コナー・ギャラガーに契約延長を打診予定【チェルシー1週間のニュース(2023年10月4日~10月10日)】

コナー・ギャラガーに契約延長を打診予定【チェルシー1週間のニュース(2023年10月4日~10月10日)】

チェルシー1週間(2023年10月4日~10月10日)の主なニュースを紹介。FAから1600万円の罰金を科されたジェームズ、15歳のJ・ホール獲得に関心、チェルシーの人事が変更、レクソナと2年間の契約延長、ギャラガーに契約延長を打診予定、エデン・アザールが現役引退を発表、ルカクの価格を67億円に設定、ロイク・レミーが現役引退などの動きがあった。

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【10月4日】

FAから1600万円の罰金を科されたジェームズ

リース・ジェームズは、アストンヴィラ戦のトンネル内で、主審に対して暴言を吐いたとしてFAから告発されていました。その件に対してFAは、ジェームズに1試合の出場禁止と9万ポンド(約1600万円)の罰金を科した。1試合禁止は、10月7日に行われたバーンリー戦で適用。ジェームズは、インターナショナルブレイク明けのアーセナル戦(10月21日)から復帰予定となっている。

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15歳のJ・ホール獲得に関心

チェルシーは、ニューヨークレッドブルズに所属しているジュリアン・ホール(15・アメリカ・ウイング)の獲得を希望している。彼は先日行われたシカゴファイアー戦でデビュー。MLS史上2番目に若い選手となった。チェルシーのほか、マンチェスターユナイテッド、マンチェスターシティ、レアルマドリードなども注視しているようだ。(Evening Standard)

【10月5日】

チェルシーの人事が変更

チェルシーはCOO(最高執行責任者)として、ジェイソン・ギャノン氏を雇用したようだ。彼は、NFL・ロサンゼルスチャージャーズでSoFi スタジアムのマネージングディレクターを務めていたことから、スタンフォードブリッジの再開発計画を主導することが予想されている。

加えて、スタッシュのアドリエル・ラレス氏が最高財務責任者に任命。元マンチェスターユナイテッドのスポンサーシップディレクターで、現在ACミランで働いているキャスパー・スティルスヴィグ氏が、来月チーフレベニューオフィサーとしてチェルシーに来る予定となっている。(Daily Mail)

レクソナと2年間の契約延長

チェルシーは、レクソナ(Rexena)とのパートナーシップを2年間延長したことを発表した。加えて、ベン・チルウェルがブランドのアンバサダーとして新たな役割を担います。最高経営責任者であるクリス・ジュラセック氏は、

「2017年からのレクソナとのパートナーシップを誇りに思っており、この一流ブランドとの関係をさらに2年間延長できることに感激している。私たちのパートナーシップにとって大成功を収めた1年を経て、継続的なコラボレーションと、私たちの何百万人ものファンを楽しませ、魅了する革新的なアクティベーションを創造することを楽しみにしています」

コメントした。(Chelsea FC)

【10月6日】

ギャラガーに契約延長を打診予定

チェルシーはコナー・ギャラガーと、契約延長についての交渉を検討しているようだ。今夏には、トッテナムなどの移籍の噂もあったギャラガーだが、本人はチェルシーに貢献することを希望。ポチェッティーノ監督からも評価されており、ここまでリーグ戦全試合に出場。加えて、ジェームズとチルウェルが揃って負傷離脱中という中、キャプテンを任されるほど信頼されている。現在、2025年夏までの契約となっているが、双方にとってのベストを探るべく、会談を計画中。ジェームズやチルウェルと同等にチームにおいて重要な存在となっている。(Daily Mail、Fabrizio Romano)

【10月7日】

4得点でリーグ連勝

プレミアリーグ8戦目が行われ、チェルシーはアウェイでバーンリーと対戦。結果は1対4でチェルシーが快勝した。ポチェッティーノ監督は、今試合のキーポイント、チームの調子が上がってきた理由、スターリングとパルマーの好パフォーマンスなどについて話をした。

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この試合でリーグ初ゴールを決めたパルマーは、

「インターナショナルブレイクに入るためには、いい結果を残すことが重要だとわかっていたから、僕らにとっては大きな勝利だった。チェルシーでの最初のゴール。そして、プレミアリーグで初めてゴールを決められたから本当に気分が良いね。得点をして、アシストを記録することは本当に嬉しいけど、勝点3を獲得することがメインで、私たちはそれを達成できた。インターナショナルブレイク後も、チームとしてこのパフォーマンスをできることを願っている」(Chelsea FC) 

【10月10日】

エデン・アザールが現役引退を発表

2012年夏にチェルシーに加入後、公式戦352試合に出場し110ゴール・92アシストを記録していたエデン・アザールが自身のSNSで現役引退を発表した。

「16年間、700試合以上に出場してきたプロサッカー選手としてのキャリアに終止符を打つことにしたんだ。 自分の夢を実現することができたし、世界中の多くのピッチでプレーをして楽しんできた。キャリアの中で、素晴らしい監督、コーチ、チームメイトに出会えたことは幸運だった。私がプレーしたクラブ、LOSC、チェルシー、レアルマドリードにも感謝をしたい。 そして、これまで何年も私を追いかけてくれたファンのみんな、そして私がプレーをした場所で励ましてくれたファンのみんなに感謝をしたい。今は愛する人たちと楽しみ、新しい経験をする時なんだ」

というコメントを投稿した。チェルシーには2019年夏まで在籍し、プレミアリーグ、ヨーロッパリーグ、FAカップ、リーグカップの優勝に貢献。

その後、自身の夢であったレアルマドリードに移籍したが、怪我が続き今夏に退団。フリーとなり去就が注目されていたが、32歳で引退を決断した。将来、何かしらの役職でチェルシーに戻ってきてくれる日をサポーターは心待ちにしているはずだ。

ルカクの価格を67億円に設定

今シーズン、ローマにレンタル移籍中のロメル・ルカク。加入後は、公式戦8試合で7得点を記録するなど活躍を見せている中、チェルシーは来夏に完全移籍で放出を希望している。ルカクとチェルシーは、今後2年間の給与を減額すること、そして契約解除条項(約3700万ポンド・約67億円)についても合意しており、67億円程度の金額を払えば、ローマも含めて、どのクラブでも彼の獲得が可能になる。このままの調子を維持し、来夏は完全移籍でチェルシーを退団する可能性が高くなっている。(Fabrizio Romano)

ロイク・レミーが現役引退

2014年にチェルシーに加入し、公式戦47試合で13ゴールを記録していたロイク・レミーが現役を引退したと所属していたスタッド・ブレストが発表した。チェルシーでは2015年にリーグ&リーグカップの優勝に貢献。その後、ラス・パルマス、ヘタフェ、リールなどでプレーし、36歳でプロ選手としてのキャリアに終止符を打つ決断をした。