元監督のサッリ氏が最も重要だと考えていた選手は?【チェルシー1週間のニュース(2024年11月27日~12月3日)】
- 2024.12.04
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チェルシー1週間(2024年11月27日~12月3日)の主なニュースを紹介。『アカデミー出身選手の獲得を検討』、『UECLリーグフェーズ4連勝』、『元監督のサッリ氏が最も重要だと考えていた選手は?』、『リーグ連勝で順位を2位タイに上げる』、『パーマーがFSA男子年間最優秀選手賞を初受賞』、『FAカップ3回戦の対戦相手が決定』、『FIFAクラブワールドカップ2025の全32チームが確定』などの話題があった。
【11月27日】
アカデミー出身選手の獲得を検討
来年夏に向けて、チェルシーはクリスタルパレスに所属するマルク・グエイ(24)の獲得を検討しているようだ。
グエイは、8歳の頃からチェルシーのアカデミーに所属し、各世代で活躍を続け、2019年9月にトップチームデビュー。しかし、トップチームでの出場機会が無く、その後スウォンジーへのレンタル移籍を経て、2021年夏にクリスタルパレスに完全移籍した。
同クラブでも順調に成長を続けているグエイは、ここまで公式戦127試合に出場。今季はキャプテンとしてチームを牽引する立場にもなっている。今夏にはニューカッスルユナイテッドが獲得に動いていたが、8500万ユーロ(約130億円)と言われる移籍金がネックとなり破断。
ただ現行の契約が2026年夏までとなっていることから、契約を延長しなかった場合、来夏には契約が残り1年となるため、チェルシーは同クラブが移籍金を強気に設定できないと予想しているようだ。当然移籍金が下がれば、チェルシーの他にも複数のクラブが彼の獲得に動くことが予想されている。(talkSPORT)
【関連記事:2025年夏に移籍金『0円』になる予定のヨナタン・ター(レヴァークーゼン所属)。チェルシーが獲得に関心を示す】
【11月28日】
UECLリーグフェーズ4連勝
カンファレンスリーグ(UECL)リーグフェーズ4試合目。ハイデンハイム対チェルシーは、0対2でチェルシー(エンクンク、ムドリク)が勝利し、4連勝で首位をキープした。マレスカ監督は、
「とてもタフだったが、あらゆる面で良いチャレンジだった。相手はハイプレスで激しくプレーしてきたが、彼らが何をしようと備えておく必要があり、そのメンタリティを持ち続けておかないといけなかった。もっとゴールを決めることもできたと思うし、チャンスも許してしまったが、全体として私たちは試合に勝つに値した」
とコメント。この時点で24位以上が決定。ラウンド16をかけた9位〜24位までのプレーオフラウンド進出が決まった。なお、ストレートでラウンド16に進出するためには、上位8チームに入る必要がある。
【11月30日】
元監督のサッリ氏が最も重要だと考えていた選手は?
