サンティアゴ・ヒメネスの獲得に関心【チェルシー1週間のニュース（2023年11月22日～28日）】

チェルシー1週間（2023年11月22日～28日）の主なニュースを紹介。『単一オーナー所有クラブ間での“レンタル禁止案”が否決』、『今季の総年俸』、『マラング・サールの現状』、『W・フォファナの復帰時期』、『サンティアゴ・ヒメネス（フェイエノールト）の獲得に関心』などの動きがあった。

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【11月22日】

単一オーナー所有クラブ間での“レンタル禁止案”が否決

プレミアリーグは同一オーナーが保有するクラブ間でのレンタル移籍を、一時的に禁止するという採決を行ったが、可決される条件である『3分の2以上の賛成票』に足らず、否決された。チェルシー、ニューカッスルU、マンチェスターCなど、マルチクラブ・オーナーシップ（MCO）の戦略を取っているクラブが反対票を投じたようだ。

昨夏チェルシーを買収した『BlueCo』は、今年フランスのストラスブールを買収。今夏、アンジェロ・ガブリエルがストラスブールにレンタル移籍中となっており、チェルシーもそこからレンタルという形で、選手を獲得することが可能となっている。（BBC）

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【11月23日】

チェルシー今季の総年俸は？

2023-24シーズンプレミアリーグに所属する20チームの選手の合計賃金について『Planet football』が報じた。チェルシーは1億2800万ポンド（約240億円）で5位、1位はマンチェスターシティで1億9200万ポンド（約360億円）となっている。なお昨シーズンはメンバーが肥大化したこともあり、選手の総賃金が2億800万ポンド（約390億円）となっていたが、年俸の高い選手たちが退団したことで、150億円程度支出を抑えることに成功している。

マラング・サールの現状

2020年夏にフリーで獲得したマラング・サール。昨夏はモナコにレンタル移籍をしていたが、買い取りオプションは行使されず、今夏チェルシーに戻っていた。しかしチーム内に居場所はなく、トップチームでの練習にも参加していない状況が続いている。

そのような中、来冬の移籍市場でローマやミランが獲得に関心を示しているようだ。年俸700万ユーロ（約10億円）程度といわれている彼の年俸を削減することを希望しているチェルシー。1月に何かしらのアクションがありそうだ。（Football Italia）

【11月24日】

W・フォファナの復帰時期

今年7月に、前十字靭帯を負傷し手術を行っていたウェズレイ・フォファナ。今シーズンの出場は難しいと報じられていたが、芝生の上でトレーニングを開始。当初よりも早く復帰する可能性が出てきた。ポチェッティーノ監督は、

「芝生の上を走っているのを見られたのは嬉しかった。ピッチから遠ざかっていた彼に会えたことは、私たちにとっても大きなモチベーションになった。いつチームを助けられるようになるかはわからない。たぶん来年になると思う」

39歳のチアゴ・シウバがディフェンスラインの要となっているが、リーグ戦のクリーンシートは13試合で3つと失点数が増えており、彼の早期復帰を望む声が大きくなってきている。（Chelsea FC）

【11月25日】

ニューカッスルU戦は惨敗

プレミアリーグ13戦目が行われ、チェルシーはアウェイでニューカッスルUと対戦。結果は、4対1でチェルシーが敗北した。試合後ポチェッティーノ監督は、今季最悪のパフォーマンス、直近2試合で計8失点の理由、シウバのミス＆ジェームズの退場などについて話をした。

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また今試合で、失点に直結するミスをしたシウバは自身のSNSで、

「打ちのめされたよ。良い一日ではなかった。敗戦のこと、特に僕を信じ、毎日支えてくれているチームメイトに謝りたい。全責任は僕にある。力を蓄え、より強くなって戻って来る」

と今後の巻き返しを誓った。

【11月27日】

S・ヒメネスの獲得に関心

チェルシーは、フェイエノールトに所属するサンティアゴ・ヒメネス（22・FW）の獲得について興味を示しているようだ。昨シーズンからゴールを量産し始めたストライカーは、今シーズンもここまで公式戦16試合に出場し18ゴール・3アシストを記録。

トッテナムなども関心を示しているようだが、ポチェッティーノ監督はストライカーの獲得を熱望しており、1月に獲得したいようだ。なお移籍金は4000万ユーロ（約65億円）程度になると予想。その他の候補としてイヴァン・トニー（ブレントフォード）、ビクター・オシムヘン（ナポリ）の名前も挙がっている。（TEAMtalk）