【PL2024-25】ウエストハムUに3得点で快勝したチェルシー。マレスカ監督が好調なスタートを切った要因を明かす

【PL2024-25】ウエストハムUに3得点で快勝したチェルシー。マレスカ監督が好調なスタートを切った要因を明かす

2024年9月21日に、2024-25シーズンの  プレミアリーグ5試合目が行われ、チェルシーはアウェイでウエストハムユナイテッドと対戦。結果は、0対3でチェルシーが勝利。リーグ連勝を飾った。

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プレミアリーグ2024-25・ウエストハムユナイテッド戦(アウェイ)

スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ヨルゲンセン、ディサシ、バディアシル、ベイガ、デューズバリー・ホール、ムドリク、ネト、エンクンク、フェリックス。

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【前半4分・チェルシーゴール(ジャクソン)】

ハーフウェイライン付近でのリスタートでサンチョとの縦パスの交換でジャクソンが左サイドを突破。ボックス内に持ち込んでGKのアレオラの股間を冷静に抜くシュートで幸先良く先制する。

【前半18分・チェルシーゴール(ジャクソン)】

ハーフウェイライン付近でククレジャ、コルウィルも絡んだ細かいパス交換から、フェルナンデスの横パスをカイセドが中央で背後を狙うジャクソンにスルーパス。そのままボックス内に持ち込んだジャクソンが決め、2点リードで前半を終える。

【後半2分・チェルシーゴール(パーマー)】

自陣ボックス内で相手の攻撃を防ぐと、前線で縦パスを受けたジャクソンがカイセドの体を張ったリターンパスを受け直し、一気に相手陣内へ。冷静に左を並走するパーマーにラストパスを送ると、それがニアポストの内側にあたり、ゴールイン。

その後、パーマー、ジャクソン、サンチョを変えて、ネト、フェリックス、エンクンクなどを投入するが、追加点はならず。しかし、3得点+クリーンシートでチェルシーがリーグ連勝を記録した。

【まとめ】

チェルシーは支配率48%、シュート12本(枠内5本)、コーナー5本、パス441回、ゴール期待値は2.39でウエストハムユナイテッドの0 .70を大幅に上回った。

【マレスカ監督コメント】

3得点+クリーンシートの勝利でも改善点はある

「パフォーマンスと3ポイントは最も重要なことだ。また無失点だったので、完璧なパフォーマンスだった。とても満足している。ただ現時点で私にとって最も重要なのは、チームとしてどのように進歩するかを見ること。多くの点で改善しているが、今日はもっとうまく攻撃できたはずだし、もっとうまく守備できたんじゃないかな。

特に、試合をもっとうまくコントロールできたはずだね。でも全体的に見ても、私たちが勝利に値したと思う。正しい道を歩み、正しい方向に進んでいるが、これは長い旅路なんだ」

調なスタートを切った要因は?

「正直に言うと、いろいろある。ただ私が来てから、選手たちがアイデアや違ったスタイルを受け入れてくれたことが一番の要因。あと、ボールを持っていないときの取り組み方もあるね。

そして今日のジャクソンとパーマーのパフォーマンスは最高だった。彼らが得点したからだけではなく、ボールのないところでの働き方が最高だった。それが必要なことを理解し、意欲があれば、おそらく何か重要なものを作ることができる」

半途中で交代したW・フォファナの状態

「いや(深刻な怪我ではない)。彼を交代させたのは、少しでも彼を守ろうとしたからなんだ。彼は1年間の怪我の後、今素晴らしい活躍をしている。1年間欠場するのはどんな選手にとっても簡単なことではないが、最高の活躍をしている。私たちが彼に望むのはそれだけだよ」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ5試合を終えて、3勝1分1敗と勝星が先行しているチェルシー。ラヴィア、ギュスト、ジェームズといった選手が未だ怪我のため不在となっていたが、アダラビオヨ、コルウィルの2CB+サンチェスがしっかりと守備で機能していたことで、2試合連続でクリーンシートを達成。

また2シーズン目となるジャクソンとパーマーのコンビネーションがとても良く、2人が出場している時はとても心強い。新加入したサンチョ、ネト、フェリックスらもこの波に乗れれば、トップ4争いも夢ではない。

次戦は、9月24日にホームでバローとカラバオカップ 3回戦を戦う。格下のチームだけに、ムドリクやギウ、バディアシル、デューズバリー・ホールなど、出場時間が少ない選手たちにチャンスが与えられそうだ。そこでしっかりと結果を出し、マレスカ監督の頭を悩ませてほしい。