女子チーム初の専任CEOが就任。その経歴は?【チェルシー1週間のニュース(2024年9月11日~17日)】
- 2024.09.18
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チェルシー1週間(2024年9月11日~17 日)の主なニュースを紹介。『ポチェッティーノ氏が米国代表の監督に就任』、『今シーズンの背番号が決定』、『N・ジャクソンが2033年夏まで契約を延長』、『D・D・フォファナがギョズテペSKにレンタル移籍』、『女子チーム初の専任CEOが就任』などの話題があった。
【9月11日】
ポチェッティーノ氏が米国代表の監督に就任
米国サッカー連盟は、サッカー男子代表監督にマウリシオ・ポチェッティーノ氏が就任したことを発表した。
コパ・アメリカ2024でグループステージ敗退に終わったことを受け、今年7月にグレッグ・バーホルター監督を解任。メキシコ、カナダとの共同開催国として臨む2026年FIFAワールドカップに向けて新指揮官の招へいに動いており、ポチェッティーノ氏と合意に至った。
2023年夏にチェルシーの監督に就任し、プレミアリーグでは18勝9分11敗で6位。FAカップベスト4、カラバオカップ準優勝という成績を残していたが、1年でクラブを去ることになり、キャリア初の代表監督に就任した。
なお、米国サッカー女子代表の監督には前チェルシー女子監督のエマ・ヘイズ氏が就任。パリ2024オリンピックでは金メダルを獲得。前チェルシー監督が、米国サッカーに大きく貢献しそうだ。(U.S. Soccer Federation)
【9月13日】
今シーズンの背番号が決定
2024-25シーズンのチェルシー選手たちの背番号が確定した。なお、移籍市場最終日に買い取り義務付きのレンタル移籍で加入したジェイドン・サンチョは、ブロヤ(※エヴァートンにレンタル移籍)が着けていた19番を選択。ウルブスから移籍したペドロ・ネトは、スターリング(※アーセナルにレンタル移籍)の着けていた背番号7に決定した。
【関連記事:2024-25シーズンの背番号が決定。新加入のジェイドン・サンチョは19番を選択】
N・ジャクソンが2033年夏まで契約を延長
ニコラス・ジャクソンと2033年夏まで契約を延長したことを発表した。
昨夏ビジャレアルから3500万ユーロ程度で加入したジャクソン。当時は、2031年夏までの契約を締結していたが、昨季公式戦44試合に出場し、17ゴール・6アシストを記録。今季もここまで公式戦5試合に出場し、2ゴール・1アシストをマークするなど、結果を残し、契約延長にサインをした。ジャクソンは、
「クラブが信頼を寄せてくれて、とても嬉しい。僕は一生懸命プレーをしている。契約を延長して、何年もここにいられることをとても嬉しく思っているよ。チームと一緒にたくさんのトロフィーを勝ち取りたい。その目標のために、一生懸命努力している。一番大切なのは、チームなんだ」
と自身の記録よりもチームのためにトロフィー獲得したいとコメントした。(Chelsea FC)
D・D・フォファナがギョズテペSKにレンタル移籍
Şanlı formamız sana da çok yakıştı! @DatroDavid #Göztepe pic.twitter.com/EzDBhVxDnG
— Göztepe Spor Kulübü (@Goztepe) September 16, 2024
ダビド・ダトロ・フォファナがトルコのギョズテペSKにレンタル移籍した。期間は1シーズンとなっているが、契約には2025年1月に同選手を復帰させることができるリコール条項+買い取りオプションが含まれているようだ。
2023年冬の移籍市場で、モルデから約17億円の移籍金でチェルシーに完全移籍したD・D・フォファナ。2029年夏まで契約を結び、公式戦4試合に出場。23年夏にはウニオンベルリンにレンタル移籍をしたが、1月にレンタルバックされバーンリーにレンタル。昨季は、公式戦32試合で6ゴール・2アシストを記録していた。
しかし、今夏も米国のプレシーズンには帯同することができず、構想外になっていた。新天地を探す中で、ギリシャのAEKアテネ行きが濃厚と見られていたが破談。結果的に、ギョズテペSK行きが決定した。(Chelsea FC、Fabrizio Romano)
【9月14日】
エンクンクの得点でボーンマス戦に辛勝
2024-25シーズンのプレミアリーグ4試合目が行われ、チェルシーはアウェイでボーンマスと対戦。結果は、0対1でチェルシーが勝利した。試合後マレスカ監督は、前半に苦戦した理由、8枚のイエローカード提示、サンチョ、エンクンクなど途中出場からゲームチェンジした選手たちなどについて話をした。
今試合でチェルシーデビューを飾り、アシストを記録したサンチョは、
「最初に、チェルシーでデビューできて嬉しかった。またプレーできるようになっただけで、とても嬉しいよ。チームはいいプレーをして、3ポイントを獲得できた。この瞬間のために一生懸命練習をしてきたから、チャンスを掴めたことを嬉しく思っている」
とコメント。チェルシーサポーターたちの前で、素晴らしいパフォーマンスを見せた。
【関連記事:エンクンクのゴールでボーンマスに辛勝したチェルシー。前半に苦戦した理由は?】
【9月16日】
女子チーム初の専任CEOが就任
チェルシー女子チームは、アキ・マンダール氏を同チーム初の専任CEOに任命したことを発表した。
彼女は、デイリーテレグラフ紙の最高執行責任者やメディアコムのマネージングディレクターを務め、現在はニューヨークタイムズ紙で英国におけるザ・アスレチックの立ち上げに主導的な役割を果たしており、チェルシー女子では今年の終盤から正式に仕事をスタートする予定となっている。マンダール氏は、
「クラブの歴史と女子サッカーにとって非常にエキサイティングな時期に、チェルシー女子チームに加入できることを嬉しく思っています。女子チームは長年にわたりスポーツ界の先駆者として活躍し、成功の歴史も豊富。大きな成長のチャンスがあるこの新しい時期に、このクラブを率いられることを非常に誇りに思います」
とコメントした。クラブは今年5月に、女子チームの成長と成功のみに焦点を絞った専用のリソース、マネジメント、および商業的リーダーシップを持たせる計画を発表。
そのなかで、新監督としてソニア・ボンパストル氏が就任。そして今回専任のCEOを選出し、チェルシー女子チームのすべての事業分野をマンダール氏が担当することになる。(Chelsea FC)
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