ロンドンでの不満を明かすコール・パルマー【チェルシー1週間のニュース(2023年11月15日~21日)】

ロンドンでの不満を明かすコール・パルマー【チェルシー1週間のニュース(2023年11月15日~21日)】

チェルシー1週間(2023年11月15日~21日)の主なニュースを紹介。ドゥジュアン・リチャーズが正式に加入、ロンドンでの不満を明かすパルマー、CROが決定、ミケル氏がチェルシー退団の理由を明かす、1月にアントニオ・ヌサ(クラブブルージュ)の獲得を目指す、My First Gameの取り組みを発表などの動きがあった。

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【11月15日】

D・リチャーズが正式に加入

今年3月に、ジャマイカのフェニックスオールスターズに所属するドゥジュアン・リチャーズと事前契約を結んでいたチェルシー。11月10日に18歳となったことで、正式にチェルシーに加入したこととなり、今後イングランドに渡り、チームに合流する予定となっている。

リチャーズは、昨季アカデミーなどの試合で31ゴール・19アシストを挙げる活躍で注目。ジャマイカ代表にも選出され既に公式戦7試合に出場し、1ゴールを記録している。今後はチェルシーの育成チームなどに所属する予定で、更なる成長が期待されている。(Fabrizio Romano)

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【11月16日】

CROが決定

チェルシーは、最高レベニュー責任者(CRO)として、キャスパー・スティルスヴィグ氏を任命した。同氏は2019年からACミランで同じ役職を務めており、クラブの商業的変革と収益の回復を行っていた。スティルスヴィグ氏は、

「非常にエキサイティングな時期に、チェルシーに加入できることを嬉しく思っています。構築されたワールドクラスのチームの一員として、才能ある同僚たちと働けることを楽しみにしています」

ミランの前には、フルハムやマンチェスターユナイテッドで計11年間働いていたスティルスヴィグ氏。チェルシーの収益をさらに向上させていくはずだ。(Chelsea FC)

パルマーがロンドンでの不満を明かす

今夏、マンチェスターシティからチェルシーに移籍したコール・パルマー。試合以外にマンチェスターを出たことがなかったと明かしていたパルマーは、ロンドンでの生活について1つだけ不満があることを明かした。

「一番困っていること?それは渋滞の問題だよ。それ以外はすべて楽しんでいる。マンチェスターよりも暖かいしね」

チェルシー移籍直後から存在感を示し、イングランドのフル代表にも初選出され、初出場も記録したパルマー。交通問題を解決できれば、さらなる活躍が期待できそうだ。(Independent)

【11月17日】

ミケル氏がチェルシー退団の理由を明かす

2006年~2017年1月までチェルシーに在籍し、公式戦372試合に出場したジョン・オビ・ミケル氏。様々なトロフィー獲得に貢献したが、アントニオ・コンテ監督が理由で退団したことを話した。

「2016年リオデジャネイロオリンピック時に、ナイジェリア代表としてプレーをしたいなら、(チェルシーでは)二度とプレーをすることはできないだろうと言われた。そして私が戻ったとき、彼は二度と僕に話しかけなかった。リザーブチームに送くられ、一人でトレーニングをスタートしたんだ」

オーバーエイジ枠でナイジェリア代表に招集され、銅メダルを獲得したが、その代償としてチェルシーでの居場所がなくなったことを明かした。2022年9月に現役引退を発表したミケル。現在は自身が務めるポッドキャストなどで、現役時代の事や選手をゲストに呼ぶなど、様々なトークテーマで視聴者を楽しませている。(FIVE)

【11月19日】

1月にA・ヌサの獲得を目指す

チェルシーは1月の移籍市場で、クラブブルージュに所属するアントニオ・ヌサ(18・WG)の獲得を再度目指す可能性があるようだ。今夏の移籍市場最終日に獲得に動いていたチェルシーは、2300万ポンド(約42億円)のオファーを提示したが、ムサは残留することを決めていた。

しかし1月には、トッテナムやフルハムなども獲得に関心を示しているようで、移籍金は3000万ポンド(約55億円)に設定されているようだ。ノルウェー代表で共にプレーしているマルティン・ウーデゴールは、

「素晴らしい選手だよ! 彼は信じられないほどエキサイティングな選手。見ての通り、彼がボールを手にすると、すべてがエキサイティング。彼はまだ若いし、これからもっと良くなるだろう」

とコメント。今シーズンは公式戦17試合に出場し、2ゴール・3アシストを記録している。(Football Insider)

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【11月20日】

My First Gameの取り組みを発表

クラブとチェルシー財団は、地元住民やコミュニティメンバーがスタンフォードブリッジでの最初の試合を確実に観戦できるようにする新しい取り組みを開始することを発表した。

この「My First Game」を通じて 500 枚を超えるチケットが利用可能になり、シーズンの残り期間中、ホームで行われる男女チームの各試合で30枚のチケットが利用可能となる。対象者は、スタジアムから半径 1 マイル以内に住んでいるか学校に通っている人で、チケットの価格は大人 25 ポンド(約4600円)、子供は無料で参加できるようになっている。

チェルシー財団理事長のダニエル・フィンケルスタイン卿は、

「500人以上の地元住民に、チェルシーFCのホームでの初めての試合を観戦する機会が提供される『My First Game』構想を発表できることをうれしく思います。この計画により、地元に住んでいるか、学校に通っている250人以上の子供たちが無料で最初の試合に参加できる可能性があり、次世代のチェルシーファンの育成に貢献することになるでしょう」

と地元住人に観戦の機会を与えることで、次世代のファンを創出したいと明かした。(Chelsea FC)