M・オリーセの獲得に失敗。次の候補者は？【チェルシー1週間のニュース（2023年8月15日～8月21日）】

チェルシー1週間（2023年8月15日～8月21日）の主なニュースを紹介。カサデイがレスターシティにレンタル移籍、M・オリーセの獲得に失敗。次の候補者は？、ラヴィアがサウサンプトンから加入、リース・ジェームズが怪我で離脱、ゴールキーパー・ペトロビッチの獲得に合意、ツィエクがガラタサライへレンタル移籍などの動きがあった。

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【8月16日】

カサデイがレスターシティにレンタル移籍

チェルシーはチェーザレ・カサデイが、レスターシティ(チャンピオンシップ)にシーズンローンで移籍したことを発表した。カサデイは米国で行われたプレシーズンに帯同し、4試合に出場するなど、着実に成長。レスターシティは、マンチェスターシティのアシスタントコーチであったイタリア人のエンツォ・マレスカ氏が新監督に就任したことで、カサデイの獲得を熱望。移籍直後のカーディフ戦に途中出場したカサデイは、後半のアディショナルタイムに決勝点をマークするなど、既にインパクトを残している。

加えて、ハーヴィー・ヴェイルが、ブリストルローヴァーズにシーズンローンで移籍したことも発表。昨シーズンのハルシティ移籍に続いて、2度目のレンタル移籍となる。（Chelsea FC）

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【8月17日】

M・オリーセの獲得に失敗

クリスタルパレスに所属するマイケル・オリーセの獲得に近づいていたチェルシー。しかし、クリスタルパレスはオリーセを獲得しようとした際の行為が一線を越えていたことを主張し、非公式ながらチェルシー側に不満を表明。チェルシー側は違法な接触などしていないことを強調していたが、クリスタルパレスがクラブの弁護士に対して、オリーセ獲得の接触の仕方について、法廷に行くことを検討する意向をチェルシー側に伝えた模様。これにより、移籍は破談となり、オリーセはクリスタルパレスと4年間の契約延長にサインした。

攻撃的な選手を獲得したいチェルシーは、ラヤン・チェルキ（リヨン）、ブラッドリー・バルコラ（リヨン）、モハメド・クドゥス（アヤックス）、ブレナン・ジョンソン（ノッティンガムフォレスト）などをリストアップしている。（RMC Sport、The Guardian）

【8月18日】

ラヴィアがサウサンプトンから加入

チェルシーは、サウサンプトンからロメオ・ラヴィアを獲得したことを発表。2030年夏までとなる7年間の長期契約を締結した。移籍金は6200万ユーロ（約98億円）＋600万ユーロ（約9億円）。なおラヴィアとサウサンプトンの契約には売却条項が設定されていることから、古巣のマンチェスターシティにサウサンプトンが得た利益の20パーセントが支払われることになる。

ラヴィアは2004年生まれの19歳。母国ベルギーのアンデルレヒトで育つと、2020年夏にマンチェスターシティのアカデミーに加入。昨年夏にサウサンプトンへ完全移籍。昨シーズンはハムストリングの負傷により離脱する時期もあったものの、公式戦34試合に出場し、1ゴール・1アシストを記録。今年3月に行われた国際親善試合のドイツ代表戦で、代表デビューも飾っていた。（Chelsea FC、The Athletic）

ジェームズが怪我で離脱

今シーズンよりチェルシーのキャプテンに就任したリース・ジェームズだが、練習中にハムストリングを負傷したことが明らかになった。ポチェッティーノ監督は、

「数日で治るものではないし、数週間でも無理かもしれない。今一番大事なことは、問題を事前に解決し、彼が再びプレーし始める時には以前よりも完全なコンディションにするために努力すること。だからこそ、私たちは日々彼の状態を評価し、毎日プランを立てようとしている」

とコメント。幸い重傷ではなかったようだが、それでも1カ月程度は欠場する見込みだ。開幕前にはエンクンクが膝を負傷し、年内まで欠場する予定。昨シーズンに続き、怪我人で悩まされそうだ。（Chelsea FC）

【8月20日】

ツィエクがガラタサライへレンタル移籍

チェルシーは、ハキム・ツィエクがガラタサライにローン移籍したことを発表。なお、今回の契約には買い取り義務が発生する。ツィエクは2020年夏にチェルシーに加入後、公式戦107試合に出場し、14ゴール・13アシストを記録していた。（Chelsea FC）

【8月21日】

ウエストハムU戦で早くも黒星

プレミアリーグ2戦目が行われ、チェルシーはアウェイでウエストハムユナイテッドと対戦。結果は3対1でチェルシーが敗北し、早くも黒星がついた。試合後ポチェッティーノ監督は、心配事は結果がついていないこと、カイセドのデビュー、ムドリクのパフォーマンス、チュクエメカの怪我などについてコメントをした。

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GK・ペトロビッチの獲得に合意

チェルシーは、MLSのニューイングランドレボリューションに所属しているジョルジェ・ペトロビッチ(23・セルビア・GK)の獲得について、口頭で合意した。移籍金は1600万ユーロ(約25億円)程度。チェルシーはブライトンからロベルト・サンチェスを獲得したものの、今夏エドゥアール・メンディがアル・アハリに完全移籍。その後、ケパがレンタル移籍でレアルマドリードに移籍してしまったため、ゴールキーパーの獲得を検討し、彼の獲得に至った。ペトロビッチは、昨シーズンは公式戦25試合に出場し、8つのクリーンシートを記録していた。（Evening Standard、Fabrizio Romano）