ルイス・ホールの買い取り義務内容は?【チェルシー1週間のニュース(2024年3月6日~3月12日)】

ルイス・ホールの買い取り義務内容は?【チェルシー1週間のニュース(2024年3月6日~3月12日)】

チェルシー1週間(2024年3月6日~3月12日)の主なニュースを紹介。『N・ウィリアムズの獲得を検討』、『ルイス・ホールの買い取り義務内容は?』、『オマーン航空とのパートナーシップを解消』、『今夏も米国でプレシーズンを開催』、『来季の胸スポンサー候補は?』、『ブロヤのレンタル料が支払われる予定』などの動きがあった。

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【3月7日】

N・ウィリアムズの獲得を検討

チェルシーは、アスレティックビルバオに所属するニコ・ウィリアムズ(21・スペイン・WG)を注視しているようだ。N・ウィリアムズは左右のウインガーとして活躍。2013年夏にオサスナの下部組織からアスレティックビルバオのユースに加入し、2021年夏にトップチームに昇格。2022年9月にはスペイン代表に初招集。今シーズンはここまで公式戦28試合に出場し6ゴール・12アシストを記録するなど、前線のキーマンとなっている。

チェルシーは既にビルバオ側と接触、リリース条項が5000万ユーロ(約80億円)になることも知らされており、今夏に獲得するかどうかを検討している。(Fabrizio Romano)

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【3月8日】

ホールの買い取り義務内容は?

ニューカッスルユナイテッドにレンタル移籍中のルイス・ホール。その契約には、特定の条件が満たされた場合に、約3000万ポンド(約56億円)で買い取る義務が含まれている。詳細は明らかにされていないが、この条件は出場数や時間ではなく、ニューカッスルUが今季15位以上で終えることが条件になっているようだ。

ホールは今季公式戦11試合に出場し1ゴールを記録しているが、出場時間は268分とポジション争いに苦戦。しかしエディ・ハウ監督は、長期的に彼の成長を見ていると話しており、ニューカッスルUへの完全移籍は問題なく完了しそうだ。(The Athletic、Telegraph)

【3月9日】

オマーン航空とのパートナーシップを解消

昨年7月に公式航空会社パートナーとして、オマーン航空と複数年契約を結んだチェルシー。同航空の30周年を記念して、チェルシーと共同で機体カラーリングをデザインするほか、スタンフォードブリッジやクラブのデジタルプラットフォームで、同社のブランディングを行う予定になっていた。

しかし、オマーン航空が規模を縮小するため、チェルシーとパートナーシップを解消したようだ。同航空社は保有する航空機を31機減らし、多くのヨーロッパ便を削減。今回の取引に関与した管理職も会社を去ったようだ。正式には発表されていないが、既にチェルシーの公式HPからも名前が消えており、業績不振によるパートナーシップの解消となったようだ。(Ben Jacobs)

今夏も米国でプレシーズンを開催

チェルシーは3年連続で、米国でプレシーズンを行うことを発表した。既に2試合が決定され、7月24日にレクサム(カリフォルニア)、31日にクラブ・アメリカ(アトランタ)と対戦する。クリス・ジュラセック最高経営責任者(CEO)は、

「昨年のチャペルヒルでの対戦の成功に続き、再びレクサムと対戦できるのは素晴らしいこと。加えて、アトランタに戻ることにも本当に興奮している。メルセデス・ベンツ・スタジアムは本当に素晴らしい会場であり、クラブ・アメリカと対戦する時、米国のファンの前で再びそこでプレーするのが待ちきれないね」

とコメントした。昨夏は米国で5試合を行ったチェルシー。今夏もプレシーズン期間中に5~6試合を行うことが予想される。

【3月11日】

ニューカッスルUに辛勝

プレミアリーグ27試合目が行われ、チェルシーはホームでニューカッスルUと対戦。結果は、3対2でチェルシーが勝利しました。試合後ポチェッティーノ監督は、問題点を指摘、ムドリクのインパクト、パルマー&ジャクソンの成長、ベーリーオーナーとの会話などについて話した。

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 またこの日、26歳の誕生日を勝利で飾ったディサシは、

「私にとって完璧な誕生日(3月11日)になったよ。チームは良いプレーをしたんだ。もちろん、まだ改善する必要があるけど、正しい道を進んでいると思う。そして、これからも今日のようなスピリットを維持していかないといけない」

と喜び、今後も勝利を重ねていきたいと話した。(Chelsea FC)

来季の胸スポンサー候補は?

昨年9月にチェルシーの胸スポンサーとなった『Infinite Athlete(インフィニットアスリート)』。しかし、現状契約が今年の夏までとなっていることから、新たな胸スポンサーを水面下で探している。

最も有力な候補として挙げられているのが『リヤド航空』。チェルシーは既に先方と協議を行っているが、チャンピオンズリーグへの出場が困難な状況にあるため、交渉が難航しているようだ。それに加えて、バンク・オブ・アメリカやマレーシア航空などとも交渉を行っている模様。チェルシーがヨーロッパのコンペティションに出場できるかどうかで、胸スポンサーも大きく変わりそうだ。(Lukasz Baczek)

【3月12日】

ブロヤのレンタル料が支払われる予定

今冬の移籍市場でフルハムにレンタル移籍したアルマンド・ブロヤ。契約形態は珍しいもので、試合の60パーセント以上に出場した場合、レンタル料がかからないという条件になっており、ブロヤのプレミアリーグでの出場機会が増えることが条件となっていた。

しかし、ロドリゴ・ムニスがリーグ戦直近6試合で5ゴールと調子を上げてきている中で、出場時間が限られているブロヤ。次のトッテナム戦(3月16日)から残り試合を全て先発で出場できなければ、レンタル料として400万ポンド(約7億5500万円)を支払うことになっているようだ。(Daily Mail)