【PL2024-25】ネトのミドルシュートでアーセナルに追いつき勝点1を獲得したチェルシー。マレスカ監督は3位浮上に満足

【PL2024-25】ネトのミドルシュートでアーセナルに追いつき勝点1を獲得したチェルシー。マレスカ監督は3位浮上に満足

2024年11月10日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ11試合目が行われ、チェルシーはホームでアーセナルと対戦。結果は、1対1の引き分けに終わった。

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プレミアリーグ2024-25・アーセナル戦(ホーム)

スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、アダラビオヨ、バディアシル、ベイガ、ジェームズ、フェルナンデス、ムドリク、フェリックス、エンクンク。

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【後半15分・アーセナルゴール(マルティネッリ)】

前半をスコアレスで折り返した両チーム。一進一退の攻防が続いていたが、右サイドで押し込こまれた流れから、ボールを回収できなかったチェルシー。ボックス右角でボールを受けたウーデゴールに、浮き球パスをボックス左にフリーで走り込んだマルティネッリに通される。

角度が無かったがニアに沈められて、前節のマンチェスターユナイテッド戦に続き、先制点を許してしまう。

【後半25分・チェルシーゴール(ネト)】

相手陣内中央でボールを持ったフェルナンデス(※後半23分にラヴィアと交代)が、右サイドから斜めのランニングでバイタルエリアに走り込んだネトにパス。

アーセナルは意表を突かれたのか、ネトをペナルティアーク付近までフリーにする。そしてそのまま、左足を振り抜くとグラウンダーシュートがゴール右隅に突き刺さり、同点に追いつく。

その後、チェルシーはジャクソンに変えてエンクンクを投入するが、得点することができず、引き分けで試合が終了した。

【まとめ】

チェルシーは支配率49%、シュート17本(枠内3本)、コーナー4本、パス415回、ゴール期待値は1.28でアーセナルの0.99を上回った。

【マレスカ監督コメント】

 点獲得に値した試合

「パフォーマンスは良かったと思う。ボールを持っている時も持っていない時も、自分たちのやりたいようにプレーできた。試合はオープンな場面がいくつかあり、どちらのチームにも何が起きてもおかしくなかったが、100%、我々は勝ち点に値した戦いをした。これは重要なことなんだ」

ドゥエケが交代に不満を持っていたのは当然

「選手は交代するとき、決して幸せにはならない。おそらく、彼がハットトリックを決めたウルブス戦であれば、幸せの中で交代するだろう。これはノニだけの問題ではなく、すべての選手の問題。

彼らは最後までピッチにいたいので、そう思うことは良いこと。しかし、我々は別の方法を考えた。ネトはティンバーと相対したら、もう少し攻撃的になれるだろうと思いポジションを変更した。それはムドリクも同様だ。交代は戦術的な決定であり、それ以上のものではない」

ーマーの怪我の状態は?

「試合後に彼は痛がっていたが、大丈夫だと思う。確かに、(マンチェスターユナイテッド戦での怪我で)最後まで出場は疑わしかったが、リスクを冒さなかったと思う。彼のパフォーマンスは非常に良かったし、最初の10分間で、コルウィルからパーマーまで、3、4回コンタクトした。

その後、アーセナルは調整し、パーティがマンツーマンで彼をマークしていたので、難しいものになった。しかし、全体的なパフォーマンスには非常に満足している」

ッグ6相手に勝利が無いことについて

「私にとってはボーンマスとのアウェイ戦では、我々は勝つに値しなかったが、勝った。そして、ホームでのクリスタルパレス戦とノッティンガムフォレスト戦では、勝つに値したが、勝てなかった。だから、これは試合ごとの結果であり、すぐにこの種の試合に勝つようになると考えている。今夜のパフォーマンスも非常に良かった。

パフォーマンスが十分でなかったらもっと心配だったが、マンチェスターシティ、リヴァプール、マンチェスターユナイテッド、そして今夜の試合で非常によく戦ったと思う。それが非常に重要なんだ。(現在3位であることは)うれしいこと。特に、昨シーズンはクラブがこれまで見せてきたような素晴らしい成績を残していなかったので、ファンにとってはうれしいこと。今は代表ウィークがあり、エネルギーを回復してまた戦うことができる」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ11試合を終えて、5勝4分2敗で3位に浮上したチェルシー。前節のマンチェスターユナイテッド、アーセナルと先制を許したが、同点に追いつき、引き分けに持ち込んだことはポジティブなこと。しかし『先制』されているということが、今後の課題になるのかもしれない。

リーグ戦で唯一得点出来なかったのは、開幕となったマンチェスターシティだけ。そして、総得点も21と1試合当たり平均で1.9点という高い数字を残している。そのことが鍵となり、得失点差で3位になっている。

得点力が向上しているからこそ、先制点さえ奪われなければ、勝利が近づくことは間違いないので、ディフェンスラインの改善が一番の課題かもしれない。次戦は、11月23日にアウェイでレスターシティとリーグ戦を戦う。

マレスカ監督、デューズバリー・ホールにとっては古巣であり、昨季チャンピオンシップでの優勝に大貢献した2人。戦い方を知り尽くしているからこそ、難しい相手になるだろうが…順位をキープしていくためにも勝利が必要な一戦となる。