業務を行っていた人物を雇用』、『パーマーの市場価値が急上昇。クラブで史上2番目に価値のある選手に』、『ククレジャが2度滑ったスパイクのメーカーが新広告を発表』、『ムドリクがドーピング検査で陽性反応。今後は?』などの話題があった。

【12月12日】

敵地でのアスタナ戦に勝利し、UECLベスト16に進出

カンファレンスリーグ リーグフェーズ第5試合目。アスタナ対チェルシーは、1対3でチェルシーが勝利。5連勝で、上位8位が確定。ラウンド16に進出することが決定した。マレスカ監督は、

「堅実なパフォーマンスだった。かなり寒いとわかっていたので、素早く適応しようとした。選手たちは、昨日からの長時間移動と、理想的とは言えないピッチでの試合という中で、素晴らしいプレーを見せてくれた。

勝利するのを助けてくれた若手選手たちにも満足している。ティリク・ジョージ、ラクサキ、アチャンポン、みんな良くやってくれた」

とコメント。リーグフェーズ最終戦ではホームでシャムロックローヴァーズ(アイルランド)と戦う。

【12月14日】

ブライトンで6年間スカウト業務を行っていた人物を雇用

チェルシーは、シニア部門のスカウトとして、チャーリー・ハットン氏を雇用した。ハットン氏はブライトンで約6年間、様々なスカウトを担当。その前は、サンダーランドのユース部門の採用担当を務めるなど、スカウト業務を数多くこなしてきた。現在スポーツディレクターを務めるポール・ウィンスタンリー氏、人材採用責任者であるサム・ジュエル氏などをブライトンから引き抜いており、今回も同クラブから人材を雇用することになった。(BBC)

 【12月15日】

ブレントフォードに勝利し、リーグ5連勝

プレミアリーグ16試合目が行われ、チェルシーはホームでブレントフォードと対戦。結果は、2対1でチェルシーが勝利しました。マレスカ監督は『優勝を争う準備ができていない理由』、『サンチェスのパフォーマンスに満足』、『ククレジャのレッドカード&怪我人の状況』などについて話をした。

【関連記事:2ゴールでブレントフォードに辛勝したチェルシー。終了後にククレジャにレッドカードが提示された訳は?

【12月16日】

パーマーの市場価値が急上昇。クラブで史上2番目に価値のある選手に

世界で最も有名なサッカー情報掲載サイトのひとつで、主に選手の移籍や市場価値に関する情報を掲載しているTransfermarkt(トランスファーマルクト)が、プレミアリーグの市場価値を更新。コール・パーマーが、9000万ユーロから1億3000万ユーロに急上昇したことを発表した。

これにより、パーマーはムシアラ(バイエルンミュンヘン)、バルベルデ(レアルマドリード)、ヴィルツ(レヴァークーゼン)、ロドリ(マンチェスターシティ)に並んで、世界で8番目に価値がある選手になった。なお彼は昨夏にマンチェスターシティからチェルシーに移籍したときは、1800万ユーロの市場価値しかなかったが、約1年半で1億1200万ユーロも上昇。チェルシーの選手として、史上2番目に価値のある選手となった。(2018年エデン・アザール 1億5000万ユーロ)。

ククレジャが2度滑ったスパイクのメーカーが新広告を発表

スポーツブランドのプーマが、ククレジャを起用した新たな広告を発表した。背景となる出来事は、12月4日に行われたプレミアリーグのチェルシー対トッテナム戦。この試合中ククレジャは足を2回滑らせ、その2つのプレーが共に失点に繋がったことにより、試合中にプーマのスパイクを履き替えた。

試合には勝利できたが、SNS投稿だ。ククレジャは、プーマ製スパイクをごみ箱に捨てた写真をInstagramストーリーに投稿し「Sorry Blues(チェルシーの愛称)」とメッセージを添えた。投稿はすぐに削除されたが、拡散された結果、新製品のスパイク購入をためらう状況を生んだと指摘されている。

これにプーマは批判ではなくユーモアで対応。ククレジャを主役にした広告を制作し、黄色の「滑りやすい床注意」の立て看板をアレンジし、滑っている人間のイラストにククレジャの特徴的なアフロヘアを加えたデザインを採用した。さらに『滑り方ではなく、立ち直り方が重要だ』というメッセージを添え、この事を逆手に取った。

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【12月17日】

ムドリクがドーピング検査で陽性反応

ムドリクがドーピング検査で陽性反応が検出されたとクラブが正式に発表。2023年1月にチェルシーに加入し、ここまで公式戦73試合に出場(10ゴール・9アシスト)していたが、12月初旬より病気という理由で欠場。その理由が、この問題であった。

クラブ公式サイトでは、ムドリクのドーピング検査に関する声明を発表。

「定期的な尿検査で陽性反応が検出された件について、サッカー協会が当クラブのムドリクに連絡を取ったことを確認しました。クラブとムドリクはFAの検査プログラムを全面的に支持しており、彼を含むすべての選手が定期的に検査を受けている。ムドリクは禁止薬物を故意に使用したことは一度もないと断言している。彼とクラブは今後、関係当局と協力して陽性反応の原因を突き止める予定です」

また、ムドリクも自身のSNSで、

「僕は禁止薬物を故意に使用したり、規則を破ったりしたことは一度もない。完全にショックであり、なぜこのようなことが起こったのかを調査するためにチームと緊密に協力している。僕は何も悪いことはしていないし、すぐにピッチに戻れるという希望を持ち続けている。今は守秘義務があるのでこれ以上は言えないが、できるだけ早く報告する」

掲載している。Aサンプルで陽性となったムドリクは、現在Bサンプルを提出中。原因物質はメルドニウムで、ロシアのテニス選手マリア・シャラポワ氏もこれを使用したことが明らかになり、24カ月の出場停止(※CASの控訴により出場停止処分を15カ月に短縮)となっていた。

2031年夏までチェルシーとの契約が残っているムドリクだが、Bサンプルでも陽性が出た場合、最大で48カ月間の出場停止になる可能性があるようだ。(Sky Sports)