チアゴ・シウバら3選手が正式にチェルシーを退団。昨シーズンの13人から激減したフリーでのリリース
チェルシーは、2024年6月30日に契約を満了しクラブを去る選手を発表した。今年はチアゴ・シウバ(39)、ジョシュ・ブルッキング(21)、ノア・ヘイ(18)の3名が契約満了、フリーで退団することになった。
チアゴ・シウバは2020年夏にチェルシーに加入。公式戦155試合に出場し9ゴール・4アシストを記録し、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップの優勝に大きく貢献した。今後は、古巣のフルミネンセに加入することが決まっており、ブラジルで現役を続ける。
自身のSNSでは、“将来何かの形でクラブを助け続けられることを願っている”とチェルシーに戻ることを示唆。2人の子供もチェルシーアカデミーに在籍していることから、近い将来チェルシーで若手選手の育成などに携わる可能性もある。
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ジョシュ・ブルッキングは、2019年1月にレディングから加入したセンターバック。同年夏にはスカラーシップ契約を結び、2020年に2年間のプロ契約を結んでいた。プレミアリーグ2ではここまで公式戦36試合に出場していたが、今季は3試合と出場機会が激減。契約満了でチェルシーを去る。
ノア・ヘイは、2022年夏にチェルシーU-18にスカラーシップ契約で加入。ポジションは右サイドバックや右ウイングバックでU-18プレミアリーグでは公式戦11試合に出場していたが、チームを離れることになった。
ただ、今夏で契約が満了となるサミュエル・ラク・サキ(19)には新たな契約が提示されることが明らかになり、今後詳細が明らかになる予定。
昨シーズンは、ティエムエ・バカヨコなど13人が契約満了でこの時期に退団を発表されていたが、今シーズンは3名。しかし、残留リストの中にはルイス・ホール(※ニューカッスルユナイテッドに買い取り義務が発生)や退団濃厚のロメル・ルカク、マラング・サールがおり、今後チェルシーを去る選手が増えることが予想されている。
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Source:Chelsea FC、Premier League
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