ロンドンに来て一番良かった事を明かすパルマー【チェルシー1週間のニュース(2024年2月28日~3月5日)】

ロンドンに来て一番良かった事を明かすパルマー【チェルシー1週間のニュース(2024年2月28日~3月5日)】

チェルシー1週間(2024年2月28日~3月5日)の主なニュースを紹介。『FAカップ準々決勝に進出』、『ベルグストロムが契約延長』、『3月の試合日程』、『ロンドンに来て一番良かった事を明かすパルマー』、『2023年度のチェルシーのユニフォームの売り上げが発表』、『ミケル氏がオシムヘン加入を後押し』、『ダルーサラムアカデミーとの協力協定を締結』などの動きがあった。

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【2月28日】

FAカップ準々決勝に進出

FAカップ5回戦が行われ、チェルシーはホームでリーズユナイテッドと対戦。結果は3対2でチェルシーが勝利。準々決勝に駒を進めた。試合後ポチェッティーノ監督は、『パルマーが先発できなかった理由』、『ムドリクやマドゥエケには時間が必要』、『ギャラガーのパフォーマンスを絶賛』などについて話した。

【関連記事:FAカップ5回戦レポート・ギャラガーの劇的弾でリーズUを下し準々決勝に駒を進める

この日、途中出場から決勝点を決めたギャラガーは、

「ここ数日、みんなが落ち込んでいた。でも、今日のためにしっかりしなければならなかった。今日はみんながよく頑張り、ありがたいことに勝利を収めることができた」

と笑顔で話した。なお準々決勝の対戦相手はレスターシティ(チャンピオンシップ)に決定。試合はホームで3月17日に開催される予定となっている。

【2月29日】

ベルグストロムが契約延長

チェルシーは、ルーカス・ベルグストロム(21・GK)と2025年まで契約を延長したことを発表した。加えて、スウェーデンのIFブロマポイカルナへのレンタル移籍(2025年1月1日まで)が完了した。ベルグストロムは、

「チームはアルスヴェンスカンにステップアップしたし、魅力的なサッカーをしながら、若い選手がここでチャンスを得られることも知っている。興味を持ってもらえたときは、嬉しかったよ。ロンドンには5年半いたし、チェルシーとピーターバラユナイテッドでの時間を楽しんだ。これが僕の次のステップなんだ」

と自身を成長させたいと話した。(Chelsea FC、IF Brommapojkarna)

【3月1日】

3月は4試合が開催

チェルシーは、3月に4試合を行う予定となっている。プレミアリーグ3試合(2日・ブレントフォード、11日・ニューカッスルユナイテッド、30日・バーンリー)に加えて、FAカップ準々決勝のレスターシティ戦が16日にホームで行われる予定だ。なおFAカップを勝ち進んだことで、プレミアリーグのアーセナル戦は延期。FAカップ準々決勝が終わると代表ウィークに入るため、約2週間クラブでの活動が無くなる。

ロンドンに来て一番良かった事を明かすパルマー

ロンドン・フットボール・アワード2024で、コール・パルマーがヤングプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。その時のインタビューで、『ロンドンに来て一番良かった事は?』と聞かれたパルマーは、“チェルシーでプレーをしていることだよ”と答えた。

昨夏、移籍市場最終日にマンチェスターシティからチェルシーに完全移籍したパルマー。ここまで公式戦32試合に出場し、12ゴール・10アシストを記録するなど、素晴らしい活躍を見せている。

なお、この賞はロンドンにあるクラブと所属選手を対象に、元選手らによって決定されおり、過去にはコナー・ギャラガーも同賞を獲得している。(BBC)

ミケル氏がオシムヘン加入を後押し

 チェルシーで公式戦200試合以上に出場し、リーグ、CL、ELなどのタイトル獲得に貢献したジョン・オビ・ミケル氏。カタールでのウェブサミットに出席した際に、ナポリに所属するビクター・オシムヘンがチェルシーに加入する可能性について話をした。

「両者の間には真の関心があると思う。彼はクラブを愛しているし、クラブに来たいと思っている。私やモーゼス、ババヤロなど、あまり多くないナイジェリア人選手に続いてチェルシーでプレーしたいと思っているのは明らかだ。私は今もオシムヘンの代理人で、彼をチェルシーに連れて行こうとしている!その取引の20パーセントに関わっているから、うまくいくことを願っている(笑)。

彼は、PSGやマンチェスターユナイテッドへの興味も持っている。だから、私は彼にメッセージを送り続けている。あまり多くのことを考えすぎず、考えるクラブは“ブルーズ”だけとね」

今夏にストライカー獲得を目指しているチェルシー。オシムヘンには、今夏に有効となる1億2000万ユーロ(約195億円)程度の契約解除条項が設定されていることも伝えられている。(Web Summit Qatar)

【3月2日】

ブレントフォード戦はドロー

プレミアリーグ26試合目が行われ、チェルシーはアウェイでブレントフォードと対戦。結果は、2対2の引き分けに終わった。試合後ポチェッティーノ監督は、3バックを採用した理由、ファンとの関係について、スターリングが先発しなかった理由などについて話した。

【関連記事:プレミアリーグ試合レポート・ブレントフォードに追いつき勝点1を獲得

同点に追いつくゴールを決めたディサシは、

「得点できて嬉しいし、このゴールのおかげで負けなかった。でも、このゴールが勝利につながれば、もっといい気分だろうね。今日はそうではなかったけど、将来はそうなることを願っている。もちろんディフェンダーとして、毎試合プレーするときはクリーンシートが欲しい。我々はこれに取り組まなければならない。そして将来的には、クリーンシートを維持できるようにしなければならない」

と守備面で改善していかなければいけないと話した。

2023年度のチェルシーのユニフォームの売り上げが発表

2023年度のユニフォーム販売で収益が高かったクラブが発表された。チェルシーのナイキ製のユニフォームは8700万ユーロ(約145億円)を売り上げ、世界で8番目に売り上げが多かったクラブとなった。チェルシーは今シーズン胸スポンサーが無い中スタートを切ったが、90年代をモチーフにしたユニフォームが好評だったことから、売り上げを下げずに済んだようだ。なお、1位はバルセロナで1億7900万ユーロ(約291億円)となった。(ESPN)

【2023年度のユニフォーム販売トップ10】

1位:バルセロナ(1億7900万ユーロ)

2位:レアルマドリード(1億5500万ユーロ)

3位:バイエルンミュンヘン(1億4700万ユーロ)

4位:リヴァプール(1億3200万ユーロ)

5位:マンチェスターユナイテッド(1億3000万ユーロ)

6位:PSG(9700万ユーロ)

7位:アーセナル(8900万ユーロ)

8位:チェルシー(8700万ユーロ)

9位:ユベントス(7400万ユーロ)、トッテナム(7400万ユーロ)

【3月3日】

ダルーサラムアカデミーとの協力協定を締結

チェルシーは、セネガルのダルーサラムアカデミーといくつかの協力協定を締結した。これにより、サッカーの将来に向けて、有望で実りある協力関係の基礎が築かれたようだ。アカデミーの会長(Galasse Mbacké)が、チェルシーのトレーニング施設を訪れ、トレーニンググラウンド、ロッカールーム、レストランを視察。ニコラス・ジャクソンやエンソ・フェルナンデス、そしてチェルシーのトレーニングに参加しているダウダ・ディオンとともに、ユニフォームを持って撮影を行った。

なおこの合意には、チェルシーの人材採用・人材担当共同ディレクター、ジョー・シールズ氏が主導。将来の有望な若手を発掘することを目的にしている。(Academie Foot Darou Salam)