【PL2024-25】マドゥエケのゴールで追いつくも…チェルシーは数的優位を活かせずノッティンガムFと引き分けに終わる

【PL2024-25】マドゥエケのゴールで追いつくも…チェルシーは数的優位を活かせずノッティンガムFと引き分けに終わる

2024年10月6日に、2024-25シーズンの  プレミアリーグ7試合目が行われ、チェルシーはホームでノッティンガムフォレストと対戦。結果は、1対1の引き分けに終わった。

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プレミアリーグ2024-25・ノッティンガムフォレスト戦(ホーム)

スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、ディサシ、アダラビオヨ、ベイガ、ラヴィア、ネト、ムドリク、フェリックス、エンクンク。

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【後半4分・ノッティンガムフォレストゴール(ウッド)】

前半は、守備に重きを置いたノッティンガムフォレスト相手に、シュート9本を放つが、ネットを揺らすことができずスコアレスで折り返す。

そして後半早々に、ノッティンガムフォレストにピッチ中央付近でフリーキックを与えてしまう。それをウォードプラウズがペナルティエリア内に送ると、ボックス左で競り勝ったミレンコヴィッチに頭で繋がれ、最後は右足を伸ばしたウッドに押し込まれ、先制を許す。

【後半12分・チェルシーゴール(マドゥエケ)】

ボックス右でパーマーからのパスを受けたマドゥエケが、中央へカットイン。左足を振り抜くと、それが左のサイドネットに突き刺さり、同点に追いつく。

【後半33分・ノッティンガムフォレスト レッドカード(ウォードプラウズ)】

足を滑らせバランスを崩したウォードプラウズが、ジャクソンに入れ替わられるのを阻止するために、ハンドでこれを阻止。それがこの試合2枚目のイエローカードとなり退場。

その後10人で守る相手に対して、フェリックス、エンクンク、ネト、ムドリクらを投入して、大きなチャンスを何度か作るがセルスに阻まれ、追加点を奪うことができず…。

また、最後の最後には相手にビッグチャンスを作られるシーンが2つあったが、サンチェスの素晴らしいセーブにより、追加点を許さず、引き分けで勝点1を獲得した。

【まとめ】

チェルシーは支配率67%、シュート22本(枠内8本)、コーナー11本、パス582回、ゴール期待値は2.30でノッティンガムフォレストの0.81を大幅に上回った。

【マレスカ監督コメント】

 的優位になっても難しかった試合展開

「前半は優勢だったと思ったが、後半は失点してしまい、少し浮き沈みが激しくなった。しかし、その後すぐにマドゥエケの得点で、再び主導権を握ることができた。相手にレッドカードが出たことで、11対10になったから試合は容易なものになると思っただろうが、5人のラインで、ボックス内に守備をする選手が多かったので、(得点することが)難しくなった。

ボールを失うリスクを冒し、カウンター攻撃やセットプレーを許すと、彼らは非常に強くなる。しかし、全体的にパフォーマンスは非常に良かったと思うし、我々は試合に勝つに値していたと感じている。ただ、ブライトン戦と比べると完全に異なる種類の試合だから、プレーの仕方を学ぶ必要がある」

節ククレジャ&フォファナが欠場

「二人の欠場は理解している。でもインターナショナルブレイク中に、どのように準備するかを検討できる。良いニュースは、全員準備ができていること。先日カンファレンスリーグ(KAAヘント)でプレーをした選手たちはよくやったし、おそらく今日もプレーをする価値があったが、ブライトン戦で素晴らしい仕事をした11人もいた。フォファナやククレジャがいない試合では、今日先発メンバーに入っていなかった選手たちを起用するだろう」

ドゥエケ&コルウィルの交代理由

「コルウィルは不快感があって交代した。そしてマドゥエケは足を引きずっていたが、どちらもドレッシングルームに戻ってきたときは大丈夫だと思った。様子を見るが、問題はないだろう」

7試合で勝点14。チームに満足している?

「7試合で14ポイントを獲得することは重要だが、私にとっては14ポイントを獲得する方法を見ることも重要。ホームとアウェイ、今日のように後ろに下がるチーム、攻撃的になろうとするチームなど、さまざまな方法で勝点を獲得してきた。全体的に、私たちは現在の状況に非常に満足している。しかし、もっと改善できるポイントがある」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ7試合を終えて、4勝2分1敗で4位をキープしたチェルシー。しかし今節は、今季アンフィールドでリヴァプールを下しているノッティンガムフォレストの守りに苦戦。パーマー、サンチョ、マドゥエケらは自由に攻撃ができていたが、ストライカーのジャクソンが完璧に止められてしまった印象で、1ゴール止まり。そこが今後の課題になるのかも知れない。

次戦はインターナショナルブレイク明けの10月20日に、アウェイでリヴァプールとリーグ戦を戦う。現在首位のリヴァプール(勝点18)とアンフィールドで戦うが、イエローカードの累積により、フォファナとククレジャを欠く予定。難しい戦いになることが予想されるが、ここで勝利することができれば、チームの士気は大きく上がるだろう。