ギェケレシュが自身の去就について語る【チェルシー1週間のニュース(2024年1月17日~1月23日)】

ギェケレシュが自身の去就について語る【チェルシー1週間のニュース(2024年1月17日~1月23日)】

チェルシー1週間(2024年1月17日~1月23日)の主なニュースを紹介。『ケパの売却額に難色を示すレアルマドリード』、『13年間在籍したメディカルスタッフが退団』、『カサデイがチェルシーに復帰』、『ギェケレシュが自身の去就について語る』、『カラバオカップ決勝に進出』、『母国に住む家族を心配するカイセド』などの動きがあった。

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【1月18日】

ケパの売却額に難色を示すレアルマドリード

今シーズン レアルマドリードにレンタル移籍しているケパ。チェルシーは今夏に、1700万ポンド(約32億円)程度で売却することを検討している。しかしレアルマドリードはティボー・クルトワが怪我から復帰して、2ndゴールキーパーになる可能性の高いケパに対して、その金額は高すぎると考えており購入する可能性は低くなっているようだ。(The Athletic)

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【1月19日】

13年間在籍したメディカルスタッフが退団

チェルシーのメディカルディレクターを務めていたディミトリオス・カロギアンニディス氏が家庭の事情により、クラブを離れることになった。彼はスタンフォードブリッジで約13年間働いており、2022年10月に現職へ就任。ファーストチームのほか、アカデミーや女子のトップチームでもドクターを務めていた。(The Telegraph)

【1月20日】

カサデイがチェルシーに復帰

チェルシーは、レスターシティにレンタル移籍していたチェーザレ・カサデイがクラブに復帰したことを発表した。レスターでは公式戦25試合に出場し、3ゴール・2アシストを記録していた。

復帰した理由としては、レスリー・ウゴチュクの怪我の状態が良くないこと。加えてロメオ・ラヴィアが怪我で離脱、アンドレイ・サントスも代表チームに帯同していることから、カサデイを復帰させることを決断。既にファーストチームのトレーニングに参加している。(Chelsea FC、Evening Standard)

【1月22日】

ギェケレシュが自身の去就について語る

スポルティングCPに所属するビクトル・ギェケレシュ。チェルシーは、8000万ユーロ(約125億円)+500万ユーロ(約8億円) のオファーを出したと報じられるなど、獲得に興味を示しているようだ。そのような中、彼が去就について話をした。

「それについては何も考えていない。僕はここにいて重要な試合があるので、それに集中している。ソージャルメディアやそのほかの場所で多くの話題があるけど、僕はそれ以外のことを考えていない。試合とこのクラブに集中しているんだ」

とコメントした。今シーズンは公式戦25試合に出場し、22ゴール・10アシストをマークするなど急成長中のギェケレシュ。スポルティングは今冬リリース条項となる1億ユーロ(約160億円)を支払わない限り売却する意向はないと伝えている。(Metro)

モレイラがリヨンからローンバック

昨夏リヨンにレンタル移籍をしていたディエゴ・モレイラがチェルシーに復帰したことを発表した。リヨンでは公式戦9試合に出場していたが、得点やアシストを記録することができずにいた。またリヨンは、ビジャレアルからアルノー・ダンジュマを獲得することを希望しており、そのこともローンバックの一因となったようだ。

なおモレイラは、チェルシーでもプレーをしているため今シーズン中に再びレンタル移籍することはできず、トップチームでトレーニングを行なっていく予定だ。今冬はアンドレイ・サントス、チェーザレ・カサデイ、D・D・フォファナ(※バーンリーへ2度目のレンタル移籍)、ザック・スタージュなど半年間でローンバックする選手が多くいる。(Chelsea FC)

【1月23日】

母国に住む家族を心配するカイセド

今月、国内最大の犯罪組織のリーダーが脱獄して以来、治安が極度に悪化しているエクアドル。ダニエル・ノボア大統領はギャングと「戦争状態」にあるとし、非常事態を宣言した。エクアドルには現在もモイセス・カイセドの家族が住んでおり、本人もかなり心配しているとポチェッティーノ監督が明かした。

「数週間前、彼が本当に心配していたのは事実だよ。現地の状況は正常ではないが、改善しつつあり、今はよりリラックスしている。試合には彼が最高の状態でいることが必要なので、クラブがその選手を助けようとしてくれる」

とクラブ側がサポートしていると話した。加えてエクアドルには2025年に加入予定のケンドリー・パエスも在住。24時間の警備を提供しているとも伝えられている。(Evening Standard)

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カラバオカップ決勝に進出

カラバオカップ準決勝の2ndレグがホームのスタンフォードブリッジで行われ、ミドルズブラ相手に6対1で快勝。1stレグでは、1対0で敗戦したものの2試合の合計6対2でチェルシーが逆転し、決勝進出を決めた。試合後ポチェッティーノ監督は、

「今日はゴール前でとても冷静だった。ファーストレグではそれを欠いていて残念だったけど、今日は本当に良かった。ただ、最後(後半43分)に失点したことについては残念だった。最後まで真剣にプレーする必要があり、1秒1秒を大切にしなくてはいけない。我々はヨーロッパのコンペティションがないから、2月にウェンブリーに行くことを目標にしていた。その仕事は終わったが、次は決勝で勝つこと。私はここでタイトルを獲ることに必死。PSGでは3つのトロフィーを獲得したし、ここでも1つ獲りたい」

とタイトル獲得を目指して戦うことを誓った。なお決勝(2月25日)は、リヴァプールorフルハムの勝者とウェンブリースタジアムで対戦。チェルシーは2014-15シーズン以来となる同大会6度目の優勝を目指す。

ボールドウィン氏が78歳で他界

チェルシーで公式戦239試合に出場し、92ゴールを記録したトミー・ボールドウィン氏が78歳で他界した。1970年にはチェルシーにFAカップ初優勝をもたらせる働きを見せ、さらにカップウィナーズカップ優勝にも貢献していた。チェルシーはクラブの公式サイトを通じて『我々はトミーの家族と友人に心からのお悔やみをお送りします』と哀悼の意を表した。(Chelsea FC)