バーンリーに快勝してリーグ2連勝となったチェルシー。スターリング&パルマーの好プレーについてポチェッティーノ監督が言及

バーンリーに快勝してリーグ2連勝となったチェルシー。スターリング&パルマーの好プレーについてポチェッティーノ監督が言及

2023年10月7日に、2023-24シーズンのプレミアリーグ8戦目が行われ、チェルシーはアウェイでバーンリーと対戦。結果は、1対4でチェルシーが快勝した。

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スターティングメンバーは、サンチェス、ククレジャ、シウバ、ディサシ、コルウィル、カイセド、ギャラガー、フェルナンデス、スターリング、パルマー、ブロヤでフォーメーションは4-2-3-1。

サブメンバーは、ペトロヴィッチ、マートセン、ギルクリスト、ウゴチュク、マドゥエケ、チュクエメカ、マトス、ムドリク、ジャクソン。

リーグ7戦を終えて、2勝2分3敗と11位につけているチェルシー。上位進出を目指し、リーグ2連勝を狙って戦いに挑んだ。

試合が動いたのが前半15分。相手陣内から上手くボールを運ばれ、最後はボックス左に入り込んだオドベールが、ククレジャの股下を通すシュート。これが右隅に決まり、バーンリーに先制を許してしまう。

1点ビハインドとなったチェルシーは、守りを固めるバーンリーの守備を崩せずに苦戦…しかし前半42分に左サイドからスターリングが仕掛け、中央へクロスボールを入れると、これがアル・ダヒルの太ももに当たりオウンゴール。試合を振り出し戻して、前半を終えた。

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後半開始に合わせて、ブロヤに変えジャクソンを投入。後半もスターリングを中心にして、攻撃を展開すると、後半3分にスターリング自身が縦へ突破。ペナルティエリア内に侵入したときに、ヴィチーニョに倒されPKの判定となり、キッカーを務めたパルマーが右隅に決め逆転。パルマーは、リーグ&チェルシーで初ゴールを記録した。

さらに後半20分には、ギャラガーのスルーパスに反応したスターリングがボックス内に入ると、そのまま左足を振り、右サイドネットに突き刺し追加点。その10分後には、またもスターリングが左サイドからドリブルで抜け出し、中央へクロスを供給。ファーサイドのパルマーに渡ると、タイミングを見て中央のジャクソンに渡し、切り返しから左足で決め、4点とリードを広げる。

その後、マートセンとムドリクが投入されるが、5得点目は奪えず1対4で試合終了。チェルシーは今季公式戦で初の4ゴールを記録。加えて、公式戦3連勝となった。試合後ポチェッティーノ監督は、

「パフォーマンスは素晴らしかったし、信用に値するプレーを見せてくれた。チャンスを作っていた状況から、失点をしまったことは不公平に感じたが、堅実にプレーをして、前半が終わる前に得点することができた。それが後半に役立ったんだ。今回は、前のインターナショナルブレイクとは異なる気持ちで休憩に入ることができた」

とノッティンガムフォレストに敗れて代表戦に入ってしまった前回とは違い、チームの調子は上向いているようだ。

「ノッティンガムフォレストやウエストハムユナイテッドとの試合に敗れたとき、私たちはチームとして構築中だった。非常によいパフォーマンスしていたけど、選手たちはチームにより良い品質を加えるために、改善する必要があることをよく知っていた。てもそれは時間とともに、お互いを知り、プレーに反映されていった。

私たちはあまりにも多くの問題に苦しんでいたけど、選手が回復してきて、チームのレベルを上げるのにも役立っている。競争が厳しくなれば、メンバーを選ぶのが難しくなってくる。でも、それは私が好きなこと。選手がすべてフィットしたら、それは大規模な競争になる。大きなもののために戦いたい場合には、必要なレベルを維持することが大切。チームにとって良いことなんだ」

復帰したブロヤやチュクエメカ、さらに復帰間近のジェームズやバディアシルらが戻ってくることで、チームをさらに構築していけると語った。最後に、全ての得点に関与したスターリングとプレミアリーグで初ゴールを決めたパルマーについて話をした。

「すべての選手が良いプレーをしようとしているし、今日も彼はゴールに絡んでくれた。スターリングは良いプレーをするのが仕事だからね。私はとても幸せで、チームもとてもハッピーだよ。そして、私は彼が(代表選出に)値すると思っている。彼はパフォーマンスをする必要があることを知っていて、決定が間違っていたことを代表チームの監督に示す必要がある選手。パフォーマンスとゴールで、代表に行く価値を示していきたい。

パルマーに関しては非常に才能のある選手で、クオリティがある。移籍市場が閉まる前日に、彼が到着したときは驚いたよ。彼は状況を読み、あらゆる状況でチームが何を必要としているか、チームメイトとリンクできる選手になっている。まだ非常に若いが、素晴らしい人格を持っており、今日我々が見たような才能とクオリティを持っている」

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リーグ戦で4得点以上取ったのは、2022年4月(サウサンプトン戦・6得点)以来となったチェルシー。インターナショナルブレイク期間中には『残った選手を改善させて、怪我人の回復に努めたい』と話したポチェッティーノ監督。

次節は10月21日のアーセナル戦。ビッグロンドンダービーで勝利することができれば、さらにチームに勢いがつくことは間違いない。