フィリップ・ヨルゲンセンがビジャレアルから加入【チェルシー1週間のニュース(2024年7月24日~30日)】

フィリップ・ヨルゲンセンがビジャレアルから加入【チェルシー1週間のニュース(2024年7月24日~30日)】

チェルシー1週間(2024年7月24日~30日)の主なニュースを紹介。『元チェルシー選手がレストラン事業失敗で大損』、『ロシアニー氏がストラスブールの新監督に就任』、『サールがRCランスに完全移籍』、『A・アンセルミーノの獲得に合意』、『F・ヨルゲンセンがビジャレアルから加入』などの話題があった。

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【7月24日】

元チェルシー選手がレストラン事業失敗で大損

2015-2016シーズンにレスターシティでプレミアリーグ初優勝に大きく貢献し、2017年夏にチェルシーに移籍したダニー・ドリンクウォーター。しかし、チェルシーでは活躍ができず、レンタル移籍を繰り返し経験。2022年夏にフリーでチェルシー退団となったが、結局どこのクラブにも所属できず、2023年10月に現役引退を発表していた。

無所属の期間中にはレストラン事業で失敗し、78万ポンド(約1億6000万円)を失うことに。加えて、70パーセントの株式を保有するナイトクラブが、地主との賃貸契約更新をめぐる交渉が失敗したことで閉店するなど、収入を得る場所が無くなっていた。

そのような中、インスタグラムのストーリーズを更新し、現在は建設現場で働いているという趣旨を掲載。「私は現場で仕事をするのが好きだ!これは自分の選択だ」とコメント。もうサッカー界に戻ることはなさそうだ…。(Daily Star)

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【7月25日】

サールがRCランスに完全移籍

RCランスがマラング・サールを獲得したことを発表した。サールは、チェルシーとの契約解除に合意し、フリーで同クラブに完全移籍。契約は、2026年夏+1年のオプションとなった。

チェルシーには2020年夏に加入。トップチームでは公式戦21試合に出場。2022年クラブW杯の優勝メンバーとなっていたが、昨シーズンはリザーブチームでトレーニングをするだけで、1年以上公式戦に出場できなかった。(RC Lens)

リアム・ロシアニー氏がストラスブールの新監督に就任

チェルシーのオーナーを務めるコンソーシアム『BlueCo』がオーナーを務めるストラスブールは、トップチームの新指揮官にリアム・ロシニアー氏が就任したことを発表した。契約は2027年夏までとなっている。

ロシニアー氏は現役時代にフルアムやレディング、ハルシティ、ブライトンなどでプレー。引退後はブライトンのU-23 のアシスタントコーチに就任。ダービーカウンティではコーチと暫定監督を務めた後、2022年11月からハルの指揮官に就任。今年5月に退任して以降はフリーとなっていた。(Strasbourg)

【7月27日】

A・アンセルミーノの獲得に合意

チェルシーは、ボカ・ジュニアーズに所属するアーロン・アンセルミーノ(19・アルゼンチン・CB)の獲得について合意した。移籍金は1800万ユーロ(約30億円)で、来年1月までは、ボカにレンタル移籍する予定となっている。

現在19歳のアンセルミーノは、主にセンターバックとしてプレー。ボカの下部組織を経てトップデビューを果たし、これまで公式戦10試合に出場し1ゴールを記録している。(Fabrizio Romano)

【7月28日】

米国でのプレシーズンがスタート

7月25日に米国でのプレシーズンがスタートしたチェルシー。初戦となるレクサム戦を2対2で終え、2戦目となったセルティック戦では4失点と相手との仕上がりの差が出た内容となった。マレスカ監督は、

「ボールのないところでは、もっとうまくやれるはず。ショートボールとロングボールの使い分けにはまだ苦労しているけど、15日前に始めたんだ。結果は常に重要であり、試合全体を分析する必要があるが、ボールを持っているときのチームは、レクサム戦よりも10倍優れていた。これは重要。目標は、プレミアリーグ開幕に間に合わせることだよ」

 米国での試合はクラブ・アメリカ(7月31日)、マンチェスターシティ(8月3日)、レアルマドリード(8月6日)と残り3つ。なおユーロ2024で決勝を戦ったギャラガー、パルマー、ククレジャは米国でのプレシーズンに帯同しないことが明らかとなり、コブハムで調整を行う予定だ。(Chelsea FC、Daily Mail)

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【7月30日】

F・ヨルゲンセンが加入。米国ツアーに帯同

チェルシーは、ビジャレアルに所属していたフィリップ・ヨルゲンセン(22・デンマーク・GK)を獲得したことを発表。契約は、2030年夏+1年のオプション。移籍金は、2450万ユーロ(約40億円)。マルセイユからのオファーもあったようだが、ヨルゲンセン自身はチェルシーへの移籍を決断。米国に渡り、メディカルチェックを受け正式に加入した。

ヨルゲンセンはビジャレアル下部組織出身で、昨年1月にトップチームデビュー。昨シーズンは公式戦37試合に出場して6回のクリーンシートを達成。マレスカ新監督は、ボールを後ろから繋ぐサッカーを基本としていることから、足下の技術に長けたゴールキーパーの獲得を希望していた。(Chelsea FC、Fabrizio Romano)