【PL2024-25】ジャクソンらのゴールでレスターシティに勝利したチェルシー。代表戦直後でもエンソを起用した理由は?

【PL2024-25】ジャクソンらのゴールでレスターシティに勝利したチェルシー。代表戦直後でもエンソを起用した理由は?

2024年11月23日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ12試合目が行われ、チェルシーはアウェイでレスターシティと対戦。結果は、1対2でチェルシーが勝利した。

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プレミアリーグ2024-25・レスターシティ戦(アウェイ)

スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、ベッティネッリ、アダラビオヨ、ベイガ、ラヴィア、デューズバリー・ホール、ムドリク、サンチョ、エンクンク。

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【前半15分・チェルシーゴール(ジャクソン)】

相手ゴールキックをバディアシルが大きく前に蹴り出すと、ジャクソンがファエスと競り合いながら彼のミスを誘い、それが走り込んでいたフェルナンデスの元に。それをジャクソンに渡すと最後は、アウトにかけたシュートが右のサイドネットに突き刺さり、チェルシーが先制。

その後もチャンスを作るが得点を奪えず、徐々にレスターペースに。しかしディフェンス陣が守り切り、無失点で前半を終える。

【後半30分・チェルシーゴール(フェルナンデス)】

後半も開始からチェルシーがペースを握り、ゴールを狙いに行く展開が続く。そして30分に、ボックス左手前にいたククレジャのクロスから、ジャクソンがヘディングシュートを放つ。ハーマンセンに一度は防がれるも、フェルナンデスが詰めて頭で押し込み、追加点を奪った。

【後半45分・レスターシティゴール(アイェウ)】

ラヴィアが、オフサイドぎりぎりから抜け出したデコルドバ=リードをペナルティエリア内で倒してしまい、PKの判定。

これをアイェウ決められてしまい1点差。しかし、上手くボールを保持しながら時間を進めて、逃げ切りに成功。リーグ3試合ぶりの白星を手にした。

【まとめ】

チェルシーは支配率64%、シュート16本(枠内7本)、コーナー9本、パス600回、ゴール期待値は2.88でレスターシティの1.13を上回った。

【マレスカ監督コメント】

表戦直後でもエンソを起用した理由

「代表から戻ったばかりであっても、今日は彼を使うのに適切な試合だと考えていた。そして今日は、とてもよくやっていた。昨季のレスターで、エンディディやデューズバリー・ホールとやったように、攻撃的MFはボックス内に入らなければならないとエンソには説明している。そして今日、彼はそれをやってくれた。

今日得点した理由は、ボックスの中にいたから。そうでなければ、ボックスの外からゴールを決めることはできなかった。満足しているよ」

合後に倒れて治療を受けたコルウィル

「昨夜と今朝にかけて体調が悪かったんだ。試合に出場して最後までプレーをできたが、何も問題がないことを願っている。加えてギュストも夜の間、体調を崩したため、メンバーから外した。

そしてネトは、ポルトガル代表にいたときに問題があった。帯同できる可能性はあったが、この試合のためにリスクを冒したくなかった。彼が次の試合に利用できることを願っている」

ャクソンの成長

「彼は私たちとスタートして以来、本当に一生懸命に働いている。私たちがプレーしたい方法を理解するために努力している。時々、私たちはジャクソンをMFとして起用するためにドロップさせる。

ブライトン戦、そして今日も、それはゲームプランによるものだけどね。特に彼がプレスする方法に満足している。彼が改善し、試合ごとに良くなることを確信している」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ12試合を終えて、6勝4分2敗で3位をキープしたチェルシー。代表ウィーク明けに加えて、アウェイでの戦いということもあり苦戦が予想されていたが、勝点3を持ち帰ることに成功。

またこの試合では、ネトがメンバー外になっていたことから、リーグで初めてフェリックスとパーマーを同時起用。多くのチャンスを作っていたため、今後も共闘できるという印象をマレスカ監督に与えた可能性がある。

次戦は、11月28日にアウェイでハイデンハイムとカンファレンスリーグのリーグフェーズ4戦目を戦う。カンファレンスリーグは、3連勝で首位に立つチェルシー。敵地だが、4連勝でトップをキープしたいところだ。