2018-19シーズンにチェルシーを指揮し、ヨーロッパリーグを制覇したマウリツィオ・サッリ氏。当時、最も重要だった選手としてルベン・ロフタスチークの名前を挙げた。
「ダビド・ルイス、アントニオ・リュディガー、セサル・アスピリクエタ、全員大好きな選手だった。ただ、私のシーズンで重要だったのはロフタスチークだった。とても大事な存在だった。彼はもっと活躍できたと思う。怪我が彼にとっての大きな問題だった。長期間プレーできなくなってしまったからね。負傷前の状態に戻るには1年ほど必要なんだ」
サッリ氏が当時重要だったと明かしたように、公式戦40試合に出場し、10ゴール・5アシストを記録するなどの活躍を見せていたが…ヨーロッパリーグ決勝前にアメリカで行われたニューイングランド・レボリューションとのチャリティーマッチでアキレス腱断裂。そこから復帰するまでに約1年という時間を要した。
翌シーズンはフルハムにレンタル移籍。チェルシー復帰後も多くの試合に出場していたが、中々先発での起用はなく、2023年夏にACミランに完全移籍した。現在は、トモリ、エイブラハム(ローマからレンタル)といったチェルシーアカデミー出身選手もミランに所属しており、イタリアでのキャリアを仲間と共に楽しんでいるようだ。(The SUN)
【12月1日】
リーグ連勝で順位を2位タイに上げる
2024-25シーズンのプレミアリーグ13試合目が行われ、チェルシーはアストンヴィラと対戦。結果は3対0でチェルシーが勝利し、リーグ連勝で順位を2位タイに上げた。試合後マレスカ監督は『ジャクソンのパフォーマンスを必要としていた試合』、『フォファナの怪我の具合』、『別次元の選手を見るためにお金を払う』などについて話をした。
【関連記事:3得点でアストンヴィラに快勝したチェルシー。負傷交代したW・フォファナの復活時期は?】
【12月2日】
パーマーがFSA男子年間最優秀選手賞を初受賞
イングランド・フットボール・サポーターズ協会(FSA)は、男子年間最優秀選手賞をコール・パーマーが受賞したことを発表した。パーマーは、
「僕に投票してくれたみんなに感謝している。チェルシーの選手として、初めてこの賞を受賞できて光栄だよ」
とコメント。ブカヨ・サカ(アーセナル)、ロドリ(マンチェスターシティ)、モハメド・サラー(リヴァプール)、オーリー・ワトキンス(アストンヴィラ)らを抑えての受賞となった。
昨年夏にマンチェスターシティからチェルシーに加入。公式戦46試合に出場して25ゴール・15アシストを記録するなど、リーグ年間最優秀若手選手賞やクラブ最優秀選手賞など様々な個人賞を受賞。
今夏に行われたユーロ2024ではイングランド代表として1ゴール・1アシストを記録するなど、準優勝に貢献。今シーズンもチェルシーで公式戦15試合に出場し、8ゴール・6アシストを記録するなど、今季も順調に活躍を続けている。(The FSA)
FAカップ3回戦の対戦相手が決定
FAカップ3回戦の対戦相手が、モアカム(EFLリーグ2所属)に決定した。試合はホームで、2025年1月11日or12日に行われる予定。チェルシーは、2018年以来となる優勝を目指して戦う。(The FA)
【12月3日】
FIFAクラブワールドカップ2025の全32チームが確定
32/32. The stage is set. ✅ 🏆 #FIFACWC pic.twitter.com/6vnDBlmU5A
— FIFA Club World Cup (@FIFACWC) December 1, 2024
南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスが11月30日に行われ、ボタフォゴが優勝。この結果、FIFAクラブワールドカップ2025(Mundial de Clubes FIFA 25)に出場する全32チームが確定した。なお、チェルシーは2020-21 チャンピオンズリーグ優勝クラブの資格があり、既に出場が決まっている。
■FIFAクラブワールドカップ2025 出場チーム一覧
【欧州】
チェルシー、レアルマドリード、マンチェスターシティ、バイエルンミュンヘン、PSG、インテル、ポルト、ベンフィカ、ドルトムント、ユベントス、アトレティコマドリード、ザルツブルク
【南米】
パルメイラス、フラメンゴ、フルミネンセ、リーベル・プレート、ボカ・ジュニオルス、ボタフォゴ
【アフリカ】
アル・アハリ、ウィダード・カサブランカ、エスペランス、マメロディ・サンダウンズ
【北中米】
モンテレイ、シアトル・サウンダーズ、クラブ・レオン、パチューカ、インテル・マイアミ
【アジア】
アル・ヒラル、浦和レッズ、アル・アイン、蔚山現代
【オセアニア】
オークランドシティ
FIFAは8チームずつ4つのグループに分かれたポットを発表。チェルシーは、ポット2に入ることになった。第1回大会は2025年6月15日~7月13日まで米国で開催。なお組み合わせ抽選会は、開催地であるマイアミで5日13時(日本時間6日3時)から行われる予定となっている。
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