エステヴァン・ウィリアンがネイマールの記録を更新【チェルシー1週間のニュース(2024年10月16日~10月22日)】
- 2024.10.23
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- チェルシー最速, ネイマール, メディカル部門, 改革, ステファン・マッカリアー, チェルシー, トーマス・トゥヘル, エステヴァン・ウィリアン, チェルシー歴代監督, イングランド代表監督
チェルシー1週間(2024年10月16日~10月22日)の主なニュースを紹介。『トーマス・トゥヘル氏がイングランド代表監督に就任』、『リーグで最も足の速い選手トップ10にチェルシーの選手がランクイン』、『リヴァプールに惜敗しリーグ2敗目』、『エステヴァン・ウィリアンがネイマールの記録を更新』、『元トッテナムの理学療法士がチェルシーに加入』などの話題があった。
【10月16日】
トゥヘル氏がイングランド代表監督に就任
元チェルシー指揮官のトーマス・トゥヘル氏がイングランド代表監督に就任した。トゥヘル氏は、
「イングランド代表を率いるという栄誉を与えられたことを非常に誇りに思っている。私は長い間、この国のサッカーに個人的なつながりを感じてきた。そして、すでに素晴らしい瞬間をいくつか経験してきているんだ。このシャツに(ワールドカップ優勝の)2つ目の星をつけることが最大の目標。2026年ワールドカップでの夢の実現に向けて、私たちは懸命に努力する」
とチェルシーでの素晴らしい日々を思い出しつつ、再来年のワールドカップ優勝を目標にしたいと明かした。なおアシスタントコーチにはチェルシー時代に共に働き、バイエルンミュンヘンの監督就任時に引き抜いたアンソニー・バリー氏が就任した(The FA)
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【10月18日】
リーグで最も足の速い選手トップ10にチェルシーの選手がランクイン
2024年10月18日時点の2024-25シーズン プレミアリーグで最も足の速い選手トップ10が発表され、チェルシーからペドロ・ネト(35.4km/h)が8位にランクインした。なお1位は、トッテナムに所属するミッキー・ファン・デ・フェン(37.1km/h) となっていた。
【プレミアリーグで最も足の速い選手トップ10】
1位:ミッキー・ファン・デ・フェン(37.1km/h・トッテナム)
2位:カルロス・ボルジェス(36.6km/h・ウルブズ)
3位:アントニー・エランガ(35.9km/h ・ノッティンガムF)
4位:アーリング・ハーランド(35.7km/h ・マンチェスターC)
5位:ガブリエウ・マルティネッリ(35.6km/h ・アーセナル)
6位:アレハンドロ・ガルナチョ(35.5km/h ・マンチェスターU)
7位:キャメロン・アーチャー(35.5km/h ・サウサンプトン)
8位:ペドロ・ネト(35.4km/h・チェルシー)、ヤンクバ・ミンテ(ブライトン)
10位:モハメド・クドゥス(35.3km/h・ウエストハムU)
トップ10を見ると、ファン・デ・フェン以外の9人は攻撃的なポジションの選手となっている。(BBC)
【10月20日】
リヴァプールに惜敗しリーグ2敗目
2024-25シーズンのプレミアリーグ8試合目が行われ、チェルシーはアウェイでリヴァプールと対戦。結果は2対1でチェルシーが敗北した。試合後マレスカ監督は、『パフォーマンスは良かったが…負けは好まない』、『2失点で敗北。守備の改善は必要?』、『ジェームズ&ラヴィア交代の理由』などについて話をした。
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【10月21日】
E・ウィリアンがネイマールの記録を更新
2025年夏にチェルシーに加入するエステヴァン・ウィリアンが、ネイマール(現アルヒラル)の記録を更新した。
現在パルメイラスに所属するE・ウィリアン。17歳にして既にブラジル代表デビューを果たすなど、プレミアリーグに来る前から多くの注目が集まっている。そんな彼が、10月20日に行われたブラジル・セリエA第30節のジュベントゥージ戦で、1ゴール・1アシストを記録。今季の同リーグ戦での成績を10ゴール・8アシストに伸ばした。
ゴール関与数18は、ネイマールがサントス時代に17歳で記録したゴール関与数16を上回り、21世紀における同リーグの17歳での1シーズンの最多ゴール関与者になった。
ちなみにネイマールは当時33試合に出場して同記録を打ち立てたが、E・ウィリアンはここまで24試合とネイマールよりも9試合少ない試合数で、偉大な先輩の記録を破ることになった。
来夏プレミアリーグ初挑戦となるE・ウィリアン。同ポジションには、マドゥエケ、パーマー、ネトなどといった選手がいるが、クラブは彼をレンタル移籍などに出す予定はなく、即チームの主力として彼をシニアチームに加わらせるようだ。また来夏には、インデペンディエンテ・デル・バジェに所属し、既にエクアドル代表として公式戦16試合に出場しているケンドリー・パエスも加入することが決まっており、ポジション争いが更に激化しそうだ。(Goal、Transfer Markt)
【10月22日】
元トッテナムの理学療法士がチェルシーに加入
2018年~2021年までトッテナムのリハビリ部門を担当し、その後レッドブルのアスリートパフォーマンスセンターで働いていた理学療法士のステファン・マッカリアー氏がチェルシーに加入した。
チェルシーはオーナー変更後に、負傷者が続出する事態が続いていたためメディカル部門の改革が急務となっていた。そのような中、今夏クレイグ・ロバーツ氏をパフォーマンス医学部長に、そしてステファン・ルイス氏をチームドクターに任命。またメイリオン・ジョーンズ氏を主任パフォーマンスセラピストとして採用しており、改革と改善を積極的に行っている。
現在のチェルシーは、フィジカルチームをリハビリ部門とパフォーマンス部門に分けている。リハビリ部門は、負傷した選手に焦点を当て、完全な健康状態になるよう支援。一方、パフォーマンス部門は試合当日のチームに焦点を当て、ピッチサイドで活動、加えて負傷予防にも取り組んでいる。そしてこのような改革が功を奏し、現在負傷者が0人という成果をあげている。
マッカリアー氏は、
「オーストリア(レッドブル)で素晴らしい4年間を過ごした後、チェルシーのパフォーマンスリハビリテーションのリーダーとして新しい役職を引き受けたことを嬉しく思っている。 素晴らしいチームに参加できること、そしてこれからの道のりにワクワクしている」
と自身のLinkedInでコメント。過去2年間メディカル部門で働いていたファーガル・ケリン氏の後任となった。(Training Ground Guru)
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