16歳のリオ・エングモア移籍について憤慨!?チェルシーはリヴァプールに補償金を求めるため裁判所に招集予定
チェルシーはリヴァプールに対して憤慨しているようだ。事の発端は、チェルシーアカデミーに所属していた16歳のリオ・エングモアが、今夏にリヴァプールに移ったことが原因となっており、補償金の額を決定するために裁判所へ招集される予定となっている。
エングモアはWGとして、15歳ながら昨季U-18の試合で9試合に出場し1ゴール・1アシストを記録するなど才能の片理を見せており、チェルシーも期待を寄せていたが、リヴァプールに移籍。
この移籍はプレミアリーグの規則違反がないか確認する5段階の審査プロセスをクリアしたものの、これに対してチェルシーは憤慨したようで、アカデミーの試合視察の申請を却下したとも報じられるなど、関係が良好ではなくなった様子。
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チェルシーはユース選手の育成に関して、非常に長けている。キャプテンのリース・ジェームズ、レヴィ・コルウィルに加えて、デクラン・ライス(アーセナル)、ドミニク・ソランケ(トッテナム)、メイソン・マウント(マンチェスターユナイテッド)、コナー・ギャラガー(アトレティコマドリード)、ルイス・ホール(ニューカッスルユナイテッド)、カラム・ハドソン・オドイ(ノッティンガムフォレスト)、マルク・グエイ(クリスタルパレス)など多くのスター選手を輩出している。
現在もティリク・ジョージ(18歳)、サミュエル・ラク・サキ(19歳)、ジョシュ・アチェンポン(18歳)、シュマイラ・ムヘカ(17歳)など期待の若手が多く在籍している。さらに若いカテゴリーの中には、15歳のイブラヒム・ラバジ(Ibrahim Rabbaj)という選手も在籍しており、2021年夏にクリスタルパレスユースから加入後、40試合で52ゴール・60アシストを記録。イングランドU-16代表にも招集されるなど、今後の飛躍が大きく期待できる選手たちがいる。
その中には、もちろんエングモアも入っていたが…残念ながらクラブを離れてしまった。移籍金もなく、育ててきた選手がライバルクラブに移らないように対策を取る必要が出てきている。
Source:The Athletic、Daily Mail、Rising Ballers
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