約38億円でチェルシーに加入したオマリ・ケリーマン。『移籍を決断した理由』や『成長するために大切なこと』を明かす
2024年6月29日、 チェルシーはアストンヴィラに所属していたオマリ・ケリーマン(18・イングランド・MF)を獲得したことを正式に発表した。移籍金は2250万ユーロ(約38億円)で、契約は2030年夏+1年のオプションとなっている。
彼は昨シーズン、プレミアリーグ2で公式戦11試合に出場し、7ゴールを記録。プレミアリーグでも2試合(マンチェスターシティ、クリスタルパレス)に出場。攻撃的MFとして主にトップ下でプレーし、将来有望な選手として注目されていた。
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そんな彼が、『チェルシー移籍を決断した理由』、『大きな原動力は家族』、『成功するために大切なこと』などについて話をした。
チェルシー移籍を決断した理由
「チェルシーの若い選手たちがチームに加わり、プレミアリーグで毎週のようにプレーしているのを見てきました。チャンスが来たら、それをつかめると感じているし、 僕にとってはそれが大きな魅力となっていた。
チェルシーのユニフォームを着て成功したいね。試合に勝ち、できればトロフィーも獲得したい。スタジアムの顔の一人になれたらいいと思っているよ。今は、選手としてここに立つことができて最高の気分。素晴らしい歴史を持っているクラブなので加入することができて嬉しいね」
大きな原動力は家族
「家族を幸せにし、誇りに思ってもらいたいという想いが、僕の最大の原動力で、毎日突き動かしているものなんだ。
子供の頃、父は二つの仕事を掛け持ちしていて、いつも忙しくしていたのを覚えている。あれほど一生懸命働けるなら、僕にもできると感じた。また母は、学校で集中できるように助けてくれた。僕の教育がいかに重要かと母は考えてくれていたから、学校での成績も良かったんだ。
だからこそ、家族がここ(※コブハムでの署名に同席)にいるのは特別なことで、彼らの顔を見ることができたのは僕にとって大きなことだったよ」
成長するために大切なこと
「僕の重要な特徴の一つは自信だと思う。自信があればあるほど、僕は成功してきた。
新しい環境に身を置き、新しい人々に会うこと。サッカーのピッチの上でも自分に何ができるのか、自分はどういう人間なのかを人々に示すことでも、自信があればあるほど、成功することができたと思う。そして、自分よりもうまくやっている人が必ずいるということを忘れず、それを原動力にしなくちゃいけないんだ」
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家族のためにチェルシーで大きな成功を掴みたいと明かしたケリーマン。小さい頃は、バルセロナなどに所属していたロナウジーニョ、そしてチェルシーのレジェンド選手エデン・アザールのプレーを見るのが大好きだったという。
「スタンフォードブリッジのファンを興奮させる」プレーを見せるためにも、まずは米国でのプレシーズンでインパクトを残す必要がある。ただ、そのポテンシャルを秘めていることは間違いないだろう。
Source:Chelse FC、BBC
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